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献血

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
献血のピクトグラム

献血(けんけつ)とは、輸血血液製剤製造のために無償で血液を提供することである。

概説

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代替血液は開発されてはいるが供給に限度があり、輸血は血を使用せざるを得ない。献血制度が整備される以前は売血によって血液の需要を満たしていたが、金銭を得る目的で過度に売血をする者が多数現れ、これらから得られる血液の低質な「黄色い血液」や供血者の健康面で問題が多かった。

「献血」の語は日本赤十字社中央血液センター所長の大林静男博士によって提唱された。クリスチャンの大林は、輸血可能血液量とその復活量の関係とキリスト教会における「什一献金」から発想のきっかけを得た。

安全性

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HIV[1]HIV

調

血小板献血におけるCD4+リンパ球低下の懸念

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100200CD4+200/μl[2][3][4]



CD4+200/μlHIVHIVHIVCD4+HIV

CD4+200/μl

SARS-CoV-2[5]

[6]

日本における献血

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献血検診車による献血街頭活動(兵庫県神戸市須磨区名谷駅前)



200519642005

種類と基準

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大別して、血液の成分すべてを採取する「全血献血」と、特定の成分のみを採取する「成分献血」がある[7][8]。基準を満たし同意を得た者は600ミリリットル (mL) の成分献血が可能である[9]

  • 全血献血
    • 200mL献血
    • 400mL献血(条件を満たしていれば、200よりもこちらの400ccにするよう要請される。理由は後述)
  • 成分献血
献血の種類
全血献血 成分献血
200mL献血 400mL献血 血漿献血 血小板献血
一回当たりの献血量 200mL 400mL 600mL以下[注 1] 400mL以下
年齢 16 - 69歳
  • 男性:17 - 69歳
  • 女性:18 - 69歳
18 - 69歳
  • 男性:18 - 69歳
  • 女性:18 - 54歳
体重
  • 男性:45kg以上
  • 女性:40kg以上
50kg以上
  • 男性:45kg以上
  • 女性:40kg以上
最高血圧 90mmHg以上179mmHg以下
最低血圧 50mmHg以上109mmHg以下
脈拍 40回/分以上100回/分以下
体温 37.5℃未満
血色素量
  • 男性:12.5g/dL以上
  • 女性:12.0g/dL以上
  • 男性:13.0g/dL以上
  • 女性:12.5g/dL以上
12.0g/dL以上[注 2]
血小板数 規定なし 15万/uL以上
年間可能献血回数
  • 男性:6回
  • 女性:4回
  • 男性:3回
  • 女性:2回
24回[注 3]
年間総献血量
  • 男性:1200mL以内
  • 女性:800mL以内
規定なし
次回献血可能日 男女とも4週間後
  • 男女とも8週間後(成分献血)
  • 男性:12週間後(全血献血)
  • 女性:16週間後(全血献血)
男女とも2週間後
  • ※全血献血は年間採血量に限度があり、男性では1,200mL・女性では800mL。
  • ※成分献血は年間回数に限度があり、血小板は1回を2回に換算して合計24回。

65696064

400mL200mL400mL1漿200mL400mL

34調30 - 90

400mL400mL漿[ 4]

漿14444漿

110+漿20

201141400mL1817185469[10]

201841136552364[11]

202091[12][13]

献血の方法

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日本における街頭献血の様子(神戸市名谷駅前)

準備

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献血にまず必要なものは自信を持って「標準的な範囲で健康」であると言える肉体である。そのうえで、初回の献血時もしくは2004年10月1日以降に血液センター身分証明書の提示がない場合、もしくは献血カードの献血履歴の血液センター名の右側に「1」、2006年10月1日のカード移行後に献血していない場合や、献血手帳に「確認1」、がそれぞれ記載されていない場合、献血者の本人確認のために身分証明書の提示を求める。未確認者から身分証明が2回連続でなされなかった場合は献血申し出を断る規定が2018年4月から導入された。受付時に静脈認証または暗証番号による本人確認を行い、問診・検査・採血では氏名・生年月日・血液型を必ず質問する。なお、この質問項目は厳格に決められているわけではなく、ルームによっては「氏名のみ質問」「氏名に加え、生年月日か血液型のいずれか一方を質問」とする場合もある。もちろんカルテから確認できる内容であるが、取り違い防止のために実施している。

血液センターや献血ルームによっては需給の調整のため、電話やウェブによる事前予約を勧めている場所もある。特殊な血液型ヒト白血球型抗原 (HLA) 適合を要求される場合などは、あらかじめ登録された人などに対して献血要請を行う場合がある。毎年献血者数が減少する時期は、先に献血要請を出す場合もある。

献血できる場所

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移動採血車による街頭での献血。車体左側は天幕が展開可能で、テントを張らない場合は天幕下に受付の机が置かれる。写真の右手に見えるのは受付用テント。(2006年3月、福岡市博多駅前にて撮影)
千葉県、船橋フェイスビル献血ルームの様子(リニューアル前)。順番待ちや献血後の休憩などのために、イスやテーブルが用意されている。順番がきたら奥の採血室に入り献血を行う。

献血は各地にある血液センターや献血ルームのほか、駅前や繁華街などに派遣されるバス型の移動採血車で行われる。移動採血車は会場によっては、ほかの移動採血車やテントなどを運ぶ軽トラックやワゴン車などの資材車と2台またはそれ以上のキャラバンが編成される場合もある。

  • 移動採血車は、街頭献血と呼ばれる駅前や繁華街などでの一般への協力の呼びかけや企業や学校などの集団献血などで利用される。おもに200mL、400mLの採血を行う。医療機関からの需要により400mLの受付を中心としている。
  • 成分献血専用車両を整備するなど、移動採血車で成分献血を実施する事例もある。
  • 血液センターや献血ルームでは成分献血が広く行われている[注 5]

献血の手順

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90mmHg2mLA



40401

18 (G) [14]使使

穿穿

200mL400mL5 - 1530 - 90



2

漿

調

退DVD

献血後

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20

1![15]


(一)

(二)

(三)使

(四)HIV6

(五)1 - 4


6

#

尿尿尿


献血会場でのサービス

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献血会場では、献血前のリラックスや献血後の休息・水分補給のため、菓子や飲み物が提供されている。長時間にわたる献血に備えて、読書やDVDコーナーなども充実しているところ(献血ルーム、成分献血専用採血車)が多くなった。

検査サービス

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ABORh78[16]便

BCHTLV-1HIV

統計

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献血者数の推移

総献血者数(万人) 対前年比 成分献血者数 対前年比 400mL献血者数 対前年比 200mL献血者数 対前年比
1998 613.7 増加 2.3% 151.3 増加 12.5% 270.9 増加 1.7% 191.4 減少 3.7%
1999 613.9 0.0% 161.0 増加 6.5% 276.7 増加 2.1% 176.0 減少 8.0%
2000 587.7 減少 4.3% 160.8 減少 0.2% 272.6 減少 1.5% 154.3 減少 12.3%
2001 577.4 減少 1.8% 169.5 増加 5.4% 272.7 0.0% 135.1 減少 12.4%
2002 578.4 増加 0.2% 182.9 増加 7.9% 275.1 増加 0.9% 120.2 減少 11.0%
2003 562.1 減少 2.8% 173.2 減少 5.3% 276.6 増加 0.5% 112.2 減少 6.7%
2004 547.3 減少 2.6% 170.9 減少 1.3% 268.6 増加 2.9% 107.6 減少 4.0%
2005 532.0 減少 2.8% 156.0 減少 8.7% 276.0 増加 2.7% 100.0 減少 7.1%
2006 498.7 減少 6.3% 137.3 減少 12.0% 276.1 0.0% 85.3 減少 14.6%
2007 493.9 減少 1.0% 142.5 増加 3.8% 293.1 増加 6.2% 58.2 減少 31.7%
2008 507.7 増加 2.8% 155.6 増加 9.2% 303.0 増加 3.4% 49.0 減少 15.9%
2009 528.7 増加 4.1% 165.8 増加 6.5% 316.1 増加 4.3% 46.6 減少 4.8%
2010 531.8 増加 0.6% 158.9 増加 4.2% 327.0 増加 3.4% 45.9 減少 1.7%

献血量の推移

献血量合計(万L) 対前年比 成分献血 対前年比 400mL献血 対前年比 200mL献血 対前年比
1998 209.4 増加 8.2% 62.7 増加 33.3% 108.3 増加 1.7% 38.2 減少 3.7%
1999 212.9 増加 2.7% 67.0 増加 10.4% 110.7 増加 2.1% 35.2 減少 8.0%
2000 207.5 減少 2.5% 67.6 増加 1.0% 109.0 減少 1.5% 30.8 減少 12.3%
2001 208.7 増加 0.6% 72.6 増加 7.3% 109.0 0.0% 27.0 減少 12.4%
2002 213.3 増加 2.2% 79.1 増加 9.0% 110.0 増加 0.9% 24.0 減少 11.0%
2003 207.8 減少 2.6% 74.7 減少 5.6% 110.6 増加 0.5% 22.4 減少 6.7%
2004 201.8 減少 2.9% 72.8 減少 2.5% 107.4 減少 2.9% 21.5 減少 4.0%
2005 196.0 減少 2.9% 65.6 減少 9.9% 110.4 増加 2.7% 20.0 減少 7.1%
2006 184.1 減少 6.0% 56.6 減少 13.6% 110.4 0.0% 17.0 減少 14.6%
2007 188.7 増加 2.5% 59.8 増加 5.5% 117.2 増加 6.2% 11.6 減少 31.7%
2008 197.2 増加 4.5% 66.2 増加 10.7% 121.2 増加 3.4% 9.8 減少 15.9%
2009 206.9 増加 4.9% 71.1 増加 7.4% 126.4 増加 4.3% 9.3 減少 4.8%
2010 206.8 0.0% 66.8 減少 6.0% 130.8 増加 3.4% 9.1 減少 1.7%

血液供給収入の推移

年度 血液事業収入(億円) 対前年比 成分製剤供給収入 分画製剤供給収入 原料血液供給収入
2006 1327.3
2007 1481.8 増加 11.6% 1277.3 107.4 94.9
2008 1519.5 増加 2.5% 1317.2 104.2 96.1
2009 1564.9 増加 2.9% 1370.0 102.6 90.3
2010 1596.0 増加 1.9% 1412.2 101.1 80.4

1985年の献血実績を2008年と比較すると、10代、20代ともに献血者が大幅に減っている[17]。1985年時点での16 - 19歳(10代)は献血者179万人、献血率[注 6]25%で、20代は献血者260万人、献血率は17.6%だった。しかし2008年度は16 - 19歳の献血者が1985年の5分の1に、20代は半分以下になった。人通りの多い駅前や繁華街、さらに職場や学校などへの移動採血車の出動を増やしたり、移動採血車の出動場所や献血ルーム周辺での呼び込みを強化したりしている[18]

献血ができない例

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献血する人への負担軽減の理由から

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調

2



尿

4

40kg45kg200mL50kg400mL

6560 - 64



6

Hb


輸血される側の安全の理由から

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調


5

ALTAST


感染症疾患
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採血された血液は抗HBs抗体、抗HBc抗体、抗HCV抗体、HIV-1抗体、HTLV-1抗体、パルボウイルスや梅毒の7項目を検査されるが、感染後まもないウイルスはウインドウ・ピリオド期間内では検知できずに、輸血による二次感染を招いた事例がある。以下に当てはまる場合は献血を辞退し、献血後に気付いた場合は輸血を防ぐために一刻も早く血液センターへ連絡する必要がある。

  • HIV感染の可能性がある場合(6か月以内に不特定の異性と性的接触を持った、同性同士で性的接触を持った、覚醒剤・麻薬類の注射、針刺し事故の経験およびHIV陽性者・エイズ発症者)。
  • 肝炎ウイルス感染の可能性がある場合(急性のA、E型は治癒後6か月で献血可能だが、B、C型のキャリアは根治後もできない)。
  • 伝染性紅斑感染の疑いがあるか、家族または周囲の集団にいる場合。
  • 新型インフルエンザウイルス感染の疑いがある場合。輸血を通じて感染するおそれがあるため、献血してから発覚した場合はただちに連絡を入れる必要がある。
服薬・輸血
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33

[19][20]

2[21]1[22]5

1HB1

使

使使1
歯科・外科治療
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  • 抜歯、出血を伴う歯科施術後3日間(歯石取りなどの施術も含まれる)。
  • 輸血(自己血を除く)・臓器移植を伴わない外傷疾病による手術後は最低6か月間。
vCJD関連・日本国外渡航者
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420052

vCJD
vCJD200523

19803565
1980199612010127131[23]


vCJD
予防接種投与
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投与後、一定期間の献血が不可能となる。

24時間(不活化ワクチンおよびトキソイド)
A型肝炎、インフルエンザ、日本脳炎、コレラ、肺炎球菌、百日咳、破傷風、新型コロナウイルス(一部[24]
48時間
新型コロナウイルス(RNAワクチン(mRNAワクチンを含む) : ファイザー社製武田/モデルナ社製など[24]
4週間
B型肝炎、おたふくかぜ、風疹、BCG
6週間
新型コロナウイルス(ウイルスベクターワクチン : アストラゼネカ社製など[24]
2か月
天然痘
3か月(抗血清)
破傷風、蛇毒、ガス壊疽、ボツリヌス
6か月
抗HBsヒト免疫グロブリン
1年
狂犬病ワクチン
外傷・皮膚疾患
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使使11

6[25]












献血カードと献血手帳

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献血手帳

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10400mL400mL12131995411

4411

 - 1981

献血カード「愛-Ca(アイカ)」の導入

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献血カード「愛-Ca(アイカ)」

20061020068200610

420145

ABORh3[ 7]

1998使

2011103[26]

献血手帳の歴史

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1952

1954

1961

1962

1964

1965

1970

1980

1982

200610-ca使[27]

表彰

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献血100回金色有効賞

献血回数70回で銀色有功章が、献血回数100回で金色有功章が日本赤十字社から授与される。

複数回献血クラブ(ラブラッド)

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2018年10月29日に愛称を「ラブラッド」に統一し、全国共通で利用できるサイトを立ち上げた[28][29]。安全な献血者を安定的に確保することを目的として、各都道府県の血液センターで運営されている[30]。年間複数回、400mL献血・成分献血が可能な会員を募集している。

会員登録は献血者コード(2桁+8桁の番号)が必要で、1994年(平成6年)4月以降に一度献血をして、献血者コードを取得する必要がある。会員登録すると、血液センターからキャンペーンやイベントなどを知らせるメールや、事故や災害などで、血液が大量かつ緊急に必要な際や、特定の血液型が非常に不足したときなどに献血依頼メールが届く(献血は強制ではない)。献血依頼メールは、前回との献血の間隔や年間の献血回数の条件をクリアした人の中から、そのときに足りない血液型の会員に必要な人数に送られる。

会員特典

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  • インターネット上で自分の血液検査の結果閲覧[31](献血者コードと会員登録時に設定したパスワードが必要)
  • 献血カードを会員専用献血カード(黒地に世界地図または赤地にけんけつちゃん)に切替(2011年10月3日から)
  • 成分献血の日時指定予約
  • 400mL献血の日時指定予約
  • その他、血液センターごとに特典が用意されている場合もある(カイロプラクティック、マッサージなど)

愛称

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血液センターごとに愛称を設定している場合がある。

  • 群馬県、埼玉県、東京都、新潟県、三重県:携帯メールクラブ
  • 北海道:ひまわりCROSSメールクラブ
  • 宮城県:けんけつくらぶ
  • 茨城県:ネット・ケイタイクラブ
  • 千葉県:複数回献血くらぶ
  • 神奈川県:かながわ献血メールクラブ
  • 富山県:献血LOVEメールクラブ
  • 福井県:複数回献血クラブIBUKI
  • 山梨県:メールクラブ山梨
  • 長野県:複数回献血クラブAOBA(あおば)
  • 滋賀県:くるくるトマト
  • 京都府:献血Friends
  • 大阪府:けんけつE倶楽部
  • 兵庫県:プラス1献血クラブ
  • 奈良県:ハーディアクラブ
  • 鳥取県:ほっとクラブ
  • 島根県:複数回献血クラブ
  • 広島県:eハート
  • 徳島県:Let'sけんけつクラブ
  • 香川県:ピコメールクラブ
  • 愛媛県:リピート あいピー
  • 長崎県:400mL・PC献血クラブ

キャラクター

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各地の献血キャラクター

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  • 青森県 - ブラット君[32]
  • 岩手県 - ココロンちゃん[33]
  • 福島県 - キビチーちゃん
  • 茨城県 - ロージー
  • 埼玉県 - エビオ(A・B・O型)君
  • 新潟県 - ブラッド君
  • 長野県 - 献血ケンケン
  • 滋賀県 - ちーたん[34]
  • 京都府 - ユートン[35]
  • 大阪府 - Dr.ブラッド
  • 兵庫県 - Kちゃん
  • 奈良県 - ハーディア
  • 和歌山県 - 愛ちゃん
  • 徳島県 - 熱血KENちゃん
  • 広島県 - ちーぴっと
  • 鳥取県 - ハッピーくん
  • 熊本県 - ハービット

欧米における献血

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米国海軍兵士による献血風景

EU

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EU181765[36]60[36]65[36]

イギリス

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1765[36]60[36]65[36]

1470mL[36]3[36]

1865[36][36]

漿1漿15%[36]1漿15%[36]

24[36]

フランス

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186560[36]

1450mL[36]53[36]

漿1漿650mL[36]1漿600mL[36]

アメリカ合衆国

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1716[36]

1500mL[36]

[36]

献血関連の事件・事故

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19643C

200312HIV

200417

20059

20089

2009226Rh+ORh-NegRh-60尿

201152015414900[37]

201910!Twitter[38][39][40]

世界記録

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オーストラリアのジェームズ・ハリソンは、1955年からオーストラリアの献血可能年齢の制限が81歳になった2018年5月までに、延べ1173回献血してギネス世界記録を認定された[41]。彼の血液はRh式血液型不適合妊娠に対する抗D人免疫グロブリン製剤を生成する希少な抗体が含まれており、彼の献血で240万人以上の新生児乳児[42][43][44]が救われた。

脚注

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注釈

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  1. ^ 循環血液量の12%以内
  2. ^ 例外として血漿成分献血では、女性で一定の赤血球指数を超える場合、11.5g/dL以上で可能である。
  3. ^ 血小板は1回を2回に換算
  4. ^ 学校は16歳以上の年齢のいる学校で行われ、高校では16歳の生徒がいる関係で200mL献血、それ以外の学校では400mL献血が行われる。
  5. ^ 一部の献血ルームでは設置場所や広さの制約からか、成分献血を行っていない場所もある(例:札幌大通献血ルーム、東京新宿西口献血ルームなど)。
  6. ^ 人口に占める献血した人の割合。
  7. ^ 1=運転免許証、パスポートなど公的機関によるもので確認できた場合。2=社員証、クレジットカードなどの作成時に公的機関で本人証明がされているもので確認できた場合。3=証明書不携帯。

出典

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(一)^ HIVQ&A.  HIV. 2020619

(二)^ Gansner JM, Rahmani M, Jonsson AH, Fortin BM, Brimah I, Ellis M (2019). Plateletpheresis-associated lymphopenia in frequent platelet donors.. Blood. 133 (6): 605-614. doi:10.1182/blood-2018-09-873125. PMC 6367645. PMID 30429159. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/eutils/elink.fcgi?dbfrom=pubmed&tool=sumsearch.org/cite&retmode=ref&cmd=prlinks&id=30429159.  

(三)^ Thuer L, Brosig A, Hutchinson JA, Hähnel V, Offner R, Burkhardt R (2021). Total platelet donation count and donation frequency are determinants of plateletpheresis-associated lymphopenia.. Transfusion. 61 (11): 3161-3173. doi:10.1111/trf.16666. PMID 34545947. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/eutils/elink.fcgi?dbfrom=pubmed&tool=sumsearch.org/cite&retmode=ref&cmd=prlinks&id=34545947.  

(四)^ Rahmani M, Fortin BM, Berliner N, Issa N, Neuberg D, Kaufman RM (2019). CD4+ T-cell lymphopenia in frequent platelet donors who have ceased platelet donation for at least 1 year.. Transfusion. 59 (5): 1644-1647. doi:10.1111/trf.15192. PMC 6504640. PMID 30747442. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/eutils/elink.fcgi?dbfrom=pubmed&tool=sumsearch.org/cite&retmode=ref&cmd=prlinks&id=30747442.  

(五)^ Laumaea AE, Lewin A, Chatterjee D, Marchitto L, Ding S, Gendron-Lepage G (2022). COVID-19 vaccine humoral response in frequent platelet donors with plateletpheresis-associated lymphopenia.. Transfusion. 62 (9): 1779-1790. doi:10.1111/trf.17037. PMC 9539235. PMID 35919021. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/eutils/elink.fcgi?dbfrom=pubmed&tool=sumsearch.org/cite&retmode=ref&cmd=prlinks&id=35919021.  

(六)^ Zhao J, Gabriel E, Norda R, Höglund P, Baden L, Diedrich BA (2021). Frequent platelet donation is associated with lymphopenia and risk of infections: A nationwide cohort study.. Transfusion 61 (2): 464-473. doi:10.1111/trf.16175. PMC 7894559. PMID 33186486. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/eutils/elink.fcgi?dbfrom=pubmed&tool=sumsearch.org/cite&retmode=ref&cmd=prlinks&id=33186486.  

(七)^  (PDF) - 

(八)^  - 

(九)^ 4

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(42)^ 200退

(43)^ 7 

(44)^ 2 million babies - The man with extraordinary blood DRh

参考文献

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  • 矢原靖司ほか『新輸血医学』(金芳堂、1990年1月) ISBN 4-7653-0709-3
  • 霜山龍志『最新版 献血と輸血のすべて』(丸善書店札幌出版サービスセンター、2012年1月) ISBN 978-4-944120-61-1

関連項目

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外部リンク

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