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癸︵き、みずのと︶は、十干の10番目である。
陰陽五行説では水性の陰に割り当てられており、ここから日本では﹁みずのと﹂︵水の弟︶ともいう。
●﹁癸﹂という漢字の起源についてはこれまで様々な提案がなされてきたが定説は無い[1][2][3]。十干の十番目を指す単語に用いるのは仮借による。
●西暦年の下一桁が3の年が癸の年となる。なお、年を表す時の別名は昭陽[4]。
●中国語の化合物命名法では、デカン、デシル基など、炭素を10含む化合物や官能基の名に付けられる。
●反対側は、戊︵つちのえ︶。
●恵方は、南南東やや南︵165度︶。
- ^ 季旭昇 (2014), 説文新証, 台北: 芸文印書館, pp. 969–70, ISBN 978-957-520-168-5
- ^ 林志強等 (2017), 《文源》評注, 北京: 中国社会科学出版社, pp. 102–3, ISBN 978-7-5203-0419-1
- ^ 葛亮 (2022), 漢字再発現――従旧識到新知, 上海: 上海書画出版社, pp. 111–2, ISBN 978-7-5479-2884-4
- ^ “辭典檢視 [昭陽 : ㄓㄠ ㄧㄤˊ]” (中国語). 教育部《重編國語辭典修訂本》2021. 2024年3月8日閲覧。