福岡女学院大学短期大学部
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福岡女学院大学短期大学部 | |
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大学設置 | 1964年 |
創立 | 1885年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人福岡女学院 |
本部所在地 | 福岡県福岡市南区曰佐3-42-1 |
学部 | 英語科 |
ウェブサイト | http://www.fukujo.ac.jp/university/faculty/tandai_top.html |
福岡女学院大学短期大学部︵ふくおかじょがくいんだいがくたんきだいがくぶ、英語: Fukuoka Jo Gakuin Junior College︶は、福岡県福岡市南区に本部を置く私立短期大学。1885年に英和女学校として創立され、1964年に福岡女学院短期大学として開校した。
概観
[編集]大学全体
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●福岡県福岡市南区に所在する日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人学校法人福岡女学院[1]。
●1964年に福岡女学院短期大学として2学科体制[注 1]、入学総定員160名で開学。1985年度入学生より、最多の3学科体制となるも、1999年度入学生より1学科体制に短縮された。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 福岡女学院大学短期大学部における建学の精神は「神を畏れ奉仕に生きる、良き社会人としての女性の育成」となっている。
教育および研究
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●福岡女学院大学短期大学部は現在、英語科のみをおいている。英語に関する専門科目ほか﹁エアライン講座﹂や﹁秘書検定講座﹂などビジネス系の科目もある。一般教育科目では﹁聖書概説﹂がある。ほか、アメリカ・イギリス・オーストラリアなどでの短期海外語学研修も行われている。
学風および特色
[編集]- 福岡女学院大学短期大学部は、キリスト教思想をベースとした教育が行われていることから、クリスマス礼拝など宗教的行事も行われている。
- 朗読コンテスト・英語伸張度測定試験・クラス編成試験が行われている。
- 「グレープカップコンテスト」と称した英語暗誦コンテストを主催している。
沿革
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●1885年 英和女学校が創設される。
●1951年
●3月9日 左記を以て母体である福岡女学院が学校法人となる[4]。
●1964年
●1月25日 左記を以て文部省[注 2]より短期大学の設置が認可される[注 3]。
●4月1日 福岡女学院短期大学として以下の学科体制にて開学[7]。
●英語科80名
●家政科80名
●5月1日 学生数[8]/定員[9]
●英語科 85/80
●家政科 105/80
●1965年
●5月1日 学生数[10]/定員
●英語科 218/M
●家政科 242/M
●1970年
●4月1日 学科の入学定員を以下の通り変更する[注 4]
●英語科 80→150[13]
●家政科 80→135[13]
●5月1日 学生数[14]/定員
●英語科 410/230
●家政科 360/215
●1971年
●5月1日 学生数[15]/定員
●英語科 415/300
●家政科 375/270
●1975年
●4月1日 学科の入学定員を以下の通り変更する[注 5]
●英語科 150→300
●家政科 135→180
●5月1日 学生数[19]/定員
●英語科 574/450
●家政科 423/315
●1976年
●5月1日 学生数[20]/定員
●英語科 645/600
●家政科 402/360
●1985年
●4月1日 以下の学科を増設する[注釈 1]。
●国文科 入学定員80名
●同 学科の入学定員を以下の通り変更する[注釈 1]。
●英語科 300[24]→250[25]
●家政科 180[24]→150[25]
●5月1日 学生数[26]/定員
●英語科 686/550
●家政科 406/330
●国文科 104/80
●1986年
●4月1日 以下の学科を臨時増員する[注 6]。
●英語科 250→350
●家政科 150→200
●国文科 80→100
●5月1日 学生数[29]/定員
●英語科 632/600
●家政科 383/350
●国文科 219/180
●1993年
●4月1日 学科名を以下の通り変更する[30]。
●家政科→生活学科
●5月1日 学生数[31]/定員[32]
●英語科 891/700
●生活学科 462[注釈 2]/400[注釈 3]
●国文科 336/200
●1994年
●5月1日 学生数/定員
●英語科 891[注釈 4]/700
●家政科 891/400[注釈 4]
●国文科 302[33]/200
●1996年
●4月1日 学科の入学定員を以下の通り変更する[34]。
●英語科 350→250
●生活学科 200→150
●国文科 100→80
●5月1日 学生数/定員
●英語科 776[注釈 5]/600
●生活学科 776[注釈 5]/350
●国文科 776[注釈 5]/180
●1997年
●5月1日 学生数/定員
●英語科 725[注釈 6]/500
●生活学科 725[注釈 6]/300
●国文科 725[注釈 6]/160
●1998年
●4月1日 この年度をもって国文科、生活学科の学生募集を終了とする[注釈 7]
●5月1日 学生数/定員
●英語科 698[注釈 8]/500
●生活学科 698[注釈 8]/300
●国文科 698[注釈 8]/160
●1999年
●4月1日 学科の入学定員を以下の通り変更する[37]。
●同 英語科の入学定員を250→200に減員[37]。
●5月1日 学生数[40]/定員
●英語科 617/450
●生活学科 206/150
●国文科 108/80
●2001年
●12月20日 生活学科、国語科、左記を以て正式に廃止される[41]。
●2023年12月20日 - 2025年度以降の募集停止が発表された[42][43]。
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 福岡市南区曰佐3-42-1
交通アクセス
[編集]象徴
[編集]教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]- 英語科
- 生活学科 入学定員150名
- 国文科 入学定員80名
専攻科
[編集]- なし
別科
[編集]- なし
取得資格について
[編集]研究
[編集]- 前田淑『九州万葉の旅』[47]
- 『福岡女学院短期大学紀要 一般教育・家政学』[48]
- 『福岡女学院短期大学紀要』[49]
- 『福岡女学院短期大学紀要. 人文科学』[50]
- 『福岡女学院大学短期大学部紀要. 一般教育・英語英文学』[51]ほか。
学生生活
[編集]部活動・クラブ活動・サークル活動
[編集]- 福岡女学院大学短期大学部のクラブ活動は現在、大学とほぼ合同で実施されている。
学園祭
[編集]- 福岡女学院大学短期大学部の学園祭は「葡萄祭」と呼ばれ毎年、おおむね10月に行われている。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
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大学関係者
[編集]出身者
[編集]施設
[編集]キャンパス
[編集]- 短期大学部独自のキャンパスはなく、すべて大学と共同使用されている。
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]アメリカ
[編集]オーストラリア
[編集]系列校
[編集]社会との関わり
[編集]- 公開講座がある。
卒業後の進路について
[編集]編入学・進学実績
[編集]- これまでの実績では、系列の福岡女学院大学ほか恵泉女学園大学・京都橘大学・桃山学院大学・関西学院大学・聖和大学・九州産業大学・久留米大学・活水女子大学・長崎外国語大学・立命館アジア太平洋大学などがある[52]。
注釈
[編集]注釈グループ
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(一)^ ab出典[21][22][23]
(二)^ うち家政科 233
(三)^ うち家政科200
(四)^ ab右記資料より[33]
(五)^ abc右記資料より[35]
(六)^ abc右記資料より[36]。
(七)^ 平成11年度より学生募集停止[37][38][注 7]。
(八)^ abc右記資料より[39]。
補足
[編集]出典
[編集]
(一)^ 文部大臣所轄学校法人一覧 昭和60年版より。
(二)^ 短期大学教育 (17) 47コマ目より。
(三)^ 短期大学教育 (17) 48コマ目より。
(四)^ 学校法人名簿 昭和40年度より。
(五)^ 学校法人一覧 昭和38年版より。
(六)^ 短期大学一覧 昭和39年度 (短期大学資料)より。
(七)^ 大学時報 = University current review 11(57)(72)より。
(八)^ 文部省'64, p. 35.
(九)^ 短期大学教育 (18)より。
(十)^ 文部省'65, p. 39.
(11)^ 短期大学一覧 昭和45年度 (短期大学資料)より。
(12)^ 大学資料 (35)より。
(13)^ ab短期大学教育 (28)より。
(14)^ 文部省'70, p. 46.
(15)^ 文部省'71, p. 46.
(16)^ 文部省大学局技術教育課'1975.
(17)^ 短期大学教育 (32)より。
(18)^ 短期大学教育 (33)より。
(19)^ 文部省'75, p. 54.
(20)^ 文部省'76, p. 53.
(21)^ 大学資料 (95)より。
(22)^ 全国短期大学一覧 昭和60年度より。
(23)^ 全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和60年度より。
(24)^ ab短期大学教育 (41)より。
(25)^ ab短期大学教育 (42)より。
(26)^ 文部省'85, p. 70.
(27)^ 文部時報 = The monthly journal of Monbusho (1317)より。
(28)^ 文教協会'1986.
(29)^ 文部省'86, p. 70.
(30)^ 文教協会'1993.
(31)^ 文部省'93, p. 85.
(32)^ 短期大学教育 (50)より。
(33)^ ab文部省'94, p. 87.
(34)^ 文教協会'1996.
(35)^ 文部省'96, p. 90.
(36)^ 文部省'97, p. 92.
(37)^ abc文教協会'1999.
(38)^ 大学資料 (142)より。
(39)^ 文部省'98, p. 80.
(40)^ 文部省'99, p. 84.
(41)^ 文教協会'2002.
(42)^ “福岡女学院大学短期大学部 再来年度以降の学生募集停止へ”. NHK福岡 NEWS WEB. NHK. 2023年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月20日閲覧。
(43)^ “福岡女学院大学短期大学部の学生募集停止について︵2025年度以降︶”. 福岡女学院大学・福岡女学院大学短期大学部. 学校法人福岡女学院. 2023年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月20日閲覧。
(44)^ 日本の私立短期大学より。
(45)^ 文教協会'1998.
(46)^ 梧桐書院'1998.3, p. 560.
(47)^ 九州万葉の旅より。
(48)^ 福岡女学院短期大学紀要 一般教育・家政学より。
(49)^ 福岡女学院短期大学紀要より。
(50)^ 福岡女学院短期大学紀要. 人文科学より。
(51)^ 福岡女学院大学短期大学部紀要. 一般教育・英語英文学より。
(52)^ 旺文社'2000.05, p. 466.
参考文献
[編集]全国学校総覧
[編集]
●文部省調査局統計課﹃全国学校総覧 昭和40年版﹄東京教育研究所。
●文部省調査局統計課﹃全国学校総覧 昭和41年版﹄東京教育研究所。
●文部省﹃全国学校総覧 昭和47年版﹄東京教育研究所。
●文部省﹃全国学校総覧 昭和47年版﹄東京教育研究所。
●文部省﹃全国学校総覧 昭和51年版﹄東京教育研究所。
●文部省﹃全国学校総覧 昭和52年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 昭和61年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 昭和62年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1994年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1995年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1997年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1998年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 1999年版﹄原書房。
●文部省﹃全国学校総覧 2000年版﹄原書房。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]
●文部省﹃全国短期大学高等専門学校一覧 昭和61年度﹄文教協会。
●文部省﹃短期大学一覧 昭和50年度 (短期大学資料)﹄文部省大学局技術教育課。
●文部省﹃全国短期大学高等専門学校一覧 平成5年度﹄文教協会。
●文部省﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成8年度﹄文教協会。
●文部省﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成10年度﹄文教協会。
●短大・高専教育研究会監修﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成11年度﹄文教協会。
●短大・高専教育研究会監修﹃全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度﹄文教協会。
短期大学案内(梧桐書院)
[編集]- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内 1999年版』梧桐書院 。
蛍雪時代
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯33度31分59.9秒 東経130度26分28.9秒 / 北緯33.533306度 東経130.441361度