花脊峠
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![国道477号標識](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e5/Japanese_National_Route_Sign_0477.svg/60px-Japanese_National_Route_Sign_0477.svg.png)
花脊峠(はなせとうげ)は、京都府京都市左京区内にある国道477号上の峠である。
概要
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標高759mの国道477号上に位置し、花脊別所町︵北側︶と鞍馬本町︵南側︶の境界となる峠である。京都府道38号京都広河原美山線の重複区間にある。
名前の由来は、花の美しい北山の懐にあるので﹁花の背﹂と呼ばれたから、花の都京都の北の背骨に位置するところにあるから、など諸説ある。また脊という字は一般的に﹁背﹂を用いるが、本来は﹁脊﹂の字が正しい。
西南西約950 mに鯖街道が通っていた旧花脊峠︵北緯35度9分16.7秒 東経135度46分36.8秒 / 北緯35.154639度 東経135.776889度︶がある。
道路状況
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車両の通行が可能な峠であり、センターラインこそないが2.0車線はゆうにある広い道路を有する峠である。この峠は冬季通行止めにはならないが、除雪の関係で積雪時には道幅が狭まる。また京都バスの路線が通過しており、峠には﹁花脊峠﹂というバス停があって、登山客が主に利用している。また勾配は急であり、隣接する百井峠程ではないが、麓の百井別れや九十九折なども含めて酷道と呼ばれる区間である。北部地域の住民からトンネル化が要望されているが、実現の見通しは立っておらず、この峠を回避する事業京都市道大原花背線が進められたが、環境保護運動などにより休止中である。
ギャラリー
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花脊峠の看板
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花脊峠を横切る鯖街道の道標
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花脊峠トンネル早期実現を訴える看板
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旧花脊峠
隣接する峠
[編集]- 百井峠(京都府京都市左京区大原百井町・同区鞍馬本町)