荷重
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荷重︵かじゅう、英語‥load︶とは、力学において、物体の2点間に触れるところで発生する力のこと。
作用方法による分類[編集]
●静荷重︵static load︶ 死荷重︵dead load︶とも呼ばれる。物体に働く力の大きさや方向が変わらないか、変わるとしても極めてゆっくりと変わる荷重のこと[1]。 ●動荷重︵dynamic load︶ 活荷重︵live load︶とも呼ばれる。物体に働く力の大きさや向きが変動する荷重のこと[1]。内燃機関のクランクシャフトや車両用ばね、鋳造機械のハンマーなどのような機械部品は動荷重を繰り返し受けているものが多い[1]。 ●交番荷重︵alternating load︶ 大きさとともに荷重の方向が繰り返しかわる荷重。 ●繰返し荷重︵repeated load︶ 1方向に周期的に繰り返して加わる荷重。 ●移動荷重 かかる力が移動する荷重。橋では自動車や列車が移動するにつれて力の作用が変わるが、この場合は移動荷重として設計する[2]。 ●衝撃荷重︵impact load︶ きわめて短時間に瞬間的に急激に働く荷重。物体の変形状態による分類[編集]
「断面力」も参照
分布状態による分類[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c 機械工学概説編集委員会 1999, p. 61.
- ^ a b 伊津野和行・野阪克義 2009, p. 18.
- ^ a b c d 小山信次・鈴木幸三 2005, p. 20.
- ^ 小山信次・鈴木幸三 2005, p. 5.
- ^ 伊津野和行・野阪克義 2009, p. 17.