西一色駅
表示
西一色駅* | |
---|---|
![]() 廃止前の西一色駅入口(2004年) | |
にしいしき NISHI ISHIKI | |
◄寺津 (2.3 km) (1.5 km) 三河一色► | |
![]() | |
所在地 |
愛知県幡豆郡一色町味浜 (現:西尾市一色町味浜) 北緯34度49分08秒 東経137度01分26秒 / 北緯34.818983度 東経137.023931度座標: 北緯34度49分08秒 東経137度01分26秒 / 北緯34.818983度 東経137.023931度 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 三河線 |
キロ程 | 28.7 km(知立起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
207人/日(降車客含まず) -2003年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)9月1日 |
廃止年月日 | 2004年(平成16年)4月1日 |
備考 | *1927年味浜から改称 |
西一色駅︵にしいしきえき︶は、かつて愛知県幡豆郡一色町味浜︵現‥西尾市一色町味浜︶にあった名古屋鉄道三河線の駅︵廃駅︶である。
歴史[編集]
●1926年︵大正15年︶9月1日‥大浜港︵のちの碧南︶ - 神谷︵のちの松木島︶間︵当時‥三河鉄道︶の開通に伴い、味浜駅として開業[1]。 ●1927年︵昭和2年︶10月25日‥駅舎を新築し、西一色駅に駅名改称[2][3]。 ●1941年︵昭和16年︶6月1日‥三河鉄道が名古屋鉄道に合併。同社三河線の駅となる。 ●1971年︵昭和46年︶2月1日‥無人化[4]。 ●1986年︵昭和61年︶‥駅舎解体[2]。 ●1990年︵平成2年︶7月1日‥碧南 - 吉良吉田間の電化設備廃止[5]。レールバス︵キハ20形︶の営業開始[5]。 ●2004年︵平成16年︶4月1日‥廃止[1]。駅構造[編集]
ホーム1面1線の停留場であった。昔は木造の駅舎があったが、無人化後に解体された。構内は広く、昔貨物の積み下ろしをしていたと思われるホーム跡が残っており、昔の繁栄を思わせる。 ホームの有効長は当初2両だったが、1967年度下期建設改良工事で4両化された[6]。-
廃止前の西一色駅(2004年)。
寺津側から望む。 -
廃止後の西一色駅(2009年)
-
ホーム跡(2012年)
-
駅跡撤去の案内板(2019年)
-
撤去を免れたホーム跡の一部(2021年)
配線図[編集]
← 碧南方面 |
![]() |
→ 吉良吉田方面 |
凡例 出典:[7] |
利用状況[編集]
●﹃名古屋鉄道百年史﹄によると1992年度当時の1日平均乗降人員は804人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅︵岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間︶を除く名鉄全駅︵342駅︶中242位、 三河線︵38駅︶中22位であった[8]。 ●﹃愛知統計年鑑﹄によると2003年度の乗車人員は1日平均207人であった[9]。2003年度までの1日平均乗車人員は下表の通り。年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1998年 | 260 [10] |
1999年 | 229 [11] |
2000年 | 233 [12] |
2001年 | 221 [13] |
2002年 | 217 [14] |
2003年 | 207 [9] |
駅周辺[編集]
- 愛知県立一色高等学校
- 八王子神社
- 赤羽別院親宣寺
- 高須病院
- 国道247号
- 愛知県道12号豊田一色線
一色高等学校の最寄り駅として通学利用者が多かったことから、廃線後に西一色駅の駅名板が一色高校に譲られている。
バス路線[編集]
- 三河線の碧南 - 吉良吉田間の廃止に伴う代替バスとして運行されている。駅跡地付近にある同路線の停留所は「一色高校西」である。
-
一色高校西バス停
- 名鉄東部交通 一色線のバス。駅跡地付近にある同路線の停留所は「赤羽根口」である。
- いっちゃんバス
- 一色地区を巡回するバス。駅跡地付近にある同路線の停留所は「一色高校北」である。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
(一)^ ab今尾恵介︵監修︶﹃日本鉄道旅行地図帳﹄ 7東海、新潮社、2008年、45頁。ISBN 978-4107900258。
(二)^ ab神谷力︵編︶﹃三河を走って85年―三河線・挙母線とともに歩んだ郷土の歴史と文化﹄郷土文化社、2000年、86頁。ISBN 978-4876701292。
(三)^ 鉄道省 編 ﹃鉄道停車場一覧 昭和12年10月1日現在現在﹄p.355 川口印刷所出版部 1934年 国立国会図書館デジタルコレクション
(四)^ 名古屋鉄道広報宣伝部︵編︶﹃名古屋鉄道百年史﹄名古屋鉄道、1994年、870頁。
(五)^ ab“三河線も一部ワンマンに 名鉄、来月レールバス投入”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年6月23日)
(六)^ 名古屋鉄道︵編︶﹁四十二年下期建設改良工事の概要﹂﹃れいめい﹄第227号、名古屋鉄道、1967年10月、10頁。
(七)^ 電気車研究会、﹃鉄道ピクトリアル﹄通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 ﹁特集 - 名古屋鉄道﹂、付図﹁名古屋鉄道路線略図﹂
(八)^ 名古屋鉄道広報宣伝部︵編︶﹃名古屋鉄道百年史﹄名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
(九)^ ab平成17年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道︵JRを除く私鉄︶駅別乗車人員
(十)^ 平成12年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道︵JRを除く私鉄︶駅別乗車人員
(11)^ 平成13年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道︵JRを除く私鉄︶駅別乗車人員
(12)^ 平成14年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道︵JRを除く私鉄︶駅別乗車人員
(13)^ 平成15年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道︵JRを除く私鉄︶駅別乗車人員
(14)^ 平成16年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道︵JRを除く私鉄︶駅別乗車人員