遠州三山
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遠州三山︵えんしゅうさんざん︶は、静岡県袋井市にある3つの寺院のこと。旧遠江国︵遠州︶の三古刹を意味する。
●法多山尊永寺 ︵高野山真言宗︶
・静岡県袋井市にある高野山真言宗別格本山の寺院。寺号の﹁尊永寺﹂よりも山号の﹁法多山﹂の名で広く知られている。
本尊は聖観音︵正観世音菩薩、厄除観世音︶。
厄除け観音として知られ、厄除だんごが名物となっている。
●萬松山可睡斎 ︵曹洞宗︶
・静岡県袋井市久能にある曹洞宗の仏教寺院。山号は萬松山︵ばんしょうざん︶。本尊は聖観音︵しょうかんのん︶[1]。寺紋は丸に三つ葵である。江戸時代には﹁東海大僧録﹂として三河国、遠江国、駿河国、伊豆国の曹洞宗寺院を支配下に収め、関三刹と同等の権威を持った。
●医王山油山寺 ︵真言宗智山派︶
・静岡県袋井市村松にある真言宗智山派の寺院。遠州三山の1つ。山号は医王山。本尊は薬師如来。紅葉の名所として知られる。
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法多山尊永寺
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萬松山可睡斎
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医王山油山寺
外部リンク[編集]
- 鵜飼秀徳 (2021). お寺の日本地図 名刹古刹でめぐる47都道府県. 文藝春秋. p. 88 2022年2月8日閲覧。