コンテンツにスキップ

雷神

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
雷神図(尾形光琳

雷神(らいじん、いかづちのかみ)は、日本民間信仰神道における。「雷様(かみなりさま)」「雷電様(らいでんさま)」「鳴神(なるかみ)」「雷公(らいこう)」とも呼ばれる。

神話

[編集]
古事記と日本書紀の違い[1]
古事記 日本書紀
頭部 大雷(おおいかづち) 大雷(おおいかづち)
胸部 火雷(ほのいかづち) 火雷(ほのいかづち)
腹部 黒雷(くろいかづち) 土雷(つちいかづち)
陰部 柝雷(さくいかづち) 裂雷(さくいかづち)
左手 若雷(わきいかづち) 山雷(やまいかづち、やまつち)
右手 土雷(つちいかづち)
左足 鳴雷(なるいかづち) 野雷(ぬのいかづち、のつち)
右足 伏雷(ふしいかづち)
稚雷(わかいかづち)
黒雷(くろいかづち)

古事記

[編集]

殿殿

姿

姿姿3退[2]

日本書紀

[編集]

姿



[1]

民間伝承

[編集]
風神と対で描かれることが多い - 風神雷神図(俵屋宗達)

[ 1]





26宿

姿かたち

[編集]
右上に風袋を掲げた風神、左上にリング状に太鼓を並べた雷神の姿形が見える。(6世紀、敦煌莫高窟 第249窟)

姿姿

寺社の祭神

[編集]
雷神(英一蝶・画)

歴史・文学の中の雷神

[編集]
  • 古事記:建御雷神ほか
  • 季語:雷神は 「雷」「霹靂神(はたたがみ)」「雷鳴」などと同じく「晩夏」の季語である。
  • 能「雷電」は後シテが雷神である。
  • 歌舞伎演目の「鳴神(なるかみ)」は「雷神不動北山桜(なるかみふどうきたやまざくら)」の一部

世界の雷神

[編集]

: 𒀭𒅎𒀭𒉎𒀭𒅏 - DIM - Ishkur: Adad: 𐎅𐎄𐎆 - hdw [haddu]/en:Teshub////

宿[3]

Lei Gongen:List of thunder gods

脚注

[編集]

注釈

[編集]


(一)^ 

出典

[編集]
  1. ^ a b 神道大辞典 1941, p. 355.
  2. ^ 大日本神名辞書 1912, p. 299.
  3. ^ C175. 短気な沙流の雷神の話(リットゥンナ)”. www.ainu-museum.or.jp. 2021年1月4日閲覧。

参考文献

[編集]

42001220ISBN 9784760118243 

 () 8519853151-10ISSN 0389-8636NAID 120005481129NCID AN00090033 

19301015doi:10.11501/1449486:48009377https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1449486 

 19121010doi:10.11501/951174:43018889https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/951174/154 

  19411025doi:10.11501/1913359:51007365https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1913359/215 

関連項目

[編集]