静駅
表示
静駅 | |
---|---|
駅出入口(2022年2月) | |
しず Shizu | |
◄瓜連 (1.4 km) (5.3 km) 常陸大宮► | |
所在地 | 茨城県那珂市下大賀 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■水郡線 |
キロ程 | 18.1 km(水戸起点) |
電報略号 | シツ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
開業年月日 | 1919年(大正8年)2月1日[2] |
備考 | 無人駅 |
静駅︵しずえき︶は、茨城県那珂市下大賀︵しもおおが︶にある、東日本旅客鉄道︵JR東日本︶水郡線の駅である[1]。
歴史[編集]
●1918年︵大正7年︶11月20日 - 11月21日‥静神社参拝客取扱いのため、臨時停留場を設置[2]。 ●1919年︵大正8年︶2月1日‥水戸鉄道 (2代)の停留場として開業[3]。旅客のみ取扱い。 ●1927年︵昭和2年︶12月1日‥水戸鉄道が国有化[2]。国有鉄道の駅となる。同時に貨物取扱開始[2]。 ●1962年︵昭和37年︶11月20日‥貨物取扱い廃止[2]。 ●1970年︵昭和45年︶ ●10月1日‥荷物扱い廃止[2][4]。駅員無配置駅となる[5]。 ●10月20日‥個人商店に乗車券発売を委託した簡易委託駅となる[6][7]。 ●1975年︵昭和50年︶11月‥駅長事務室を保線作業員の詰所に改装[8]。 ●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。駅構造[編集]
単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。かつては相対式ホーム2面2線を有しており、旧ホームが残されている[1]。 水郡線統括センター︵常陸大子駅︶管理の無人駅。駅舎はなく屋根、壁があるベンチのみ設置されている。なおSuica等、ICカード乗車券の利用はできない。-
待合室(2022年2月)
-
ホーム(2022年2月)
駅周辺[編集]
前述の通り、当駅の所在地は静ではなく下大賀である。駅名の由来になっている静地域からは、かなり離れている。また、常陸大宮市との境も近く、工業団地や高等学校など、当駅が最寄り駅となる区域もある。駅前は茨城県道168号静常陸大宮線が通っているが、駅入口正面側の茨城県道61号日立笠間線交点から当駅周辺までの区間は道幅が非常に狭い。
隣の駅[編集]
脚注[編集]
(一)^ abcd﹃週刊JR全駅・全車両基地﹄ 42号 水戸駅・常陸太田駅・高萩駅ほか74駅、朝日新聞出版︿週刊朝日百科﹀、2013年6月9日、24頁。
(二)^ abcdefg石野哲︵編︶﹃停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ﹄︵初版︶JTB、1998年10月1日、440頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
(三)^ ﹁軽便鉄道停留場設置﹂﹃官報﹄1919年2月7日︵国立国会図書館デジタル化資料︶
(四)^ ﹁日本国有鉄道公示第415号﹂﹃官報﹄、1970年9月30日。
(五)^ ﹁通報 ●水郡線常陸鴻巣駅ほか11駅の駅員無配置について︵旅客局︶﹂﹃鉄道公報﹄日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月30日、14面。
(六)^ ﹁水郡線 きょうから無人化/常陸鴻巣駅など五駅/キップ販売、商店に委託﹂﹃読売新聞﹄読売新聞社、1970年10月20日、茨城讀賣、12面。
(七)^ ﹁各局で営業近代化﹂﹃交通新聞﹄交通協力会、1970年10月23日、1面。
(八)^ ﹁荒れた無人駅舎が明るく・・・﹂﹃交通新聞﹄交通協力会、1976年3月30日、2面。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 駅の情報(静駅):JR東日本