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魔神英雄伝ワタル (ラジオ)

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魔神英雄伝ワタルシリーズ > 魔神英雄伝ワタル (ラジオ)

本記事は、アニメ魔神英雄伝ワタルシリーズ』の関連ラジオ番組を解説する。放送時間はいずれも日本標準時で表記。

解説

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DJOVACD

3[?]

3411992319933寿DJ

ラジメーション

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1980年代前半にニッポン放送で放送されたラジオドラマに対して用いられたラジオアニメーションからなる造語だが1991年にテレビアニメ魔神英雄伝ワタルシリーズの続編として『ラジメーション・魔神英雄伝ワタル3』が制作されたことを機会にこの用語が見直された。『ワタル3』のラジオ放送で初めて用いられたワタルシリーズ固有のものという誤解もあり、関連する文化放送やビクター音楽産業(1993年以降はビクターエンタテインメント)発売のアニメ系ドラマに多く用いられるが、以降他作品や他ラジオ局でも使われるようになり、アニメ原作のラジオドラマを意味する用語のひとつとして認知されるようになる。

魔神英雄伝ワタル3

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[1]2

あらすじ

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星界山を救ったワタルは再び日常生活に戻り、学校の文化祭の劇の主役に選ばれて発表会に向けて練習していた。文化祭の前日の学校帰りに、ワタルはパトカーに追いかけられているヒミコ、そして図らずもそば屋で食い逃げをしてしまっていたシバラクと再会した。2人から龍神丸が待っていると言われて龍神池にて龍神丸に会いに行くと、彼からまたしても創界山の危機が告げられる。龍神丸を含める龍神たちは十万年に一度「光の龍玉」という光の玉となって誕生し守るべき地へ運ばれて龍となるが、新たに生まれた「光の龍玉」が守護される場所へ運ばれる途中で何者かの襲撃により、魔界の海に浮かぶ世界「浮遊界」に落ちて行方不明になってしまった。その「光の龍玉」がもし魔界の者に奪われるか魔界の海に落ちてしまったら、守護龍神ではなく世界を脅かす暗黒龍が誕生してしまう。それを阻止するべく、「光の龍玉」を取り戻すためにワタルは「浮遊界」へと再び冒険の旅に出る。

登場人物

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 - 

 

 - 西

 

 - 



 - 寿





 - 






魔界の者

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 - 












 - 西





 - 





 - 





 - 

姿



 - 


魔神

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『魔神英雄伝ワタル3』は『魔神英雄伝ワタル2』の後のストーリーだが龍神丸、戦神丸、邪虎丸は『魔神英雄伝ワタル』の時の姿に戻っている。戻った経緯は不明。

丸魔神

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龍神丸(りゅうじんまる)
技:
戦光龍王剣(せんこうりゅうおうけん)
必殺皇龍剣(ひっさつこうりゅうけん)
風色の龍から与えられた皇龍剣による一斉攻撃。
戦神丸(せんじんまる)
技:
必殺皇龍剣(ひっさつこうりゅうけん)
邪虎丸(じゃこまる)
技:
必殺皇龍剣(ひっさつこうりゅうけん)

魔界の魔神

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姿






姿



姿



姿




浮遊界

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神部界と魔界の狭間にある魔界の海の上に浮かぶ世界。創界山とは逆に上の層から数えて、第一浮遊界から第五浮遊界まである。下に行くほど魔界の海の影響が強く荒んでいる。

第一浮遊界
第二浮遊界
第三浮遊界
第四浮遊界
第五浮遊界
牙皇神殿

ラジメーション・魔神英雄伝ワタル3

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ラジメーション・魔神英雄伝ワタル3 (1991年10月 - 1992年4月)
  • 毎週日曜日 21時00分 - 21時30分(文化放送)
  • 毎週日曜日 21時30分 - 22時00分(ラジオ大阪

CDシネマ 魔神英雄伝ワタル3

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CD44
CDシネマ1「救世主復活篇」
CDシネマ2「浮遊界突入篇」
CDシネマ3「摩天楼激闘篇」
CDシネマ4「戦場大波乱篇」
CDシネマ5「牙王城炎上篇」
CDシネマ6「浮遊界沈没篇」

魔神英雄伝ワタル3 虎王物語

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1992年10月から1993年3月まで文化放送ほかにて放送。番組パーソナリティは『ワタル3』と同じく田中真弓と伊倉一寿で、ラジオドラマの前後にDJコーナーを設けた30分構成。ドラマ部分は、すでに発売されていたCDドラマ『ぼくの虎王』シリーズ(全3章)のドラマ部分を全8回に分けて放送した後、ラジオ初出となる『虎王伝説』全16話を放送。全24回が放送された。

『魔神英雄伝ワタル3 虎王物語』が放送枠名であり、『虎王伝説』はその枠内で放送された「ラジオドラマ」の名称である。また、『ワタル3』とついているが、前作の流れでそのままついていた表記であり、ドラマの『ワタル3』とはまったくの別物である。実質的にはこれまでのワタルシリーズの流れを継いだ「シーズン4」的作品。

この枠で放送された『ぼくの虎王 第一章』は『ワタル3』放送前に発売されたもので、発売当時は『ワタル2 ぼくの虎王 第一章』の名義で発売されていたが虎王物語発売前後から、帯などでの表記が『ワタル3』に修正されて発売されている。

『虎王伝説』は1990年の2月(『ワタル2』放送前)から9月(『ワタル2 超激闘編』放送頃)にかけて角川文庫より発売された、監督の井内秀治による小説(全3巻)を基とし、読者感想の「ストーリーが難しい」という意見[2]を受け原作の重要人物の一部を未登場にするなどストーリーの再構成を行った。そのため、ワタルシリーズにおいて放送前に唯一「原作」が存在した作品とも言える。

放送時間

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ラジメーション・魔神英雄伝ワタル3 虎王物語(1992年10月 - 1993年4月)
  • 毎週日曜日 22時30分 - 23時00分(文化放送)
  • 毎週土曜日 21時00分 - 21時30分(ラジオ大阪)

CDシネマ 魔神英雄伝ワタル3虎王物語 虎王伝説

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ラジメーションを収録したCD。

CDシネマ1 虎王闇嵐篇
CDシネマ2 魔皇降臨篇
CDシネマ3 千年恋歌篇
CDシネマ4 魔界夢幻篇
文化放送 日曜22:30 - 23:00枠(1992年10月 - 1993年4月)
前番組 番組名 次番組

近藤真彦のSUNDAY MOTOR RADIO

ラジメーション・魔神英雄伝ワタル3虎王物語

ノン子とのび太のアニメスクランブル

魔神英雄伝ワタル4

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43

放送時間

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  • 毎週日曜日 23時30分 - 24時00分(文化放送)
  • 毎週日曜日 22時30分 - 23時00分(ラジオ大阪)

あらすじ

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142

(一)


(二)
1退殿

(三)YOUNG


姿姿

(四)&  


(五)

CDシネマ 魔神英雄伝ワタル4

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ラジメーションを収録したCD。

CDシネマ1 ヒミコと虎王の物語
CDシネマ2 小さな恋の海火子
CDシネマ3 YOUNGシバラクの冒険
CDシネマ4 ワタル&クラマ オン ステージ
CDシネマ5 創界山パラダイス
文化放送 日曜 23:30 - 24:00枠
前番組 番組名 次番組

ラジオドラマ マダラ転生編
(1993年4月11日 - 10月4日)

ラジメーション・魔神英雄伝ワタル4
(1993年10月11日 - 1994年4月3日)

大学受験生ナマワイド「Jランド」
(1994年4月10日 - 1995年4月2日)
※23:00 - 25:00

魔神英雄伝ワタル外伝 ピュアピュアヒミコ

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319961019973164DJ

放送時間

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2530 - 2600

2330 - 2400


あらすじ

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調

主題歌

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  • オープニングテーマ「future」(歌:三重野瞳
  • エンディングテーマ「くるみパン」(歌:宮村優子)

CDシネマ 魔神英雄伝ワタル外伝 ピュアピュアヒミコ

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ラジメーションを収録したCD。

CDシネマ1 ピュアピュアヒミコ第一巻
CDシネマ2 ピュアピュアヒミコ第二巻
CDシネマ3 ピュアピュアヒミコ第三巻
CDシネマ4 ピュアピュアヒミコ第四巻


文化放送 金曜25:30 - 26:00
前番組 番組名 次番組

ぼくのマリ-WARS!!
(1996年4月 - 9月)

魔神英雄伝ワタル外伝 ピュアピュアヒミコ
(1996年10月 - 1997年3月)

勇者王への道
(1997年4月 - 9月)

超魔神英雄伝ワタル

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放送時間

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  • 毎週金曜日25時30分 - 26時00分(文化放送)
  • 毎週土曜日23時30分 - 24時00分(ラジオ大阪『瞳と光央の爆発ラジオ』内)
  • 他、北海道放送、九州朝日放送で放送。
文化放送 金曜25:30~26:00枠
前番組 番組名 次番組

勇者王への道

超魔神英雄伝ワタル

ひので街探偵事ム所

小野坂・桃井のバーチャラジオ
電脳戦隊モモンガー

ワタル関係 他ラジオ関連番組

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田中真弓・伊倉一寿のふけてコンバンニャ!(1992年4月 - 9月)
本伝と『虎王物語』の間のラジオドラマが無い期間のタイトル。
  • 毎週日曜日 23時00分 - 23時30分(文化放送)
  • 毎週月曜日 20時30分 - 21時00分(ラジオ大阪)
田中真弓・伊倉一寿のAnimatic600秒&アニメどっかん!(1992年3月 - 1993年3月)

参考文献

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脚注

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  1. ^ 1992年『アニメディア』6月号付録より
  2. ^ 最終巻3巻の作者あとがき、ラジオ版放送前の『アニメディア』誌の監督インタビューなど