黒ニャゴ
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「黒ニャゴ」 | |
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独唱:平井英子 斉唱:松山浪子、富士野登久子 の シングル | |
A面 | おいちにの兵隊さん |
B面 | 黒ニャゴ |
リリース | |
ジャンル | 童謡(児童ジャズ) |
時間 | |
レーベル | ビクター |
作詞・作曲 | 作詞:時雨音羽、作曲:佐々紅華 |
黒ニャゴ(くろニャゴ)は日本の童謡。作詞:時雨音羽、作曲:佐々紅華。
レコード
[編集]アニメ映画
[編集]本楽曲のレコード(ビクター版)を使ったレコード・トーキー方式による無声映画時代のアニメ映画。
概要
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日本のアニメ映画の先駆者の一人である幸内純一の弟子、大藤信郎は、様々なアニメ映画を製作していた。その中で、1928年、アメリカでトーキーのアニメ映画﹁蒸気船ウィリー﹂︵ウォルト・ディズニー作によるミッキーマウスのアニメ映画第一号︶が公開されたのに刺激を受け、トーキー映画の開発を着手する。そして試作されたのがこの作品である。レコード式トーキーという手法を用いたものである。試作ということもあり、上映時間は約2分である。
1929年に完成するが、公開されたのは1931年1月である。
本作以後に製作された平井英子の歌唱による楽曲を使ったレコード・トーキー方式のアニメ映画に、﹃村祭﹄︵文部省唱歌︶︵1930年製作︶や﹃茶目子の一日﹄︵1931年公開︶、﹃証城寺の狸囃子﹄︵1930年代初頭︶などがある。
ストーリー
[編集]平井英子の独唱によるビクターの児童ジャズ「黒ニャゴ」に合わせて、黒猫、虎猫、4人の子供が踊る。
現況
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フィルム、レコードとも現存しているので、各地の上映会やDVDで視聴できる。
DVDでは﹁日本アートアニメーション映画選集︵紀伊國屋書店︶﹂の第1巻﹁大藤信郎傑作選﹂、﹁日本アニメクラシックコレクション︵Digital Meme︶﹂の第1集に音声付きで収録されている。
2007年5月19日には昭和のくらし博物館でSPレコードを使った上映が行われた。
参考
[編集]- YouTube:黒ニャゴ(音声のみ)