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2002-2003シーズンのNBA

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2002-2003シーズンのNBA
サンアントニオ・スパーズ 
期間 2002年10月29日-2003年6月15日
TV 放送 ABC, TNT, ESPN, NBA TV
観客動員数 20,074,380人
サラリーキャップ 4027万ドル
平均サラリー 454.6万ドル
ドラフト
レギュラーシーズン
トップシード サンアントニオ・スパーズ
MVP ティム・ダンカン
スタッツリーダー  
  得点 トレイシー・マグレディ
チーム平均得点 95.1得点
プレーオフ
 イースタン  優勝 ニュージャージー・ネッツ
   デトロイト・ピストンズ
ファイナル
 チャンピオン  サンアントニオ・スパーズ
ファイナルMVP ティム・ダンカン
2001-02

2003-04


2002-2003NBANBA57200210292003615

[]

[]


1

(1)(9)(10)(35)4(3)(4)(7)(8)(11)(12)(14)(15)(17)(20)(23)(24)(26)(28)(31)(34)(42)(46)(50)(53)(56)NBA

DJ

 2002NBA

主な移籍[編集]

チーム 獲得(移籍元) 放出(移籍先)
デトロイト・ピストンズ リチャード・ハミルトン (WAS)

チャンシー・ビラップス (MINFA)

ジェリー・スタックハウス (WAS)
ワシントン・ウィザーズ ジェリー・スタックハウス (DET)

ラリー・ヒューズ (GSW・FA)

リチャード・ハミルトン (WAS)
ニューヨーク・ニックス アントニオ・マクダイス (DEN) マーカス・キャンビー (DEN)
クリーブランド・キャバリアーズ ダリアス・マイルズ (LAC) アンドレ・ミラー (LAC)

ラモンド・マレー (TOR)

トロント・ラプターズ ラモンド・マレー (CLE)

ドニエル・マーシャル (UTA・FA)

アトランタ・ホークス グレン・ロビンソン (MIL) トニー・クーコッチ (MIL)
ニュージャージー・ネッツ ディケンベ・ムトンボ (PHI) キース・ヴァン・ホーン (PHI)
サンアントニオ・スパーズ スティーブ・カー (POR) アントニオ・ダニエルズ (POR)

[]




退2003-04

14

1984辿1

[]

[]


214



  155145  MVP 

  132112  MVP 

 

 


[]







[]


1982西1220辿

310,000

314193202512621

2419310,0008401335

236,000

HC11107

[]

[]

順位 チーム 勝敗 得点王(avg) リバウンド王(avg) アシスト王(avg) ヘッドコーチ
1 ニュージャージー・ネッツ 49-33 J.キッド(18.7) K.マーティン(8.3) J.キッド(9.9) B.スコット
2 フィラデルフィア・76ers 48-34 A.アイバーソン(27.6) K.トーマス(8.0) E.スノウ(6.6) L.ブラウン
3 ボストン・セルティックス 44-38 P.ピアース(25.9) P.ピアース(7.3) A.ウォーカー(4.8) J.オブライエン
4 オーランド・マジック 42-40 T.マグレディ(32.1) T.マグレディ(6.5) T.マグレディ(5.5) D.リバース
5 ワシントン・ウィザーズ 37-45 J.スタックハウス(21.5) C.レイトナー(6.6) J.スタックハウス(4.5) D.コリンズ
6 ニューヨーク・ニックス 37-45 A.ヒューストン(22.5) K.トーマス(7.9) H.アイズリー(5.4) D.チャイニー
7 マイアミ・ヒート 25-57 E.ジョーンズ(18.5) B.グラント(10.2) A.カーター(4.1) P.ライリー

(* )





82005-06

[]

順位 チーム 勝敗 得点王(avg) リバウンド王(avg) アシスト王(avg) ヘッドコーチ
1 デトロイト・ピストンズ 50-32 R.ハミルトン(19.7) B.ウォーレス(15.4) C.ビラップス(3.9) Rカーライル
2 インディアナ・ペイサーズ 48-34 J.オニール(20.8) J.オニール(10.3) J.ティンズリー(7.5) I.トーマス
3 ニューオーリンズ・ホーネッツ 47-35 J.ローズ(21.6) PJ.ブラウン(9.0) B.デイビス(6.4) P.サイラス
4 ミルウォーキー・バックス 42-40 S.キャセール(19.7) D.メイソン(6.5) G.ペイトン(8.3) J.カール
5 アトランタ・ホークス 35-47 Gロビンソン(20.8) SA.ラヒーム(8.4) J.テリー(7.4) R.クルーガー

Tストッツ

6 シカゴ・ブルズ 30-52 J.ローズ(22.1) D.マーシャル(9.0) J.ローズ(4.8) B.カートライト
7 トロント・ラプターズ 24-58 V.カーター(20.6) J.ウィリアムス(9.2) A.ウィリアムス(5.0) L.ウィルキンス
8 クリーブランド・キャバリアーズ 17-65 R.デイビス(20.6) Z.イルガスカス(7.5) R.デイビス(5.5) J.ルーカス

B.ビッカースタッフ


50

60

1

4

151

[]

[]

順位 チーム 勝敗 得点王(avg) リバウンド王(avg) アシスト王(avg) ヘッドコーチ
1 サンアントニオ・スパーズ 60-22 T.ダンカン(23.3) T.ダンカン(12.9) T.パーカー(5.3) G.ポポヴィッチ
2 ダラス・マーベリックス 60-22 D.ノビツキー(25.1) D.ノビツキー(9.9) S.ナッシュ(7.3) D.ネルソン
3 ミネソタ・ティンバーウルブズ 51-31 K.ガーネット(23.0) K.ガーネット(13.4) K.ガーネット(6.0) F.サンダース
4 ユタ・ジャズ 47-35 K.マローン(20.6) K.マローン(7.8) J.ストックトン(7.7) J.スローン
5 ヒューストン・ロケッツ 45-37 S.フランシス(21.0) 姚明(8.2) S.フランシス(6.2) L.トムジャノビッチ
6 メンフィス・グリズリーズ 28-54 P.ガソル(19.0) P.ガソル(8.8) J.ウィリアムス(8.3) S.ロウ

H.ブラウン

7 デンバー・ナゲッツ 17-65 J.ハワード(18.4) J.ハワード(7.6) S.ウィリアムズ(3.4) Jバズデリック

114



14

5

13

102

[]

順位 チーム 勝敗 得点王(avg) リバウンド王(avg) アシスト王(avg) ヘッドコーチ
1 サクラメント・キングス 59-23 C.ウェバー(23.0) C.ウェバー(10.5) C.ウェバー(5.4) R.アデルマン
2 ロサンゼルス・レイカーズ 50-32 K.ブライアント(30.0) S.オニール(11.1) K.ブライアント(5.9) Pジャクソン
3 ポートランド・トレイルブレイザーズ 50-32 R.ウォーレス(18.1) R.ウォーレス(7.1) S.ピッペン(4.5) M.チークス
4 フェニックス・サンズ 44-38 S.マーブリー(22.3) S.マリオン(9.5) S.マーブリー(8.1) F.ジョンソン
5 シアトル・スーパーソニックス 40-42 R.アレン(22.5) R.ルイス(6.5) R.アレン(4.4) N.マクミラン
6 ゴールデンステート・ウォリアーズ 38-44 A.ジェイミソン(22.2) T.マーフィー(10.2) G.アリナス(6.3) Eマッセルマン*
7 ロサンゼルス・クリッパーズ 27-55 E.ブランド(18.5) E.ブランド(11.5) A.ミラー(6.7) A.ジェントリー

D.ジョンソン

  • キングスは多数の故障者に見舞われたが選手層の厚さで災難を切り抜け、レイカーズを抑えて2年連続で地区優勝を飾った。
  • 4連覇を目指す王者レイカーズはシャキール・オニールが右足親指手術による開幕出遅れなどが影響し、不安定なシーズンを送った。
  • サンズは新人アマーレ・スタウダマイアーの活躍で1シーズンぶりにプレーオフに復帰。
  • シーズン前半大きく負け越していたスーパーソニックスは、シーズン中にレイ・アレンをトレードで獲得したことで大きく巻き返しを見せたが、プレーオフには届かなかった。

スタッツ[編集]

チームスタッツ[編集]

# 平均得点トップ3 平均得点ワースト3 平均失点トップ3 平均失点ワースト3
チーム avg チーム avg チーム avg チーム avg
1 ダラス・マーベリックス 103.0 デンバー・ナゲッツ 84.2 デトロイト・ピストンズ 88.7 ゴールデンステート・ウォリアーズ 103.6
2 ゴールデンステート・ウォリアーズ 102.4 マイアミ・ヒート 85.6 ニュージャージー・ネッツ 90.1 クリーブランド・キャバリアーズ 101.0
3 サクラメント・キングス 101.7 トロント・ラプターズ 90.9 サンアントニオ・スパーズ 90.4 メンフィス・グリズリーズ 100.7

個人スタッツリーダー[編集]

# 得点 リバウンド アシスト スティール
選手名 avg 選手名 avg 選手名 avg 選手名 avg
1 トレイシー・マグレディ ORL 32.1 ベン・ウォーレス DET 15.4 ジェイソン・キッド NJN 8.9 アレン・アイバーソン PHI 2.7
2 コービー・ブライアント LAL 30.0 ケビン・ガーネット MIN 13.4 ジェイソン・ウィリアムス MEM 8.3 ロン・アーテスト IND 2.3
3 アレン・アイバーソン PHI 27.6 ティム・ダンカン SAS 12.9 ゲイリー・ペイトン MIL 8.3 ショーン・マリオン PHO 2.3

※ジェイソン・キッドは4回目、ベン・ウォーレスは2年連続2回目、トレイシー・マグレディは初の戴冠。

# ブロックショット FG成功率 3P成功率 FT成功率
選手名 avg 選手名 % 選手名 % 選手名 %
1 テオ・ラトリフ POR 3.2 エディ・カリー CHI 58.5 ブルース・ボウエン SAS 44.1 アラン・ヒューストン NYN 91.9
2 ベン・ウォーレス DET 3.2 シャキール・オニール LAL 57.4 マイケル・レッド MIL 43.8 レイ・アレン SEA 91.6
3 ティム・ダンカン SAS 2.9 カルロス・ブーザー CLE 53.6 ウェズリー・パーソン MEM 43.3 スティーブ・ナッシュ DAL 90.9

個人タイトル[編集]

ファーストチーム セカンドチーム サードチーム
F ケビン・ガーネット MIN ダーク・ノヴィツキー DAL ポール・ピアス BOS
F ティム・ダンカン SAS クリス・ウェバー SAC ジャマール・マッシュバーン NOH
C シャキール・オニール LAL ベン・ウォーレス DET ジャーメイン・オニール IND
G コービー・ブライアント LAL ジェイソン・キッド NJN ステフォン・マーブリー PHO
G トレーシー・マグレディ ORL アレン・アイバーソン PHI スティーブ・ナッシュ DAL

※ジャマール・マッシュバーンは初のオールNBAチーム入り。

  • オールディフェンシブチーム
ファーストチーム セカンドチーム
F ティム・ダンカン SAS ロン・アーテスト IND
F ケビン・ガーネット MIN ブルース・ボウエン SAS
C ベン・ウォーレス DET シャキール・オニール LAL
G ダグ・クリスティ SAC エリック・スノウ PHI
G コービー・ブライアント LAL ジェイソン・キッド NJN

※ダグ・クリスティは初の1stチーム入り。ロン・アーテスト、エリック・スノウは初のディフェンスチーム入り。

  • オールルーキーチーム
ファーストチーム セカンドチーム
姚明 HOU マヌ・ジノビリ SAS
アマーレ・スタウダマイアー PHO ゴーダン・ギリチェック ORL
カロン・バトラー MIA カルロス・ブーザー CLE
ドリュー・グッデン ORL ジェイ・ウィリアムス CHI
ネネ・ヒラリオ DEN J.R.ブレマー BOS

プレーオフ[編集]

このシーズンから1回戦は5戦3勝制のシステムから、各ラウンドともに7戦4勝制となった。

イースタン・カンファレンス[編集]

ファーストラウンド カンファレンスセミファイナル カンファレンスファイナル
         
1 デトロイト・ピストンズ 4
8 オーランド・マジック 3
1 ピストンズ 4
4 76ers 2
5 ニューオーリンズ・ホーネッツ 2
4 フィラデルフィア・76ers 4
1 ピストンズ 0
2 ネッツ 4
3 インディアナ・ペイサーズ 2
6 ボストン・セルティックス 4
6 セルティックス 0
2 ネッツ 4
7 ミルウォーキー・バックス 2
2 ニュージャージー・ネッツ 4

131.77退76ers1990-91

1121

8

[]

ファーストラウンド カンファレンスセミファイナル カンファレンスファイナル
         
1 サンアントニオ・スパーズ 4
8 フェニックス・サンズ 2
1 スパーズ 4
4 レイカーズ 2
5 ミネソタ・ティンバーウルブズ 2
4 ロサンゼルス・レイカーズ 4
1 スパーズ 4
5 マーベリックス 2
3 ダラス・マーベリックス 4
6 ポートランド・トレイルブレイザーズ 3
3 マーベリックス 4
2 キングス 3
7 ユタ・ジャズ 1
2 サクラメント・キングス 4

3437271987-88

71退

24

14564Q1373P42

[]


ABA23100160496.5%

第1戦[編集]

6月4日

Recap

ネッツ 94, スパーズ 99
Pts: マーティイン 21
Rebs: マーティン 12
Asts: キッド 10
Pts: ダンカン 32
Rebs: ダンカン 20
Asts: ダンカン 6
Bloks:ダンカン 7 Steals:ダンカン 3
スパーズ1-0ネッツ

サンアントニオ SBCセンター

スパーズティム・ダンカンの八面六臂の大活躍で初戦を制する。ダンカンは主要5部門全てチームハイの成績を残し、ネッツを打ち破った。

第2戦[編集]

6月6日

Recap

ネッツ 87, スパーズ 85
Pts: キッド 30
Rebs: キッド; ハリス 7
Asts: マーティン 4
Pts: パーカー 21
Rebs: ダンカン 12
Asts: パーカー 5
TOs:ダンカン 7
ネッツ1-1スパーズ

サンアントニオ SBCセンター


1112117107調130

第3戦[編集]

6月8日

Recap

スパーズ 84, ネッツ 79
Pts: パーカー 26
Rebs: ダンカン 16
Asts: ダンカン 7
Steals:ジノビリ 4
Pts: マーティン 23
Rebs: マーティン 11
Asts: キッド 11
Steals:マーティン 4
スパーズ2-1ネッツ

ニュージャージー コンチネンタル・エアラインズ・アリーナ


132調21162643PFG37%

第4戦[編集]

6月11日

Recap

スパーズ 76, ネッツ 77
Pts: ダンカン 23
Rebs: ダンカン 17
Asts: パーカー; ジャクソン 3
Blocks:ダンカン 7
Pts: マーティイン 20
Rebs: マーティン 13
Asts: キッド 9
ネッツ2-2スパーズ

ニュージャージー コンチネンタル・エアラインズ・アリーナ

リーグ2位と3位の平均失点を誇るチーム同士の対決であるこのシリーズの特色を、最も色濃く反映したのがこの第4戦だった。序盤から互いにシュートチャンスを譲らず、ファウルが飛び交う泥仕合のような接戦が続き、試合終盤まで1点差を争った。最後はネッツがオフェンスリバウンドを立て続けに奪うことに成功し、スパーズに反撃の機会を与えぬまま77-76の1点差で逃げ切った。ネッツはゴール下で粘ったケニオン・マーティンや18得点10リバウンドのダブルダブルを記録したリチャード・ジェファーソンの若手コンビの活躍が光った。一方のスパーズはトニー・パーカーのFG1/12を筆頭に先発のうち3人が5点以下に抑えられ、チーム全体でもFG28.9%とシュートが全く入らなかった。

第5戦[編集]

優勝請負人スティーブ・カーのビッグプレイでスパーズが優勝に王手を賭ける。第4Q中盤、ジェイソン・キッドの奮闘で78-76の2点差まで追い上げられたスパーズは、カーのケニオン・マーティンからのスティールで傾いた流れを一気に取り戻すと、さらにカーが3Pシュートとジャンプショットを立て続けに決め、ネッツの追撃を断ち切った。スパーズはスティーブ・カーを始めとする控えメンバーが35得点を記録し、チームの勝利に貢献した。ネッツは大黒柱のキッドが粘りを見せたが、試合終盤の大事な場面でミスを連発してしまった。

第6戦[編集]

6月15日

Recap

ネッツ 77, スパーズ 88
Pts: キッド 21
Rebs: マーティン 10
Asts: キッド 7
Pts: ティム・ダンカン 21
Rebs: ダンカン 20
Asts: アシスト 10
TOs:ダンカン 8
スパーズ4-2ネッツ

サンアントニオ SBCセンター


124Q4Q839519888-7719992

MVP24.217.05.35.362退613172655

2退FA
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦 第5戦 第6戦 勝敗
サンアントニオ・スパーズ 101 85 84 76 93 88 4-2
ニュージャージー・ネッツ 89 87 79 77 83 77 2-4

 : 
 |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  

退[]


 1984-03 3退退220.06.1

 1984-03 10.87.74182退

 1987-03 

 1988-03 5退

 1988-03 1988NBA1

 1988-03 退10退

 1989-03 退28.57.7


外部リンク[編集]