ANSWER (アンジェラ・アキのアルバム)
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『ANSWER』 | ||||
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アンジェラ・アキ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2008年 | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | エピックレコードジャパン | |||
プロデュース | アンジェラ・アキ | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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アンジェラ・アキ アルバム 年表 | ||||
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﹃ANSWER﹄︵アンサー︶は。2009年2月25日にエピックレコードジャパンから発売された日本のシンガーソングライター・アンジェラ・アキメジャー3作目のアルバム。
概要[編集]
作品のキャッチコピーは﹃生きること、愛することへの﹁答え︵ANSWER︶﹂を探しているすべての人に贈る、ラブソング・アルバム。﹄ シングル作品が1作しか出ていないにも拘らず2008年の武道館ライブで突如アルバム発売発表をした作品。前作の反省からか、発売発表からわずか2日後に全収録曲が公式サイト上に発表された。本作は過去の2作とは異なりカバー作品・コラボレーション作品など盛り込まれた意欲作となっている。 なお、2007年の武道館ライブで披露された﹁ONE﹂、2008年の大阪城ホールで披露された﹁Seven days,seven nights﹂は収録を見送られた。 前作﹃TODAY﹄に続き、オリコンアルバムチャート1位を獲得した。リリース[編集]
●DVD付初回限定盤[1]と通常盤[2]の2形態で発売。 ●DVD付初回限定には﹁手紙~拝啓 十五の君へ﹂関連映像を4作収録。収録曲[編集]
DISC.1 CD[編集]
作詞・作曲・編曲‥アンジェラ・アキ︵特記以外︶ (一)手紙 〜拝啓 十五の君へ〜(5'12) 自身最大のロングヒットとなった8thシングル。 (二)Knockin' On Heaven's Door(5'00) ●作詞・作曲‥ボブ・ディラン 日本語詞‥アンジェラ・アキ 編曲‥アンジェラ・アキ、Ryosuke "Dr.R" Sakai ボブ・ディランのカバーで2009年2月公開の映画﹃ヘブンズ・ドア﹄主題歌。彼女の作品では初めて映画主題歌となった作品である。 ﹃ヘブンズ・ドア﹄の監督であるマイケル・アリアスから“英語が理解できる日本のアーティストにカバーしてほしい”という要望があり、当初は英語の歌詞のままカバーする予定だったがアンジェラの﹁日本語でカバーさせてください﹂という提案から日本語訳でのカバーとなった[3]。歌詞のテーマは映画に合わせ﹁死﹂である[4]。 (三)ANSWER(4'32) ●編曲‥アンジェラ・アキ、牧野"Q"英司 本作のタイトル曲。自分が好きな人に対して、できるだけ素直な気持ちを歌おうと思って作った楽曲[5]。 (四)Somebody Stop Me(4'13) 自分自身をコントロールできず、タイトルの通り﹁誰か自分を止めてほしい﹂という情緒不安定な気持ちを綴った楽曲[4]。 (五)ダリア(7'37) ●編曲・オーケストラアレンジ‥ホッピー神山 2008年10月のファンクラブ限定ライブにて既に公開されている楽曲。 初めて同棲した頃の事を歌詞にした楽曲。タイトルのダリアは同棲時代に彼からもらった花のこと。 (六)Final Destination(4'39) シングル﹁手紙 〜拝啓 十五の君へ〜﹂のB面曲。 (七)Our Story(4'20) ハッピーエンドで終わる﹁おとぎ話﹂と必ずしもそうとは限らない﹁現実﹂を比較した楽曲[4]。 (八)黄昏(5'15) ●編曲‥アンジェラ・アキ、牧野"Q"英司 何度も同じ間違いをしてしまうという主人公を表現した楽曲[4]。 (九)We're All Alone(4'32) ●作詞・作曲‥ボズ・スキャッグス 日本語詞‥アンジェラ・アキ 日本での初作品﹁ONE﹂のファーストトラックを飾った作品のリメイク。ボズ・スキャッグスのカバーで彼女にとっては二度目の同曲歌唱。 ﹃We're All Alone﹄というタイトルには、“ふたりきりになれた”と、“人はみんなひとりなんだ”という対極の意味があり、原曲は前者の意味の曲だが、アンジェラの日本語訳の歌詞は後者の意味をテーマにしている[3]。歌詞はアンジェラが24歳の超落ち込んでいた時期に書いており、そのころのリアルな心境がすごく出ているという[3]。 (十)リフレクション(4'14) ダリアと同様に2008年10月のファンクラブ限定ライブにて既に公開されている楽曲。﹁人は互いを映す鏡である﹂というテーマで作られた[4]。 (11)レクイエム(10'36) ●編曲‥アンジェラ・アキ、阿部尚徳 オーケストラアレンジ‥ホッピー神山 アメリカ在住の祖父が亡くなったことがきっかけで生まれた楽曲[3]。約11分の演奏時間で4部構成の組曲となっている[3]。ふだんのレコーディングでは3~4名にてスタジオに入るが、この曲に関しては﹁バンドのメンバー﹂、﹁オーケストラ﹂、﹁混声合唱団﹂合計で40名もの大人数で採録された。その後2008年12月の武道館ライブにて先行披露。現在アンジェラの楽曲中 最長の収録時間。 (12)Black Glasses(3'43) ●作詞・作曲・編曲‥アンジェラ・アキ、ベン・フォールズ ベン・フォールズとの共作・共演作品。かねてよりアンジェラはベンを尊敬する旨を述べており[6]、シングル﹁手紙﹂では彼の楽曲﹁Still Fighting It﹂をカバーしており、ベン自身もアンジェラのカバーを高く評価したことから今回のコラボへと繋がった。 アンジェラとベンの共通点である﹃眼鏡﹄を“外に対する顔”の比喩として使っている[7]。このアルバムと同日に発売されたベン・フォールズの初のベスト・アルバム﹃BEN FOLDS FILE –COMPLETE BEST OF BEN FOLDS FIVE & BEN FOLDS-﹄にはベン・フォールズとのデュエットバージョンが収録されている。 (13)ファイター(5'32) ●編曲‥アンジェラ・アキ、牧野"Q"英司 ﹁私達の中には、ファイターがいるはずだから。﹂というメッセージをテーマに制作された楽曲。アレンジの苦労を語っているが、本作において最も気に入っている曲とも答えている[4]。アンジェラのアルバムの中でバラード以外がラストトラックとなったのはこの曲が最初。DISC.2 初回限定盤DVD[編集]
(一)手紙~拝啓 旅立つ君へ~卒業 ︵ミュージック・フィルム︶ (二)NHK﹁みんなのうた﹂映像 (三)手紙~拝啓 十五の君へ ︵映像カラオケ︶ (四)手紙~拝啓 十五の君へ ︵ミュージック・ビデオ︶演奏[編集]
[注釈 1]- アンジェラ・アキ
- Vocals, Piano
- Keyboards (#10)
- Fender Rhodes (#13)
- Ryosuke”Dr.R”Sakai
- Synthesizer Operation (#2)
- Background Vocals (#2)
- 荏原健太:Background Vocals (#2)
- 村石雅行
- Drums (#3.5.6.10.11.13)
- Vibraphone (#4)
- 沖山優司:Bass (#3.5.6.10.11.13)
- 西川進:Electric Guitar (#3.10.11.13)
- グレート栄田ストリングス:Strings (#5.11)
- 木幡光邦:Trumpet (#5.11)
- 高良久美子
- Timpani (#5)
- Tubular Bells (#11)
- ホッピー神山
- Keyboards, Strings Arrangement, Conductor (#5)
- Orchestra Arrangement, Choir Arrangement (#11)
- 成田真樹:Synthesizer Operation (#8)
- 阿部尚徳:Synthesizer Operation (#10)
- おっきー、まーくん、あべちゃん、だいちゃん、さいとうくん、あなんくん、ちびちゃん、りょう、けんけん、れみー、あんじー:Background Vocals (#10)
- 高桑英世:Flute (#11)
- 山根公男:Clarinet (#11)
- 萩原顕彰:French Horn (#11)
- 松本治:Trombone (#11)
- つづらのあつし:Saxophone (#11)
- ミュージッククリエイション: Choir (#11)
- ベン・フォールズ:Piano, Hammer Dulcimer, Glockenspiel (#12)
- サム・スミス:Drums (#12)
- ジャレッド・レイノルズ:Bass (#12)
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 歌詞カードのクレジットより記載。
出典[編集]
(一)^ “アンジェラ・アキ/ANSWER ﹇CD+DVD﹈<初回生産限定盤>”. tower.jp. 2022年3月1日閲覧。
(二)^ “アンジェラ・アキ/ANSWER<通常盤>”. tower.jp. 2022年3月1日閲覧。
(三)^ abcdeYahoo!ミュージック (2009年2月24日). “Yahoo!ミュージック - ミュージックマガジン - アンジェラ・アキ インタビュー2”. 2009年3月2日閲覧。
(四)^ abcdefExcite ミュージック (2009年2月24日). “Excite Music インタビュー アンジェラ・アキ セルフライナーノーツ”. 2009年3月6日閲覧。
(五)^ Yahoo!ミュージック (2009年2月24日). “Yahoo!ミュージック - ミュージックマガジン - アンジェラ・アキ インタビュー1”. 2009年3月2日閲覧。
(六)^ ﹁ぜひコラボしてみたいアーティストはベン・フォールズさん。めっちゃ好きやし、連弾してみたいです﹂と即答している。
(七)^ Yahoo!ミュージック (2009年2月24日). “Yahoo!ミュージック - ミュージックマガジン - アンジェラ・アキ インタビュー3”. 2009年3月2日閲覧。