FACES PLACES
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「FACES PLACES」 | ||||||||
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globe の シングル | ||||||||
初出アルバム『FACES PLACES』 | ||||||||
リリース | ||||||||
規格 | 8cmシングル | |||||||
ジャンル | J-POP | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | avex globe | |||||||
作詞・作曲 | 小室哲哉 | |||||||
プロデュース | TETSUYA KOMURO | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||
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globe シングル 年表 | ||||||||
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「FACES PLACES」(フェイセス・プレイセス)は、1997年3月5日にリリースされたglobeの9枚目のシングルである。
解説
[編集]
トリプルミリオンセラーとなった2作目のアルバム﹃FACES PLACES﹄の先行シングルとして発売された。ミュージックビデオはレコーディング風景や台湾でのプロモーション活動の様子がまとめられたものとなっている。
小室哲哉が作曲した全楽曲の中で最もハイトーンな曲であり、裏声を一切使用しない地声でのKEIKOの限界声域を用いているため、本人も体調が万全な状態でなければ歌えないという[1][2]。
小室がギターを弾いていたら﹁C-G-C-G﹂から﹁Bm-F#m-Bm-F#m﹂と鍵盤では絶対使わないコード進行に計算無しで自然に行き着いた[3][4]。
歌詞中に出てくる年号︵1970年、1981年、1984年、1994年、1997年︶について小室は2015年にTwitterで﹁全部僕の大事な年号﹂と発言している[5]。
その後インタビューで﹁大事な﹂理由を発言した[6]。
●1970年 - 大阪万博︵冨田勲・シンセサイザー・マルチモニターの存在を知る︶。
●1981年 - SPEEDWAY[7]に加入。
●1984年 - TM NETWORKデビュー。
●1994年 - TMN活動終了。自分のプロデュースワークの始まり。
●1997年 - 精神的なスイッチングの年
1999年発売のリミックスアルバム﹃FIRST REPRODUCTS﹄収録のライブバージョンでは最後の年号を﹁In 1999﹂に置き換えた。2005年、iTunes向けに配信された﹃iTunes Originals﹄では同様に﹁In 2005﹂と歌われており、2015年の﹃Remode 1﹄でもこのボーカルが用いられている。
2016年には﹁MUSIC VIDEOドラマプロジェクト﹂で本曲をモチーフにしたMVドラマが制作され、新川優愛が主演した[8]。
収録曲
[編集]- FACES PLACES (STRAIGHT RUN)
- Written by TETSUYA KOMURO & MARC Composed & Arranged by TETSUYA KOMURO
- 銀座ジュエリーマキ「エステートツインジュエリー」CMソング
- FACES PLACES (DR. DISTORTO'S MIX)
- FACES PLACES (INSTRUMENTAL)
収録アルバム
[編集]FACES PLACES
- FACES PLACES
- CRUISE RECORD 1995-2000
- 8 Years ~Many Classic Moments~
- globe decade -single history 1995-2004-
- 15YEARS -BEST HIT SELECTION-
- #globe20th -SPECIAL COVER BEST-(COVER+BEST盤のみ短縮バージョンを収録)
カバー
[編集]- 木村カエラ - V.A.『#globe20th -SPECIAL COVER BEST-』(2015年12月16日)に収録。
- Beverly revived globe「FACES PLACES」feat. SCHNELL from SOLIDEMO - コンピレーションアルバム『avex revival trax』(2020年4月25日配信、5月13日CDでリリース)
脚注
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(一)^ “FACES PLACES - この曲を聴け!”. hvymetal.com. 2020年2月21日閲覧。
(二)^ (日本語) globe KEIKO Faces Places 高いキーへの挑戦︵1997︶ 2021年9月30日閲覧。
(三)^ 角川書店刊﹃月刊カドカワ﹄1997年5月号110Pより。
(四)^ 2020.8.3 TK NEXT #013 配信にて小室の最新作Route 246が最初に転調することに通じるとして本作が挙げられた。
久保こーじは、﹁マリブの白いピアノで作っていたのをアコギでやるんだよね。もっと評価されなきゃいけない曲だと思うな。溝口和彦いわく、譜面に書くとすごくシンプル、何のテンションもないようにみえる。最初の4小節で転調してる。﹂
木村建は、﹁あまりにも自然で当時転調していると思っていなかった、最近メロを弾く機会があってはじめて気がついた。サビがどこかわからない、二十何小節かの一塊で、ずっと展開し続けてる感じ。コードが弾ける人はぜひひとまわしやってみて最初に戻ったときの感動をやってほしい、同じところを繰り返してると思えない、ほんと不思議。﹂とのこと。
(五)^ 2015年5月27日14:26のツイート - Tetsuya Komuro(@Tetsuya_Komuro)
(六)^ 小室哲哉、globe20周年の“真実” 過去の葛藤と﹁FACES PLACES﹂の意味を初告白 モデルプレスインタビュー
(七)^ 当時小室本人はSPEEDと呼んだことがあった。
(八)^ “globe MUSIC VIDEO ドラマPROJECT”. avex globe (2016年3月15日). 2016年9月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- ミュージックビデオ
- globe「FACES PLACES」(MV) - YouTube
- globe 「FACES PLACES」(MV) - YouTube (主演:新川優愛)※globe MUSIC VIDEO ドラマ PROJECT により制作されたもの。