JC・ラミレス

JC・ラミレス
*JC Ramírez*
サルティーヨ・サラペメーカーズ
	シンシナティ・レッズ時代; （2016年）
基本情報
国籍	ニカラグア
出身地	マナグア県マナグア
生年月日	1988年8月16日（35歳）
身長; 体重	6' 4" ＝約193 cm; 250 lb ＝約113.4 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2005年アマチュアFA
初出場	MLB / 2013年6月23日; CPBL / 2021年3月19日
最終出場	MLB / 2019年8月12日; CPBL / 2021年5月14日
年俸	$1,901,000（2019年）
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	フィラデルフィア・フィリーズ (2013); アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2015); シアトル・マリナーズ (2015); シンシナティ・レッズ (2016); ロサンゼルス・エンゼルス (2016 - 2019); 富邦ガーディアンズ (2021); メキシコシティ・レッドデビルズ (2021); モンテレイ・サルタンズ (2023); サルティーヨ・サラペメーカーズ (2023 - );
国際大会
代表チーム	ニカラグア
WBC	2013年、2023年
	この表について

フアン・カルロス・"JC"・ラミレス︵Juan Carlos "JC" Ramírez, 1988年 8月16日 - ︶は、ニカラグアのマナグア県マナグア出身のプロ野球選手︵投手︶。右投右打。現在は、メキシカンリーグのサルティーヨ・サラペメーカーズ所属。CPBLでの登録名は﹁傑斯﹂。父親がキューバ人であることから、愛称はクバニート^[2]。

経歴[編集]

プロ入りとマリナーズ傘下時代[編集]

2005年、シアトル・マリナーズと契約^[3]。 2006年、傘下のルーキー級ベネズエラン・サマーリーグでキャリアを始める^[3]。

フィリーズ時代[編集]

2009年12月16日にクリフ・リーとのトレードで、タイソン・ギリース、フィリップ・オーモンと共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍した^[4]。 2012年11月にパナマで行われた第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選のニカラグア代表に選出された^[5]。 2013年6月23日のニューヨーク・メッツ戦でメジャー初登板を果たした^[3]。7点ビハインドの8回から登板し、1回を三者三振に抑えた。10月17日にFAとなった^[3]。

インディアンス傘下時代[編集]

2013年11月1日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結んだ^[6]。 2014年は主に傘下のAAA級コロンバス・クリッパーズでプレーした^[3]。

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2014年12月1日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ^[3]。 2015年は開幕を傘下のAAA級リノ・エーシズで迎えた^[3]。5月10日にメジャー契約を結んだ^[3]。6月18日に40人枠を外れる形でAAA級リノへ降格した^[3]。メジャーでは12試合にリリーフ登板して1勝1敗、防御率4.11という成績を記録した^[3]。

マリナーズ時代[編集]

2015年7月27日に金銭トレードで、マリナーズへ移籍した^[7]。9月8日にメジャー契約を結んだ^[3]。昇格時に登録名を"JC Ramirez"に変更している。マリナーズでは、リリーフのみで8試合に投げたが、防御率7.56だった^[3]。ダイヤモンドバックスとの通算では20試合に投げて1勝2敗・防御率5.32という内容だった^[3]。11月6日にダニエル・ロバートソンの獲得に伴って40人枠から外れ、AAA級タコマ・レイニアーズに降格した^[8]。

レッズ時代[編集]

2015年11月25日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結んだ^[^3]。 2016年は開幕を傘下のAAA級ルイビル・バッツで迎えた^[3]。4月22日にメジャー契約を結んだ^[3]。レッズでは27試合にリリーフ登板したが、1勝3敗1セーブ、防御率6.40という成績だった^[3^]。

エンゼルス時代[編集]

2016年6月26日にウェイバー公示を経てロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した^[9]。エンゼルスでは43試合に登板し、防御率2.91・2勝1敗1セーブ・WHIP1.19という成績を残した。レッズとの通算では自己最多の70試合にリリーフ登板し、防御率4.35・3勝4敗2セーブ・22四球・59奪三振・WHIP1.26という成績を記録した。 2017年は初めて先発として起用され、27試合︵うち先発は24試合︶で11勝10敗、防御率4.15を記録していたが、9月1日に60日間の故障者リストに登録され、シーズンを終えた^[10]。 2018年はトミー・ジョン手術を受けたため、1試合の登板のみに終わった。 2019年は7月に復帰登板を果たすも、8月15日にDFAとなり、マイナー契約で傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズへ配属された^[3]。

富邦時代[編集]

2020年12月28日に台湾プロ野球の富邦ガーディアンズと契約した^[^11]。 2021年7月10日に退団することが決まった^[12]。同日まで9試合に登板し4勝5敗、防御率3.43をマークしていた。

メキシカンリーグ時代[編集]

富邦退団後の2021年7月17日にリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのメキシコシティ・レッドデビルズと契約^[3]^[13]。3試合に登板して2勝0敗、防御率3.68という成績を残した^[13]。

ツインズ傘下時代[編集]

2022年3月30日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ^[3^]。7月13日に自由契約となった^[3]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2013	PHI	18	0	0	1	3	.000	116	24.0	30	6	15	1	0	16	0	0	22	20	7.50	1.88
2015	ARI	12	0	1	1	2	.500	63	15.1	15	1	4	2	0	11	1	0	7	7	4.11	1.24
2015	SEA	8	0	0	1	0	.000	43	8.1	10	2	7	1	1	5	0	0	7	7	7.56	2.04
'15計	SEA	20	0	1	2	2	.333	106	23.2	25	3	11	3	1	16	1	0	14	14	5.32	1.52
2016	CIN	27	0	1	3	1	.250	139	32.1	35	7	9	2	0	28	3	0	24	23	6.40	1.36
2016	LAA	43	0	2	1	12	.667	196	46.1	42	5	13	0	4	31	4	0	17	15	2.91	1.19
'16計		70	0	3	4	13	.429	335	78.2	77	12	22	2	4	59	7	0	41	38	4.35	1.26
2017		27	24	11	10	0	.524	620	147.1	149	21	49	1	6	105	5	1	72	68	4.15	1.34
2018		2	2	0	2	0	.000	33	6.2	7	3	7	0	0	4	0	0	8	7	9.45	2.10
2019		5	0	0	0	0	----	34	8.0	8	1	1	0	1	4	1	0	4	4	4.50	1.13
2021	富邦	9	9	4	5	0	.444	240	57.2	53	4	16	1	1	51	5	0	26	22	3.43	1.20
MLB：6年		142	26	15	19	18	.441	1244	288.1	296	46	105	7	12	204	14	1	161	151	4.71	1.39
CPBL：1年		9	9	4	5	0	.444	240	57.2	53	4	16	1	1	51	5	0	26	22	3.43	1.20

2021年度シーズン終了時

背番号[編集]

66（2013年、2016年 - 2019年、2021年）
56（2015年）

代表歴[編集]

2013 ワールド・ベースボール・クラシック・ニカラグア代表

脚注[編集]

(一)^ “J.C. Ramirez Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年1月19日閲覧。 (二)^ Explaining Angels Players Weekend nicknames MLB.com ︵英語︶ (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧 (三)^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ ^o ^p ^q ^r ^s ^t ^uMLB公式プロフィール参照。2022年7月24日閲覧。 (四)^ Done: Phils get Doc; Lee to Mariners (五)^ 2012 Qualifier Roster WBC公式サイト︵英語︶ 2015年4月14日閲覧 (六)^ Indians invite RHP J.C. Ramirez to Major League camp MLB.com (七)^ “Diamondbacks trade J.C. Ramirez to Mariners” (英語). Arizona Sports. (2015年7月27日) 2016年5月17日閲覧。 (八)^ Brent Stecker (2015年11月6日). “Mariners claim Angels OF Dan Robertson, outright RHP J.C. Ramirez” (英語). ESPN Seattle 2015年11月7日閲覧。 (九)^ [1] (十)^ Angels' new-look lineup impresses vs. Rangers MLB.com ︵英語︶ (2017年9月2日) 2017年9月4日閲覧 (11)^ https://twitter.com/gocpbl/status/1343281820205514754?s=21 (12)^ 自由時報電子報 (2021年7月10日). “中職︾少了索沙、邦威、傑斯怎麼辦？富邦‥持續補強洋將 - 自由體育”. 自由時報電子報. 2021年7月10日閲覧。 (13)^ ^a ^b“JC Ramirez Minor, Winter, Mexican & CPBL Leagues Statistics & History”. Baseball-Reference.com. 2022年4月1日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
JC Ramirez stats MiLB.com （英語）

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]

[

[12]

[13]

表話編歴野球ニカラグア代表 - 2013 ワールド・ベースボール・クラシック
監督	デニス・マルティネス
コーチ	アリエル・デルガドデイビス・ホグソンアントニオ・ヒメネスラファエル・メンドーサカイロ・ムリーロフリオ・サンチェス
投手	4 マイノール・モーラ 7 グスタボ・マルティネス 8 エルビン・ガルシア 11 リッキー・マルティネス 23 ベルマン・エスピノサ 26 カルロス・テレル 27 エドガー・ラミレス 28 フアン・ラミレス 29 ダニーロ・アルバレス 30 ウベル・パス 31 ペドロ・レイヨ 34 ジョニー・ポランコ 35 ダグラス・アルゲーロ 50 エラスモ・ラミレス
捕手	5 フアン・ブランドン 21 ハニオール・モンテス
内野手	2 エバース・カブレラ 6 モイゼス・フローレス 10 ロナルド・ガース 13 エルメール・レイエス 18 オフィリオ・カストロ 24 チェスラー・カスバート
外野手	1 ジルトン・カルデロン 9 ヘム・アルヘナル 12 マーク・ジョセフ 15 ドワイト・ブリットン 19 フスト・リバス 22 レナト・モラレス