出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『MUSIC JAPAN』(ミュージック ジャパン)は、NHK総合テレビジョンで2007年4月7日から2016年4月3日まで放送されていた音楽番組。通称MJ。
2007年3月16日まで14年間にわたって放送された﹃POP JAM﹄を継承し、J-POPシーンを賑すアーティストのライブパフォーマンスを中心に構成。最新のヒットナンバーはもちろん、出演アーティストの懐かしの曲も披露した。また、期待の若手アーティストも登場した。場合によってはロックや、メタルのジャンルに属するアーティストも出演した。
タイトルに﹁JAPAN﹂とあるが、日本国外のアーティストが出演することもあった。
番組は全編にわたりハイビジョンで制作していた。
なお﹃POP JAM﹄から引き続き、ホームページにてポッドキャスティングも展開していた。また、本放送終了後NHKオンデマンドでも配信され、基本的には全編配信されるが、回によっては著作権・肖像権の関係で一部カットされ、通常の放送時間よりも短くなる場合があったほか、全編配信されない場合もあった。
MJの発展解消、『シブヤノオト』&『NAOMIの部屋』に分割
[編集]
2016年4月以降、MJを発展的解消する形で﹃シブヤノオト﹄と﹃NAOMIの部屋﹄の2つの番組に分割、それらの番組に引き継がれることになった。﹃シブヤノオト﹄は本番組をほぼ踏襲した若者向け音楽番組として、4月24日より日曜夕方17:05 - 17:54枠で開始。一方の﹃NAOMIの〜﹄はコアなジャンルを取り上げる音楽番組として、4月30日︵29日深夜︶より土曜未明︵金曜深夜︶1:25 - 1:55の枠でスタート。いずれも月1回のペースで放送された[2][3][注 1]。
この他に、2016年3月に終了した、演歌・歌謡曲専門の﹃NHK歌謡コンサート﹄を発展させて同4月から開始された﹃うたコン﹄︵原則として毎週火曜19:30-20:15、月1回程度は20:45まで拡大、または﹃五木先生の歌うSHOW学校﹄差し替え︶においても、MJからの流れで邦楽歌手・演奏家をゲストに迎えて生演奏を行う[4]。
歌の場面はNHKホールでの収録が多かったが、NHKスタジオでの収録もあった。トークの場面はNHKスタジオでの収録がほとんどで、これはNHKホールでトークをすると観客の歓声により、トーク内容が視聴者に聞こえにくくなるためとされる。ただし、2014年の放送枠拡大からは回を重ねるごとにNHKホールでの楽曲披露の形態が増え、それと同時にNHKホールでトークを行うことも増え、またNHKホールの観客の歓声についても、演出の一環として逆にトーク場面で生かす方向になっていった。
なおNHKホールの収録については、当初は原則として月1回、月曜日に3週分を収録していたが[注 2]、後に放送枠の拡大やNHKホールでの楽曲披露が増えたこともあり、隔週月曜日に2週分の収録となった。
2007年度
本放送/土曜日 0:40 - 1:10︵金曜深夜︶
再放送/日曜日 17:30 - 18:00[注 3][注 4]
2008年度
金曜日 0:10 - 0:40︵木曜深夜︶
●この年新設された深夜放送枠﹃EYES﹄に編入とともに金曜深夜から木曜深夜へ移行、これまでの﹃爆笑オンエアバトル﹄と放送順序を入れ替え。つまり、木曜日の﹃きょうのニュース&スポーツ﹄に続けて放送されていた。
2009年度
日曜日 23:30 - 24:00
●EYES改編により日曜23時枠後半へ移動[注 5][注 6]。
2010年度〜2012年度
日曜日 18:10 - 18:40[5]。NHKニュースの後に続けて放送されていたため、大きな事件・事故等が生じてニュースの時間が延長した場合または大相撲中継が延長しニュースの開始時刻が遅れる場合は、遅くとも18:15 - 18:45に繰り下がることがあった[注 4][注 7][注 8]。
●番組4年目にして本放送が夕方枠に移動。これにより﹃ヤングスタジオ101﹄以来22年ぶりに若者向け音楽番組が日曜18時台に復帰することになった。この動きを見たBS2︵現‥BSプレミアム︶は長らくこの時間帯に放送されていた﹃ザ少年倶楽部﹄を金曜18時台に移している︵2012年度に水曜日20時台へ再移動︶[注 9]。また、この枠に移動してから生放送SPも度々放送された。
2013年度
木曜日 22:55 - 23:20[6]。
●番組7年目で放送曜日が木曜日の22:55︵23時のNHK︶枠[注 10] に移動、放送時間も5分短縮された。後番組としてそれまで土曜日の同時間帯に放送していた﹃NHK海外ネットワーク﹄が3年ぶりに日曜の同時間帯に戻り、さらに担当も青井実アナウンサーから吉田一貴アナウンサーになり、跡を継ぐことになった[6]。
2014年度 - 2015年度
月曜日 0:10 - 0:50︵日曜深夜︶
●番組8年目で放送曜日が月曜日の0:10枠[注 11] に移動、放送時間も15分拡大された。さらに担当も吉田からユースケ・サンタマリアになり、跡を継ぐことになった。
●直前番組として、月曜日の0:05 - 0:10︵日曜深夜︶に﹃MJ 5minutes﹄︵Perfume・ユースケの3分トーク、当日出演するアーティスト紹介︶が放送されていた[注 12]。
●番組最末期となる2016年2月22日︵21日深夜︶以降は﹃MJ 5minutes﹄を廃止、5分拡大で0:05 - 0:50の放送となっている[注 13]。
東日本大震災に伴う東北地方での編成への影響
[編集]
当初は「ナビゲーター」の肩書きが用いられていたが、2014年度以降はMCの肩書きが用いられるようになった。
NHKホール収録主体の内容となった2014年からは、Perfumeが全国ツアーや海外ツアーにより公開収録に出演できない場合、2 - 3名の代理MC(うち1名はNHKアナウンサー)を置くようになった。
- 松本まりか(「POP JAM」から継続、初回 - 2009年3月)
- 水樹奈々(2009年4月 - 2016年3月)[注 20]
- 浪川大輔(新世紀アニソンSP1のみ)
- 諏訪部順一(新世紀アニソンSP2のみ)
- 杉田智和(新世紀アニソンSP3のみ)
- 小野大輔(新世紀アニソンSP4のみ)
- 久保田祐佳(NHKアナウンサー、2014年6月30日。水樹の体調不良に伴う代役)
2014年4月現在
- 技術:菅谷将信
- 撮影:伊藤毅
- 音声:中井レイ
- 照明:松尾都栄
- 音響効果:浦真一郎
- 編集:齋藤公亮
- 美術:多田至
- プロデューサー:茂山圭司
- 制作統括:大西健太郎
- 演出:竹中聰子
- 制作著作:NHK
- 技術:豊島隆二
- 撮影:桑垣徳志
- 音声:蓮江哲也
- 映像:藤沼勇人
- 照明:児玉有美子
- 音響効果:川口真平
- 美術:山口高志、市原寛教、清絵里子
- プロデューサー:大久保寿一→石原真
- 制作統括:石原真→佐渡岳利→石原真
- 演出:大芝孝一→太田千賀
●﹃POP JAM﹄末期からの継承としてMJではあえて司会者を設定せずナビゲーターという形式をとり、トークはスタジオで出演アーティストのうちの数組と対談形式で行ったが、2010年度以降はアーティスト以外のゲストを交えてのレクリエーション企画も行われるようになった。その結果、レギュラー出演者の﹁ナビゲーター﹂の肩書きは自然消滅して事実上司会者として扱われるようになり、2014年度のユースケ就任時点では﹁MC﹂表記となった。2013年度までのNHKホール収録の司会は各回とも、NHKの若手アナウンサー1名が担当したが、番組には出演しなかった[注 21]。
●関根、Perfumeとトークを行わないアーティストが登場する場合は別セットの前に立ったアーティスト1組がビデオカメラの前で曲前トーク︵挨拶→意気込み→曲紹介︶を30秒ほど行っていた[注 22]。
番組開始当初から2年間は周りを全面黄金色の飾りに囲まれただけのセット︵通称﹁黄金ルーム﹂[7]︶だったが、2009年4月5日放送よりメインMCセットと同様番組のテーマカラーである赤と白を基調にしたセットに変更され、1年間使用された。
2010年4月11日放送からはテーマカラー変更とともにメインMCセットを一新。ピンクと萌黄色を基調にしたセットとなり、タイルの一部に﹁MJ﹂のロゴが入っている。
●放送枠が拡大された2014年度からは、ユースケとPerfumeが常時NHKホールでの収録に参加。オープニングではユースケの﹁日曜夜は!﹂の呼びかけに対し、観客が﹁MUSIC JAPAN!!﹂と叫んで番組がスタートするようになった︵省略してナレーションの水樹が呼ぶ場合もある︶。以前のスタジオでの企画も存続していたが、回によってはNHKホールの壇上で出演アーティストとのトークやレクリエーション企画を行うケースも度々見られるようになった。
2009年
●04月05日 - Perfumeが新MCとして登場[9]。この日の放送より、メインのトークセットを一新。関根とPerfumeがゲストを迎えてトークするために半円形テーブルが新たに設置された。初回ゲストはトータス松本。また別トークセットも黄金ルームから新しい物に変更された。
●04月26日より、Perfumeが振り付けについて解説する新企画﹁MJダンス部﹂がスタート。この企画では毎回Perfumeのメンバー︵西脇綾香=通称﹁あ〜ちゃん﹂、大本彩乃=通称﹁のっち﹂、樫野有香=通称﹁かしゆか﹂︶から各1名が交代でPerfumeの楽曲の振り付けを指導する。
●05月10日 - 5月2日に死去した忌野清志郎の追悼特別番組﹃愛しあってるかい?〜キング・オブ・ロック 忌野清志郎〜﹄︵23:30 - 24:19︶を放送した関係で、MJは50分遅れの24:20︵5月11日未明0:20︶からのスタートとなった。
●06月14日 - 世界のナベアツ率いる竹馬アイドルグループ・紫SHIKIBUがMJ初登場。新曲﹁イヲピにかえて﹂を熱唱。また、遊助も出演し新曲﹁たんぽぽ﹂を羽織袴姿で熱唱したほか、Perfumeとトーク。また﹃クイズ!ヘキサゴンII﹄から飛び出したユニット2組︵南明奈のスーパーマイルドセブン、里田まいwith合田家族︶もトークセットに登場。プロデューサーのカシアス島田もVTRでメッセージを寄せた[注 28]。
●07月26日 - Mr.マリックが自身の愛娘でR&BシンガーのLUNAの応援ゲストとして登場。スタジオでPerfumeらの前でマジックを披露する。また、DA PUMPが9人となって初のテレビ出演、最新曲﹁SUMMER RIDER﹂を披露した。
2010年
●02月14日 - バレンタインデーと、この年開催されたバンクーバー冬季オリンピックにちなみ﹁オリンピック&バレンタインSP﹂と銘打って15分の拡大版で放送。NHKで過去に放送された夏季・冬季オリンピック中継のテーマ曲を特集し、L'Arc〜en〜Cielがバンクーバー五輪中継のテーマ曲﹁BLESS﹂を披露した。
●02月28日放送の﹃MJ PRESENTS東京事変﹄は、チリ地震による津波警報関連のニュースのため、MJ放送枠の23:30 - 24:00の放送予定を、1時間40分遅れの25:10 - 25:40︵3月1日 1:10 - 1:40︶に変更となった[注 29]。また、同日の2月28日 24:55 - 26:25︵3月1日 0:55 - 2:25︶に放送する予定だった﹃新世紀アニソンSP2完全版﹄も同様の理由で、放送日が3月8日 26:25〜27:55︵3月9日 2:25 - 3:55︶に変更となった。
●03月28日 - 深夜枠時代最後の放送となったこの回は、かつて前番組﹃ポップジャム﹄の司会をしていたT.M.Revolutionが久々のNHKホール登場。最新曲﹁Imaginary Ark﹂を披露。
この時間帯の最後を飾るにしては、出演者が如何にも異色だった。まず関西の人気番組﹃ちちんぷいぷい﹄︵毎日放送︶発のユニット、おいしいうたファミリーがNHK全国放送に初出演、﹁明日の空﹂を披露した。さらにSKE48をはじめ、キノコホテル、HiGE、神聖かまってちゃんと初登場組がズラリ。
番組終盤では、いつものPJトークセットを関根とPerfumeが掃除する場面があり、また、青い作業服を着た青井実アナウンサー[注 30] が登場。次週から夕方6時10分へ引っ越しする旨を発表。さらに、満員のNHKホールで、新司会の青井アナを加えたMC陣が移動初回は生放送︵後述︶をすることを発表した。
2014年
●04月07日 - この日の放送から日曜日深夜︵月曜日午前︶、番組史上最長となる40分に拡大。新司会者としてユースケ・サンタマリアが登場[13]、Perfumeとともに進行を務める。
●10月27日、11月3日 - 千葉県浦安市の舞浜アンフィシアターで公開収録された回を2週に亘って放送。
●11月17日 - 無期限活動休止に入るBerryz工房が最後の出演。﹁永遠︵とわ︶の歌﹂を披露した。
2015年
●06月08日︵7日深夜︶ - この日の放送終了直後の0:49 - 0:55に﹃MJ loves Nコン﹄と題したミニ特番が放送され、SEKAI NO OWARIが﹁プレゼント﹂︵﹁中学校の部﹂の課題曲︶のオリジナルバージョンを披露した。
●06月29日︵28日深夜︶ - Perfumeがお休みのため、遊助がユースケとともに﹁Wユースケ﹂として司会を務めた。この日はゲスの極み乙女。とindigo la Endの2組︵ともに川谷絵音が在籍︶が登場した。この他、Kiroroと仲宗根泉︵HY︶によるユニット、さんごが初登場し﹁いのちのリレー﹂を披露した[注 35]。
●12月 - 2016年3月をもって番組終了することが報道された。
2016年
●02月22日︵21日深夜︶ - この日より﹃MJ 5minutes﹄をやめ、5分拡大版で放送︵当日のゲストはAKB48、ももいろクローバーZなど︶。
●03月14日︵13日深夜︶ - この日の放送をもって、NHKホールからのMJレギュラー版最終放送。最終歌唱アーティストは乃木坂46で﹁ハルジオンが咲く頃﹂を披露。
●04月04日︵3日深夜︶ 0:05 - 1:30の拡大版で﹃MJ SPECIAL NIGHT﹄と題した最終回スペシャルを放送。MCはユースケとPerfume、水樹が担当。第1部︵0:05 - 0:45︶はBABYMETALに密着した﹁MJ presents BABYMETAL革命〜少女たちは世界と戦う〜﹂を放送。続く第2部︵0:45 - 1:30︶は、無観客のNHKホールからユースケ、Perfume、水樹がMJ9年間の軌跡を振り返る総集編スペシャルを放送。9年間に出演したアーティストのライブパフォーマンスや楽屋訪問などの様々な企画を振り返ったほか、NHKホールのステージからPerfumeが最新曲﹁FLASH﹂、水樹が﹁Exterminate﹂﹁深愛﹂のメドレーをそれぞれ披露した。エンディングは番組最終楽曲としてPerfumeが﹁エレクトロ・ワールド﹂を披露、最後のコメントの後、ユースケの﹁日曜夜は、MUSIC JAPAN!。またね〜!﹂で締め、番組9年の歴史に幕[14]。
●MJ HEAD LINE
最新の音楽関連のイベントや人気・注目アーティストのライブを紹介する。番組前期〜末期。
●MJ SPECIAL
毎回1組のアーティストに焦点を当て、アーティストの秘蔵映像やインタビューを送るほか、最新ライブを披露するコーナー。番組初期。
●AKA-maru
注目の若手アーティスト1組を毎回紹介。番組初期。
●live in shibuya︵不定期︶
前番組﹃POP JAM﹄からの継続で、これも番組初期。渋谷で行われているライブを紹介するコーナー。
●MJランキング
毎回異なるテーマで1-5位の楽曲ランキングを発表[注 36]。番組初期。
●MJ学園
スタジオに教室風のセットを組み、Perfumeと青井が講師となり音楽等に関する授業を展開。AKB48などが生徒役で出演。
●MJダンス部
Perfumeが講師となり、女性アーティストにダンスを教える。SCANDALらがダンスレクチャーを受講。
●アイドルアンケート
AKB48をはじめとする女性アイドルグループを対象に、テーマごとにアンケートを募集し回答してもらい、ランキング上位5位を番組内で紹介。不定期。
●AKB48の被災地訪問企画
AKB48および系列グループ︵SKE48、NMB48、HKT48︶のメンバーが﹃﹁誰かのために﹂プロジェクト﹄の一環として、東日本大震災の被災地を訪問する模様を紹介。2011年5月29日より2013年度まで月1回程度、不定期で放送された。2013年度後期よりBSプレミアムで、グループの冠番組である﹃AKB48 SHOW!﹄が開始されたことに伴い、2014年度以降は同番組に譲渡された。本番組の終了後も継続している。
MJでは通常のレギュラー版以外にも、年数本程度で趣向を凝らした特集番組を放送している。以下はその主例。
またMJとしての特集以外にもスピンオフとして、アーティスト密着特集や﹃○○うた﹄と題した年数本単位による特番も放送している。
ネオ・ビジュアル系と呼ばれる若手バンドがNHKホールに集結しライブパフォーマンスを行う特別編として年1回開催される。基本的にはMJの特別編として、2007年から2008年まで﹃ネオ・ビジュアル系 真夏の宴︵西暦︶﹄と題して毎年夏季、8月末に放送してきたが、2009年は放送されなかったものの2010年春に4月18日に﹃ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010﹄と題して放送された。
また、後日BS2で完全版が放送されている。
- 第1回「ネオ・ビジュアル系 真夏の宴2007」
- 2007年8月31日
- 出演:アリス九號.、the GazettE、シド、jealkb、ナイトメア、Plastic Tree、ムック、メリー 計8組
- 第2回「ネオ・ビジュアル系 真夏の宴2008」
- 2008年8月28日
- 出演:アリス九號.、アンティック-珈琲店-、LM.C、the GazettE、D、ナイトメア、Plastic Tree、ムック
- 第3回「ネオ・ビジュアル系 春爛漫の宴2010」
- 2010年4月18日
- 出演:彩冷える-ayabie-、Alice Nine、Versailles、cali≠gari、girugämesh、シド、Plastic Tree、ムック
MUSIC JAPAN 新世紀アニソンSP
[編集]
毎年12月下旬の放送では﹁紅白スペシャル﹂と題して、﹃NHK紅白歌合戦﹄の会見および出場アーティストの紹介、その他紅白の見どころなどを紹介する特集を行っていた︵以下はその例︶。なお、番組後期には放送されない年もあった。
2008年
2008年12月31日︵30日深夜︶ 1:10〜1:57に﹃MUSIC JAPANスペシャル紅白特別号﹄と題して、﹃第59回NHK紅白歌合戦﹄の出場アーティストを紹介する特番を放送した。
2009年
2009年11月29日 23:40〜24:29︵50分に時間を拡大︶の枠で﹃第60回NHK紅白歌合戦﹄の事前番組として、﹃MUSIC JAPAN紅白スペシャル﹄を前半部に︵後半部は通常のMUSIC JAPAN︶放送。紅白初出場組の紹介と共に、紅白初出場が決定した当番組ナレーターの水樹奈々のその日一日の模様などを紹介した︵前半部20分はナレーションをHARRYが担当︶。さらに紅白放送3日前の12月28日︵27日深夜︶24:20〜25:09には﹃MUSIC JAPAN 紅白直前スペシャル﹄として、﹃紅白スペシャル﹄に新しい映像を加え、放送時間を拡大して放送した。
MUSIC JAPAN presents Special Night!! ︵総合︶
2008年10月10日 1:05〜3:10に、3部構成で放送された。
●第1部﹃チャットモンチー・ドキュメント 夢が夢でなくなる瞬間﹄
●第2部﹃MUSIC JAPAN OVERSEAS﹄第2弾
●第3部﹃ネオ・ビジュアル系 真夏の宴2008﹄︵再放送︶
MUSIC JAPAN presents 東方神起スペシャル ︵総合︶
2008年11月30日 15:05〜15:55に、東方神起の特集が放送された[注 39][注 40][注 41]。
MJ Presents AKB48 リクエストスペシャル︵総合︶
2010年11月8日︵月曜日︶ 24:15 - 25:30
MJ presents 密着!Perfume ドーム5万人ライブへの挑戦︵総合︶
2010年12月30日︵木曜日︶ 24:05 - 24:50
MJ Presents K-POP Special︵総合︶
2011年9月24日︵土曜日︶ 24:00 - 24:44︵9月25日 0:00 - 0:44︶に放送。
●出演‥2NE1、RAINBOW、Secret、KARA、2PM 他
MJ presents 東方神起スペシャル2011︵総合︶
●2011年10月9日︵日曜日︶ 17:20 - 18:00に放送。
MJ Presents AKB48リクエスト・スペシャル 2011〜神曲祭〜︵総合︶
●2011年11月15日︵火曜日︶ 24:15 - 25:30︵11月16日 0:15 - 1:30︶に放送。
MJ presents KARAスペシャル︵総合︶
●2011年11月16日︵水曜日︶ 24:15 - 25:05︵11月17日 0:15 - 1:05︶に放送。
MJ presents 密着!水樹奈々ドームライブの作り方︵総合︶
●2012年1月20日︵金曜日︶ 25:15 - 26:15︵1月21日 1:15 - 2:15︶に放送。
MJ presents K-POP Special︵総合︶
2012年6月15日︵金曜日︶ 25:30 - 26:20︵6月16日午前1:30 - 2:20︶に放送。
●出演‥2PM、FTISLAND、T-ARA、AFTERSCHOOL、B1A4、2AM 他
MJ presents 前田敦子スペシャル︵総合︶
●2012年9月16日︵土曜日︶ 24:10 - 24:40に放送。
MJ presents SKE48 リクエストSPECIAL︵総合︶
●2013年9月21日︵土曜日︶ 24:10 - 26:10
MJ presents コブクロ・スペシャル︵総合︶
●2012年9月27日︵木曜日︶ 22:55 - 23:25に放送。
MJ presents 水樹奈々inのど自慢︵総合︶
●2012年12月24日︵月曜日︶︵12月25日午前︶
●愛媛県西予市でのNHKのど自慢水樹奈々ゲスト出演に密着。
MJ presents Perfumeドキュメント〜今、世界へ︵総合︶
●2012年12月31日︵月曜日︶ 15:05 - 15:48
MUSIC JAPAN presents AKB48 ドキュメント3.11︵総合︶
●2013年3月21日︵木曜日︶ 22:55 - 23:25に放送。
●2013年3月11日、東日本大震災3周年に行われたAKB48の被災地一斉慰問に密着。
MJ presents Perfume×Technology︵総合︶
●2013年10月11日︵金曜日︶ 24:10 - 24:55
●Perfumeと映像技術とのコラボレーションの進化を追ったドキュメンタリー。出演‥Perfume、真鍋大度
MJ presents 水樹奈々 in ASIA︵総合︶
●2013年12月30日︵月曜日︶ 23:10 - 24:00
●水樹奈々のシンガポール﹁アニメ・フェスティバル・アジア﹂ゲスト出演、ライブツアー﹁LIVE CIRCUS﹂台湾追加公演に密着。
MJ presents ワン・ダイレクション ストーリー︵BSプレミアム︶
●2014年3月4日︵火曜日︶ 23:45 - 0:45
MJ presents NiPPoN RockS︵BSプレミアム︶
●日本のロックシーンのトップを走るアーティストを集めたライブフェスティバル型特番。
●Vol.1‥2013年11月17日︵月曜日︶ 24:50 - 26:20
●司会‥ハリー杉山、リアンヌ
●出演‥﹇Alexandros﹈、ゲスの極み乙女。、the telephones、ACIDMAN
●収録‥2013年10月24日 Zepp DiverCity Tokyo
●Vol.2‥2014年8月28日︵木曜日︶ 24:00 - 25:30
●司会‥ハリー杉山、リアンヌ
●出演‥WHITE ASH、HAPPY、Charisma.com、クリープハイプ、BOOM BOOM SATELLITES
●収録‥2014年7月3日 Zepp DiverCity Tokyo
●Vol.3‥2014年12月9日︵火曜日︶
●司会‥ハリー杉山、リアンヌ
●出演‥KEYTALK、SEBASTIAN X、tricot、KEMURI
●収録‥2014年11月14日 Zepp DiverCity Tokyo
●Vol.4‥2015年7月20日︵月曜日︶23:15 - 24:45
●司会‥橋本奈々未、リアンヌ︵レポーター︶
●出演‥大森靖子、SHERBETS、女王蜂、NICO Touches the Walls、BLUE ENCOUNT
●収録‥2015年7月8日 Zepp Tokyo
●Vol.5‥2015年7月27日︵月曜日︶23:45 - 25:15
●司会‥橋本奈々未、リアンヌ︵レポーター︶
●出演‥THE ORAL CIGARETTES、神聖かまってちゃん、DAOKO、POLYSICS、RIZE
●収録‥2015年7月9日 Zepp Tokyo
MJ Presents Perfume 10th Anniversary ︵総合︶
●2015年10月11日︵日曜日︶ 24:05 - 25:20
●Perfumeデビュー10周年を記念した特番。MCはハリセンボンが務めた。
MJ presents 祝15周年!水樹奈々77分生放送スペシャル!︵BSプレミアム︶
●2015年12月5日︵土曜日︶ 24:45 - 26:02
●水樹奈々歌手デビュー15周年を記念し歌手メジャーデビュー記念日に行われた生放送特番。
●出演‥水樹奈々 司会‥吉田一貴 ゲスト‥井上喜久子、沢城みゆき、奥井雅美、宮野真守 きき手‥鷲崎健
●12月5日 22:53 - 23:00にはBSプレミアムにて事前番組﹁もうすぐ!水樹奈々 生放送スペシャル﹂を放送、2016年2月7日 15:00 - 16:30には完全版を放送。
MJ presents いきものがかりの10年がかり︵総合︶
●2016年3月20日︵日曜日︶ 24:05 - 25:20
●いきものがかりのデビュー10周年を記念して、生放送でメンバーとともに10年の軌跡を紹介。進行は青井アナが務めた。
MJ presents チャットモンチー 徳島こなそんフェス〜10周年おめでとう〜︵総合︶
●2016年3月27日︵日曜日︶ 24:05 - 24:49
●チャットモンチーが出身地である徳島県で行った10周年記念ライブ ﹁チャットモンチーのこなそんフェス﹂ の模様に密着、メンバーと親交のあるアーティストらのコメントなども紹介。ナレーションは近藤春菜︵ハリセンボン︶が担当。
MJ presents BABYMETAL革命〜少女たちは世界と戦う〜︵総合︶
●2016年4月3日︵日曜日︶ 24:05 - 24:45
●アイドルとメタルロックの融合、BABYMETALの魅力を紹介。インタビュアーをマーティ・フリードマンが、ナレーションを冠徹弥がそれぞれ担当。
●この回は﹁MJ SPECIAL NIGHT﹂︵最終回SP︶第1部として放送された[注 42]。
- MUSIC JAPAN Presents RADIO
- 2010年8月にFMで放送された本番組のスピンオフラジオ番組。放送時間は21:30 - 23:00[16]。
- 第1回(2010年8月1日) - Perfume
- 第2回(2010年8月22日) - 水樹奈々
(一)^ 後に﹃シブヤノオト﹄は2019年4月7日より毎週日曜未明︵土曜深夜︶0:05 - 0:34 の放送に移行した事で週1回の若者向け音楽番組は3年ぶりに再開した。
(二)^ ちなみにMJの第1回収録は2007年3月20日に行われた。ただし当日は火曜日で普通なら﹃NHK歌謡コンサート﹄の放送日だが総集編のため公開されず、MJの収録が行われた。
(三)^ 放送開始当時から日曜日夕方に再放送を設けていたが毎週あるわけではなく、大相撲本場所や高校野球夏大会の期間中をはじめとして、日曜日にプロ野球などのスポーツ中継、また特集番組編成時以外に稀に放送される程度だった。本放送より1 - 2週遅れになることもある上、緊急ニュースやスポーツ中継延長などで休止されることもあった。また一部地域では別番組を放送するところもあった。再放送は1年で廃止となった。なお、2年後の2010年より、現在の日曜夕方6時枠にて本放送されることとなる。
(四)^ abc2010年7月11日〜25日は大相撲名古屋場所の中継が大相撲野球賭博問題で中止となったことに伴い、代替で18時台にダイジェスト番組を放送することになったため、期間中は17:30-17:59に繰り上げとなった。
(五)^ 日曜EYES枠の新設に伴うものだが、公式にはEYESから外れる形となった。
(六)^ 2009年度は本番組前の23時台前半は、前期が﹃サラリーマンNEO Season4﹄︵4月12日 - 9月27日︶、後期は﹃ママさんバレーでつかまえて﹄︵10月4日 - 12月20日︶、﹃祝女﹄︵2010年1月3日 - 3月28日︶を放送していた。
(七)^ 2-5分遅れで開始した場合は連続テレビ小説の5分版のダイジェストが休止となる。
(八)^ 2010年7月4日は、大相撲野球賭博問題に関する日本相撲協会の臨時理事会が開かれ、その後の会見の模様を伝えるために、ニュース枠が5分拡大して本番組が繰り下がった︵なお当日はニュース前に1分間、全局一斉に特別番組全国一斉地デジ化テストが放送された︶。
(九)^ NHKワールド・プレミアムでは国内向け放送の時間帯変更後も日曜日22時台のまま継続されていたが、2012年度に総合テレビで本番組が放送される時間帯と同じく日曜日18時台に移した。なお、NHKワールド・プレミアムでは日曜日23:00 - 23:30に同日時差放送されている。
(十)^ 木曜日の放送は深夜放送だった2008年度以来5年ぶり。
(11)^ 日曜深夜の放送は23:30 - 24:00枠だった2009年度以来5年ぶり。
(12)^ なお、緊急ニュース︵地震・災害など︶や地方選挙︵自治体の首長選、衆議院議員補欠選挙など︶の開票速報などにより休止することもあった。
(13)^ ただし、3月7日︵3月6日深夜︶は23時枠の海外ドラマ﹃ダウントン・アビー4華麗なる英国貴族の館﹄の放送時間拡大︵23:00 - 0:12︶のため17分遅れの0:17 - 1:02、また翌週14日︵13日深夜︶も同ドラマが30分遅れの放送︵23:30 - 0:18︶のため0:23 - 1:08に放送された。
(14)^ なお、3月28日にNHKホールで予定されていた公開収録は地震の影響で中止となった。
(15)^ 当日は東北地方のみ該当枠に﹃連続テレビ小説50年!〜日本の朝を彩るヒロインたち〜﹄を遅れネット︵本来の時刻では震災関連の番組を放送︶で放送。
(16)^ ただし新世紀アニソンSPの回は出演していない。
(17)^ NHKアナウンサーがレギュラーとして出るのは、﹃MJ﹄では青井が初めてだが、若者向け音楽番組では2006年3月まで﹃ポップジャム﹄を担当した村上由利子以来4年ぶりとなった。
(18)^ 通常担当しているナレーションと兼務していた。13日はさらに出演アーティストの一人としても出演。
(19)^ 音楽番組のMCは﹃ミュージックドラゴン﹄︵日本テレビ系︶以来。NHKでは初。
(20)^ 出演者としても何回か登場した。またPerfume不在時には、代理のMCを務めたこともあった。また、最終回ではユースケ・PerfumeとともにMCを務めた。
(21)^ 関根麻里がNHKホールの収録に参加することもある。その際は、出演アーティストとのトークが楽屋で録られる場合があった。
(22)^ ただし、2008年9月18日放送でDir en greyのみは例外的にトークも曲前トークも無かった。彼らの意向だと思われる。
(23)^ なお、この日の放送分は﹁日米首脳共同会見﹂︵24:10 - 、前番組を休止︶延長のため7分︵24:47 - 25:17︶繰り下げとなった。吉澤卒業後にリーダーを務めた藤本美貴もメンバーとしての最後の出演であった。
(24)^ ルー大柴が出場を狙っていたレッドホワイト︵紅白︶歌合戦は逃した。
(25)^ 2007年度の﹃関口知宏の中国鉄道大紀行日めくり版﹄放送期間中は10分遅れだったが、10月13日︵12日深夜︶は通常編成となった。
(26)^ 浅井健一は2007年10月5日の放送にも歌無しで登場、このときもUAと椎名林檎がVTRでコメントを寄せた。
(27)^ 羞恥心・アラジンは11月20日の放送にも出演︵羞恥心はデビュー曲﹁羞恥心﹂を熱唱︶。第59回NHK紅白歌合戦への出場を果たした。
(28)^ カシアス本人曰く、自身のNHK出演は15年ぶりとのことである。また、関根麻里の父とも公私共に親しい。
(29)^ 3月6日 26:50 - 27:19︵3月7日 2:50 - 3:19︶に再放送した。
(30)^ 日曜日はラジオ渋マガZの総合司会と掛け持ち
(31)^ ちなみに13回だった。
(32)^ 2011年4月1日より日本テレビ系の朝の帯番組﹃ZIP!﹄の司会に就任のため︵2014年9月で降板、その後、北乃きい︵2014年9月-2016年9月︶を経て、現在は川島海荷︵2016年10月‐︶が務めている︶。
(33)^ サンボマスターの山口隆、TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美、THE BACK HORNの松田晋二、そして風とロック主宰の箭内道彦の4名からなる。箭内はNHKでは2011年3月まで放送されていた﹃トップランナー﹄の司会も務めていた。
(34)^ 東日本大震災の被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県を除く︵3県は2012年3月31日をもってアナログ放送を終了︶。
(35)^ 当初は4月20日収録︵5月4日、11日放送︶に出演する予定だったが、仲宗根の体調不良により取りやめとなっていた。
(36)^ かつてフジテレビ系で放送された﹃MJ﹄にも﹁MJ RANKING﹂というコーナーがあったが、それとは無関係。
(37)^ 上述のとおり、当初は2月28日 24:55 - 26:25︵3月1日 0:55 - 2:25︶に放送する予定だったが、チリ地震による津波警報関連のニュースのため放送中止となり、放送日が延期された。
(38)^ 当初は3月18日 26:00 - 27:29︵3月19日 2:00〜3:29︶に放送する予定だったが、東日本大震災関連のニュースのため放送中止となり、放送日が延期された。さらに当日も、25:00に福島県で発生した地震関連のニュースが放送されたため、25:10開始予定だったのが3分繰り下がって25:13からとなった。
(39)^ 釧路放送局︵北海道釧路・根室地方︶では同時刻に﹃第40回NHK杯アイスホッケー大会﹄が放送されたため、12月6日 0:10〜1:00に放送された。
(40)^ 総合テレビでの放送の翌週12月7日に﹃あなたのアンコールサンデー﹄︵BS2、10:00〜11:54︶にて再放送された。
(41)^ ﹃第59回NHK紅白歌合戦﹄に出場することになったため、総合テレビで12月31日 2:37〜3:27で再放送された。
(42)^ なお、エンディングのスタッフロールは表示されたが、パート部分としての放送のため、最後に﹁終 制作・著作 NHK﹂の表示はなかった。
(43)^ 当初、2011年3月19日 19:30 - 20:43に放送予定だったが、東日本大震災に伴う報道の関係で放送日が延期となっていた。
(44)^ 4月中の本編では放送枠に収まりきらなかった事により放送できなくなった被災地訪問︵2013年4月13日に福島県二本松市・浪江町で開催︶の報告を番組内で放送した。
(45)^ 6月中の本編では放送枠に収まりきらなかった事により放送できなくなった被災地訪問︵2013年6月23日に宮城県松島町で開催︶の報告を番組内で放送した。
関連項目 |
---|
![NHK](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/ce/NHK_Logo_2020_white.svg/50px-NHK_Logo_2020_white.svg.png) 若者向け音楽テレビ番組の変遷(1970年代以降) |
---|
| | | | | | |
|