Prime Video Presents Live Boxing
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Prime Video Presents Live Boxing | |
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ジャンル | ボクシング中継番組 |
配信時間 | 不定期 |
配信期間 | 2022年4月9日 -(8回) |
配信国 | 日本 |
制作 | Amazon Prime Video |
出演者 |
竹内由恵 村田諒太 長谷川穂積 山中慎介 |
Prime Video Presents Live Boxing︵プライムビデオ・プレゼンツ・ライブボクシング︶[1]は、Amazon Prime Video︵以下プライムビデオ︶にて配信されるプロボクシング中継、あるいは中継される興行のタイトルである。
概要[編集]
2021年11月、アマゾンジャパンが帝拳プロモーション及びトップランクとパートナーシップ契約を締結[2]。帝拳が関与する世界タイトルマッチをメインとする大型興行を﹁Live Boxing﹂のタイトルでアンダーカードの一部︵原則として8回戦以上︶を加えて3~5試合プライムビデオにて独占生配信している。Amazonプライム会員であれば追加料金なしで視聴ができる。 第1弾は2022年4月9日[注釈 1]、さいたまスーパーアリーナで開催されたWBA・IBF・IBO世界ミドル級王座統一戦、村田諒太VSゲンナジー・ゴロフキンで、プライムビデオが日本国内で手掛ける初のスポーツ中継でもあった[5][6]。 6月7日に配信されたWBA・IBF・WBC世界バンタム級王座統一戦、井上尚弥vsノニト・ドネアは、プライムビデオが日本で配信した作品の中で、配信初日として当時の史上1位の視聴数を記録した[7]。その後、2023年3月22日配信の2023 ワールド・ベースボール・クラシック決勝戦に更新された[8]が、2024年5月6日の井上vsルイス・ネリ戦で視聴数を再び更新した[9]。 なお、プライムビデオによる配信は日本国内限定であり、海外では興行ごとに別のプラットフォームでそれぞれ配信される[注釈 2]。 また、イベント及び配信コンテンツについてはフジテレビ﹁FUJI BOXING﹂スタッフにプロデュースを委託している[12]。これは村田が出場する試合の国内独占放映権を同局が持っていたためである[注釈 3]。配信試合[編集]
- 第1弾
詳細は「ゲンナジー・ゴロフキン 対 村田諒太戦」を参照
- 第2弾
- 第3弾
詳細は「寺地拳四朗 対 京口紘人戦」を参照
- 第4弾
詳細は「寺地拳四朗 対 アンソニー・オラスクアガ戦」を参照
- 第5弾
- 第6弾
- 2024年1月23日 大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場[注釈 7][29]
- WBA・WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 寺地拳四朗(BMB) 12回判定2-0 カルロス・カニサレス(ベネズエラ)
- 121ポンド契約8回戦 ルイス・ロブレス(メキシコ) 3回TKO 那須川天心(帝拳)
- WBA世界フライ級タイトルマッチ アルテム・ダラキアン(ウクライナ) 12回判定3-0 ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)[注釈 8]
- 54.5kg契約8回戦 辰吉寿以輝(大阪帝拳) 8回判定2-0 与那覇勇気(真正)[注釈 8]
- 第7弾
- 2024年2月24日 東京・両国国技館[30]
- WBA世界バンタム級タイトルマッチ 井上拓真(大橋) 9RKO ヘルウィン・アンカハス(フィリピン)[注釈 8]
- WBC世界バンタム級タイトルマッチ アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ) 6RTKO 中谷潤人(M.T)
- WBO世界スーパーフライ級王座決定戦 田中恒成(畑中) 12回判定3-0 クリスチャン・バカセグア(メキシコ)
- バンタム級8回戦 増田陸(帝拳) 1RKO ジョナス・スルタン(フィリピン)[注釈 8]
- 第8弾
- 2024年5月6日 東京ドーム[31][32]
- WBA・WBC・IBF・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ 井上尚弥(大橋) 6RTKO ルイス・ネリ(メキシコ)
- WBO世界バンタム級タイトルマッチ ジェイソン・モロニー(オーストラリア) 12回判定3-0 武居由樹(大橋)
- WBA世界バンタム級タイトルマッチ 井上拓真(大橋) 12回判定3-0 石田匠(井岡)
- WBA世界フライ級タイトルマッチ ユーリ阿久井政悟(倉敷守安) 12回判定3-0 桑原拓(大橋)
- スーパーバンタム級8回戦 テレンス・ジョン・ドヘニー(アイルランド) 4RTKO ブリル・バヨゴス(フィリピン)
詳細は「井上尚弥 対 ルイス・ネリ戦」を参照
- 第9弾
- 2024年7月20日 両国国技館[33]
- WBC世界バンタム級タイトルマッチ 中谷潤人(M.T) vs ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)
- 10回戦 那須川天心(帝拳) vs ジョナサン・ロドリゲス(アメリカ)
- WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ 田中恒成 vs ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)
- WBO世界フライ級王座決定戦 加納陸(大成) vs アンソニー・オラスクアガ(アメリカ/帝拳)
- スーパーミドル級6回戦 荒本一成(帝拳) vs ムングンツォージ・ナンディンエルデン(モンゴル)[注釈 9]
なお、2022年12月14日のWBA・WBC・IBF・WBO世界バンタム級王座統一戦、井上尚弥vsポール・バトラー︵イギリス︶も当番組にて配信予定であると報道されていたが[34]、結局はdTV︵現Lemino︶にて配信され、井上戦を中心とした試合は以降はLeminoで配信されるようになった。
主な出演者[編集]
MC[編集]
●上田晋也︵くりぃむしちゅー︶ - 第1・2・8弾メインMC ●竹内由恵︵フリーアナウンサー、元テレビ朝日︶ ●村田諒太 - 第5・6・7弾のMC兼解説。第2・3・4弾にはゲストとして出演。解説[編集]
●長谷川穂積︵元WBC世界バンタム級・フェザー級・スーパーバンタム級3階級王者︶ ●山中慎介︵元WBC世界バンタム級王者︶ ●具志堅用高︵元WBA世界ライトフライ級王者︶ - 第4弾ゲスト[編集]
●井上尚弥 - 第1・4・7弾実況[編集]
特筆なき場合、すべてフジテレビアナウンサー。脚注[編集]
注釈[編集]
(一)^ ab当初は前年12月29日を予定していたが[3]、オミクロン株急拡大による渡航制限のため延期[4]。
(二)^ 例えばアメリカでは第1弾はゴロフキンと契約を結ぶDAZN、第2弾以降はトップランクと契約しているESPN+にてそれぞれ配信[10][11]。
(三)^ 村田は2013年にフジテレビと関係が深い三迫ジムからプロデビューし、2014年9月に帝拳へ移籍後も個別に放映権契約を結んだ上で継続された。ただし、2018年10月にラスベガスで行われたロブ・ブラント戦のみDAZNにて独占生中継。フジテレビは後日録画で放送。
(四)^ 発表当初は寺地とWBO王者ジョナサン・ゴンサレス︵プエルトリコ︶の王座統一戦を予定していたが、ゴンサレスがマイコプラズマ肺炎発症で来日できなくなったためオラスクアガに変更された。
(五)^ 那須川のプロボクシングデビュー戦。
(六)^ 発表当初は那須川とフアン・フローレス︵メキシコ︶の対戦を予定していたが[23]、フローレスが新型コロナウイルス感染症発症で来日できなくなったためグスマンに変更された[24]。
(七)^ 当初の発表では2023年11月15日に両国国技館での開催を予定していたが[25][26][27]、井上拓真がスパーリング中に肋骨骨折の大怪我を負ったため延期[28]。また首都圏以外での開催は初となる。
(八)^ abcd2023年11月15日に予定していたカード。
(九)^ 荒本のプロボクシングデビュー戦。
出典[編集]
(一)^ “Amazon、ボクシング2大戦を独占配信。寺地vs京口/ゴンザレスvs岩田”. AV Watch. (2022年9月14日) 2022年9月16日閲覧。
(二)^ "Top Rank Joins Forces with Prime Video in Japan to Stream Major Live Boxing Events" (Press release) (英語). トップランク社. 15 November 2021. 2022年4月10日閲覧。
(三)^ “12.29村田諒太×ゴロフキン正式発表 ミドル級2団体統一戦 prime videoライブ配信”. BoxingNews. (2021年11月12日)
(四)^ “村田─ゴロフキン戦が延期、新型コロナ影響”. ロイター (2021年12月4日). 2021年12月29日閲覧。
(五)^ “︻村田諒太vsゴロフキン︼ボクシング界変える?アマプラ生配信 資金力十分配信サービスで実現”. 日刊スポーツ (2022年4月9日). 2022年4月9日閲覧。
(六)^ “独占配信のアマゾン 村田の頂上決戦の価値は﹁野球、サッカー以上﹂”. 朝日新聞 (2022年4月9日). 2022年4月9日閲覧。
(七)^ “井上尚弥VSドネア、Prime Video史上1位の配信初日視聴数”. AV Watch. (2022年6月8日) 2023年4月1日閲覧。
(八)^ “WBC決勝・米国戦 アマプラ配信初日の視聴数が日本歴代1位 ﹁井上尚弥VSドネア﹂超え”. スポニチアネックス. (2023年3月24日) 2023年4月1日閲覧。
(九)^ “井上尚弥VSネリ、日本のPrime Video史上最大のピーク視聴数記録。アーカイブ配信中”. AV Watch. (2024年5月7日) 2024年7月14日閲覧。
(十)^ “村田VSゴロフキンの﹁20億円マッチ﹂ その原資は? 成立の背景”. 朝日新聞デジタル. (2022年4月8日) 2023年11月4日閲覧。
(11)^ “那須川天心、デビュー戦は異例の世界配信 米ESPN+ら各国参戦﹁世間に覚悟を見せる﹂”. THE ANSWER. (2023年2月13日) 2023年4月1日閲覧。
(12)^ @fujitv_boxing (2023年9月16日). "本日、寺地拳四朗・中谷潤人ダブル世界タイトルマッチ&那須川天心ボクシング第2戦の記者会見が行われました。いよいよ明後日9月18日︵月・祝︶有明アリーナにて﹁Prime Video Presents Live Boxing 5﹂開催です。今回も FUJI BOXING がイベントと配信コンテンツをプロデュースします!". X︵旧Twitter︶より2023年9月19日閲覧。
(13)^ “Prime Video、村田諒太×ゴロフキン戦を独占ライブ配信”. AV Watch. (2022年3月24日) 2023年4月1日閲覧。
(14)^ “Amazon Prime Video、ボクシング﹁井上尚弥vsノニト・ドネア﹂独占中継の出演陣発表”. PHILEWEB. (2022年6月3日) 2023年4月1日閲覧。
(15)^ “井上尚弥VSドネア バンタム級王座統一戦は今夜。Amazon Prime”. AV Watch. (2022年6月7日) 2023年4月1日閲覧。
(16)^ “Amazon、ボクシング2大戦を独占配信。寺地vs京口/ゴンザレスvs岩田”. AV Watch. (2022年9月14日) 2023年4月1日閲覧。
(17)^ “Amazon、ボクシング2大戦を今日配信。メインカードは20時45分頃”. AV Watch. (2022年11月1日) 2023年4月2日閲覧。
(18)^ “Amazon Prime Video、那須川天心のボクシングデビュー戦を独占配信 視聴者獲得を目指す”. ITmediaビジネスONLiNE. (2023年2月14日) 2023年4月1日閲覧。
(19)^ “寺地拳四朗に挑戦のオラスクアガ 中谷潤人の兄弟弟子 突然のビッグチャンスを大歓迎”. BOXING NEWS. (2023年3月30日) 2023年4月1日閲覧。
(20)^ “4.8﹃Prime Video Presents Live Boxing﹄那須川天心は第3試合 村田諒太がゲスト”. BOXING NEWS. (2023年4月4日)
(21)^ “寺地拳四朗、ブドラーを圧倒して4王座統一目指す 9.18アマプラ興行発表”. BOXING NEWS︵ボクシング・ニュース︶. (2023年7月19日)
(22)^ “﹁勝って統一戦を﹂中谷潤人への刺客はエストラーダに善戦したコルテス 9.18アマプラ興行”. BOXING NEWS︵ボクシング・ニュース︶. (2023年7月19日)
(23)^ “プロ2戦目で8回戦の那須川天心、相手も初めてのメキシカン・フローレス”. BOXING NEWS︵ボクシング・ニュース︶. (2023年7月19日)
(24)^ “那須川天心の対戦相手がメキシコ王者ルイス・グスマンに変更 ﹁僕としてみれば嬉しい﹂”. スポーツ報知. (2023年9月2日)
(25)^ “︻ボクシング︼井上拓真、11月15日に両国国技館でアンカハスと初防衛戦 ﹁進化した井上拓真のボクシングをお見せして勝ちます﹂”. サンスポ. (2023年9月15日)
(26)^ “世界初挑戦のユーリ阿久井政悟が記者会見 ﹁銀河系最強を目指している﹂…11.15両国”. スポーツ報知. (2023年9月27日)
(27)^ “日本バンタム級4位増田陸、11・15両国で世界ランカーのスルタンとバンタム級8回戦”. 日刊スポーツ. (2023年10月6日)
(28)^ “井上拓真の11.15初防衛戦が延期に スパーリング中ろっ骨骨折で4週間の加療必要と判断”. スポーツ報知. (2023年10月28日)
(29)^ “1.23大阪アマプラ興行 寺地拳四朗、ユーリ阿久井、那須川天心が出陣”. BOXING NEWS︵ボクシング・ニュース︶. (2023年12月14日)
(30)^ “2.24両国 王者の井上拓真、階級アップの中谷潤人、4階級かける田中恒成がトリプル世界戦”. BOXING NEWS︵ボクシング・ニュース︶. (2023年12月14日)
(31)^ “井上尚弥 5.6東京ドームでネリと防衛戦 ﹁因縁持ち込まない﹂ ネリ﹁日本はやりやすい﹂”. BOXING NEWS︵ボクシング・ニュース︶. (2024年3月6日)
(32)^ “5.6東京ドーム 井上拓真が石田匠とV2戦、ユーリ阿久井は桑原拓と、武居由樹は世界初挑戦”. BOXING NEWS︵ボクシング・ニュース︶. (2024年3月6日)
(33)^ “7.20両国アマプラ興行 WBCバンタム級王者の中谷潤人﹁統一戦ができるパフォーマンスを﹂”. BOXING NEWS. (2024年5月31日)
(34)^ “井上尚弥とバトラーの4団体王座統一戦は﹁アマゾンプライムビデオ﹂が生配信か? 米報道/ボクシング”. サンスポ. (2022年8月25日) 2023年9月16日閲覧。