WZ Editor 10
マニュアル
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セットアップ
シリアル番号とライセンスキーは正確に入力してください。
- 半角文字で英字の大文字/小文字を正しく入力します。
- ハイフンは半角のマイナス記号を入力します。
標準インストール
「標準ユーザインストール」の自動インストールを開始します。
インストール先のフォルダはProgram Files\WZ Editor 10となります。
スタートメニュー、デスクトップにWZ10の起動アイコンを作成します。
テキストファイルに関連付けをおこないます。
WZ10の各種の設定内容は、ログオンのユーザ単位で下記のフォルダに保存されます。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\WZSoftware\WZ10Com
カスタムインストール
セットアップの種類を標準ユーザインストールとユーザ専用インストールから選択します。
セットアップ先のフォルダ、アイコンの作成、関連付けのオプションを選択します。
- 標準ユーザインストール
- インストール先のフォルダはC:\Program Files\WZ EDITOR 10となります。
C:\Program Files内の別フォルダへのセットアップも可能です。
WZ10の各種の設定内容は、ログオンのユーザ単位で下記のフォルダに保存されます。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\WZSoftware\WZ10Com - ユーザ専用インストール
- C:\Program Filesを除く任意のフォルダにセットアップできます。
デフォルトでは下記のログインユーザのフォルダにセットアップされます。
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\WZSoftware\WZ EDITOR 10
WZ10の各種の設定内容は、セットアップしたフォルダに保存されます。
セットアップ先にUSBメモリのフォルダを指定すると、USBメモリ上にセットアップできます。
使用条件
- 個人でご本人がご使用の場合に限り、1ライセンスにつき3台までのコンピュータにインストールできます。インストールした本製品を同時に稼動することはできません。
- 法人など複数の方でご使用の場合は、1ライセンスにつき1台のコンピュータにインストールできます。本製品をインストールする台数分のライセンスをご購入ください。
本ソフトウェアに対するリバースエンジニアリング及び、改変は一切禁止します。付属のText-Cプログラムとサンプルプログラムのみ例外とします。詳細は使用許諾契約証をご確認ください。
セットアップの注意
ウィルス対策と常駐ソフトウェア
セキュリティソフトの誤判定により、WZ10のプログラムファイルが削除される場合があります。この場合はセキュリティソフトを操作して、削除されたファイルを復帰してください。
この他、セキュリティソフトや常駐ソフトの影響によって、WZ10のセットアップでエラーが発生する場合があります。この場合はセットアップの前に、WZ10を監視の対象から外す、セキュリティソフトや常駐ソフトを一時的に解除、すべてのセキュリティソフトや常駐ソフトの停止、Windowsをシャットダウンして再起動の操作を必要に応じておこなってください。
プログラム互換性アシスタント
WZ10のセットアップ後に「プログラム互換性アシスタント」ダイアログボックスが表示される場合があります。
「このプログラムは正しくインストールされました」を選択してください。
設定の引き継ぎ
起動
WZ10の起動には、下記の操作方法があります。
- スタートメニューから「WZ10」を実行
- 「個人専用セットアップ」の場合は、「WZ10(ユーザ名) 」を実行
- WZフォルダのwzeditor.exeを実行
- エクスプローラから、テキストファイルを開く(関連付けした場合)
ユーザアカウント制限の警告
WindowsのUAC(ユーザアカウント制御)によって、WZ10の起動時に「ユーザアカウント制限」が表示される場合があります。
制限を解除するには、下記の操作をおこないます。
- WZ10を起動するショートカットを右クリックしてプロパティを選択
- 「ショートカット」タブから「詳細設定」をクリック
- 「管理者として実行」をONにしてOK
改善されない場合は、更に下記の操作をおこないます。
- WZ10のセットアップを起動
- 「WZセットアップ選択」から「個人専用セットアップ」で再セットアップ
- WZ10の起動を確認
常駐
WZ10を常駐すると、タスクトレイやホットキーでWZ10を起動できるようになります。
常駐をするには下記の操作をおこないます。
- 『表示メニュー:設定』を実行
- 『ウィンドウタブ:オプション:WZの常駐』をONにしてOK
タスクトレイにWZアイコンが常駐します。
常駐のカスタマイズ
下記の操作で常駐をカスタマイズできます。
- タスクトレイのWZアイコンを、右クリックまたはダブルクリック
- メニューから『オプション』コマンドを実行、オプションダイアログを表示
- ダブルクリックの動作
- ダブルクリックの動作をカスタマイズ
メニューを開く/新規文書を開く/クリップボードからWZボードへコピー/WZ Boardを開くから選択 - メニューのホットキー
- A〜Zとなしから選択([Ctrl+Alt+選択した英字キー]操作でWZアイコンのメニューを表示)
- 新規作成ダイアログのホットキー
- A〜Zとなしから選択([Ctrl+Alt+選択した英字キー]で『新規作成ダイアログ』を表示)
- 開くのホットキー
- A〜Zとなしから選択([Ctrl+Alt+選択した英字キー]で開くダイアログを表示)
- 最近開いたファイルのホットキー
- A〜Zとなしから選択([Ctrl+Alt+選択した英字キー]で最近開いたファイルダイアログを表示)
- 前回終了時の復元のホットキー
- A〜Zとなしから選択([Ctrl+Alt+選択した英字キー]で『前回終了時の復元』機能を実行)
起動オプション
- 閲覧モードで起動
- wzeditor.exe c:\test.txt -read
- 2段落にジャンプ
- wzeditor.exe c:\test.txt -jmpara(2)
- 先頭にジャンプしてfileを検索
- wzeditor.exe c:\test.txt -top -search("file")
オプションにメニューやキー割り当て用のコマンドを指定すると、コマンドを実行します。
コマンドの一覧は、『ヘルプメニュー:スマートコマンド』をご覧ください。
- 先頭にジャンプして2文字右へ
- wzeditor.exe c:\test.txt -top -right -right
/newオプションを指定すると、新しくWZのプロセスを作成して起動します。
WZをメールソフトの外部エディタとして起動する場合に指定します。
wzeditor.exe filename.txt /new
このほか各種の指定に対応しています。
- ファイル設定の指定
- wzeditor.exe filename.txt -tag("ファイル設定名")
- 表示設定の指定
- wzeditor.exe filename.txt -view("表示設定名")
- 色分け設定の指定
- wzeditor.exe filename.txt -color("色分け設定名")
- 印刷設定の指定
- wzeditor.exe filename.txt -lpsty("印刷設定名")
- WZ5互換の行番号ジャンプ
- wzeditor.exe /j行番号 filename.txt
- カーソル移動
- wzeditor.exe filename.txt -rightb(移動バイト数)
- WZの常駐
- wzeditor.exe @wzicon
- WZ Boardの起動
- wzeditor.exe @board
- WZ Tab Filerの起動
- wzeditor.exe @filer7
- WZ Filerの起動
- wzeditor.exe @txfile
- WZ Grepの起動
- wzeditor.exe @txgrep
- WZ Grepの検索例
- wzeditor.exe @txgrep -folder("フォルダ名") -find("検索語") -mask("マスク") -rplace(0) -grep
- WZ Grepの置換例
- wzeditor.exe @txgrep -folder("フォルダ名") -find("検索語") -mask("マスク") -to("置換語") -rplace(1) -grep
- ウィンドウ位置
- wzeditor.exe /window(左上x,左上y,右下x,右下y)
- プロジェクトを開く
- wzeditor.exe filename.tpj
- プロジェクトを開く
- wzeditor.exe /prject("プロジェクトファイル名")
- SDIモードで起動
- wzeditor.exe /sdi
- 音声化をON
- wzeditor.exe /speak
- 音声化をOFF
- wzeditor.exe /speak(0)
最新版のアップデート
WZ10のマイナーアップデートの更新は、WEBでおこなっております。
CD-ROM版の方もWEBから最新版をダウンロードすることができます。
https://www.wzsoft.jp/wz10/verup.html
下記の操作で最新版へのアップデートを定期的におこなってください。
- 『ヘルプメニュー:最新版の確認』を実行
ブラウザが起動してWZ10の最新版のダウンロードページへジャンプします。 - 現在使用中のWZと最新版のバージョン番号を比較して、必要な場合はダウンロードを実行
- WZ10を一旦終了して、新バージョンのセットアップを実行
ダウンロードの注意
ユーザサポート
テクニカルサポートのお問い合わせには、ユーザ登録が必要となります。
「ユーザ登録内容の変更」や「シリアル番号の確認」は、WEB「https://www.wzsoft.jp/wz10/support.html」からおこないます。
テクニカルサポート
修復インストール
修復インストールをおこなうと、設定が初期化されます。
設定変更やカスタマイズによって正常に動作しなくなった時は、この操作をおこなってください。
- WZをすべて終了
- WZのセットアップを起動
- 修復インストールをONにして、上書きセットアップ
インターネットとUSBメモリ
セットアッププログラムは、約7MBの一個のEXEファイルです。
セットアップやご使用にはインターネット環境は必要ありませんので、インターネットからダウンロードしたファイルをUSBメモリやCD-Rメディアに保存しておくと、インターネットに接続していないPCにもメディアからセットアップできます。
複数のWZのセットアップ
1台のPCの複数のフォルダにセットアップして、個別に設定することができます。
複数のWZをセットアップするには、下記の操作をおこないます。
- セットアップを起動
- カスタムインストールを選択
- ユーザ専用インストールを選択
- インストール先に各フォルダを指定
関連付けは一箇所の特定のフォルダのみとなります。複数のWZへの関連付けはできませんので、ご注意ください。
Windowsの関連付け
WZに関連付けたファイルが起動しないことがあります。
改善するには、下記の操作をおこないます。
- エクスプローラからファイルを右クリック
- 「プログラムから開く」から「規定のプログラムの選択」を実行
- 推奨されたプログラムから「WZ EDITOR 10」を選択してOK
推奨されたプログラムに表示されない場合は、
- WZ10に切り替え
- 『ヘルプメニュー:バージョン情報』を実行して、情報のコピーをクリック
- エクスプローラに切り替え
- 「参照」をクリック、ファイル名に貼り付けてOK
レジストリの登録
下記の情報をレジストリに登録します。
- セットアップ時にHKEY_CLASSES_ROOTのApplications\wzeditor.exeへ「WZのEXEファイル名」を登録
- セットアップ時にHKEY_LOCAL_MACHINEのSOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\App Paths\wzeditor.exeへ、「WZのEXEファイル名」を登録
- セットアップ時にアンインストール情報を登録
- セットアップ時にHKEY_LOCAL_MACHINEまたはHKEY_CURRENT_USERのSoftware\WZSoftware\WZ10に、前回WZをセットアップしたフォルダ名を登録
- 「拡張子をWZ10に関連付け」「HTMLの関連付け」を実行すると、WZのEXEファイル名を登録
アンインストール
アンインストールするには、下記の操作をおこないます。
- 『ツールメニュー:カスタマイズ:WZ10のアンインストール』を実行
アンインストールすると、本体プログラム、本体付属のText-Cプログラム、設定は削除されます。
WZを複数セットアップした場合は、別フォルダのWZの環境はそのまま残ります。
「WZ標準セットアップ」のWZをアンインストールすると、各ユーザの設定もすべてクリアされます。
コントロールパネルからWZ10のアンインストールを実行すると、最後にセットアップしたWZ10をアンインストールします。
旧版のWZ
WZ10のプログラムは旧バージョンのWZ9〜WZ3とは別のフォルダにセットアップされます。旧バージョンのWZはそのまま残りますので継続してご使用が可能です。旧WZが不要になった時点でアンインストールしてください。
WZ10のセットアップに、旧WZのCD-ROMやシリアル番号は必要ありません。
WZ5からの変更点
WZ6にてマルチタブ表示の対応のために新規開発をおこないました。
このためWZ10ではWZ5と比較して、機能・設定・ユーザインターフェースに改良や仕様の変更があります。
- SDIウィンドウ表示
- WZ10ではマルチタブの表示となりました。
SDIウィンドウ表示にするには、『設定ダイアログ:ウィンドウ:SDI表示』をONにします。 - 文書の設定
- 表示設定とファイル設定
- TML文書
- 互換機能で表示
- HTX文書
- WZ10のHTML出力機能で対応(通常テキストをWEBに変換)
- 罫線文字の作表
- 桁揃えで対応(タブでの桁揃え表示のみ)
- プログラム言語TX-C
- プログラム言語Text-C
- WZ MAIL
- サンプルプログラム「Textc Mail」
WZ10では、WZ5の「文書の設定」などの引き継ぎが可能です。 『ツールメニュー:カスタマイズ:WZ5の設定引継ぎ』を実行すると、「文書の設定」の項目を引き継げます。
体験版
本ソフトウェアは、機能と動作環境の確認のためのご試用が可能です。
ご試用中は下記の機能制限があります。試用期限は30日間となります。
- 編集ファイルの保存操作およびクリップボードへのコピー操作をおこなったときに、試用版のメッセージが表示される場合があります。
- タイトルバーに(Trial)が付加されます。
体験版から製品版への移行
製品版のライセンスをご購入いただいて、製品版をダウンロードしてセットアップでシリアル番号とライセンスキーを入力していただきますと、体験版の環境をそのまま引き継ぐことができます。
詳細は、FAQの「体験版から製品版への移行について」をご覧ください。
制限事項
本ソフトウェアは、下記条項にご同意いただいた場合にのみご使用いただけます。
本ソフトウェアを使用された場合は、下記条項にご同意いただけたものとさせていただきます。
同意ができない場合は、本ソフトウェアをご使用にはなれません。