冬 つみとがのしるし天にあらはれ、 ふりつむ雪のうへにあらはれ、 木木の梢にかがやきいで、 ま冬をこえて光るがに、 おかせる罪のしるしよもに現はれぬ。 みよや眠れる、 くらき土壌にいきものは、 懺悔の家をぞ建てそめし。