植物一日一題 牧野富太郎

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 序文に代う
 
一日一題禿筆を呵し、百日百題凡書成る、書成って再閲又三閲、瓦礫の文章菲才を恥ず。

昭和二十一年八月十七日より稿し初め、一日に必ず一題を草し、これを百日欠かさず連綿として続け、終に百日目に百題を了えた。
 
  昭和二十八年二月
 
            結網学人
              牧野富太郎識るす

        
 
 
 

 
       
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 底本:「植物一日一題」博品社
   1998(平成10)年4月25日第1刷発行
底本の親本:「随筆 植物一日一題」東洋書館
   1953(昭和28)年3月
※底本は、「保土ヶ谷町」のそれをのぞいて、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
入力:川山隆
校正:松永正敏
2007年12月17日作成
2012年5月10日作成
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