昨年、連載いたしました「新国立競技場をめぐる議論について」なのですが、
この問題が広く世間で建築工学や建築文化をめぐる問題の共有につながれば
本望です。
思いのほか多くの方々に読んでいただいたみたいで、
いろいろとご質問などもいただきまして、ありがとうございました。

新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 1(ザハはイラク出身の建築家)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 2(アンビルドアーキテクトと磯崎新)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 3(新国立競技場コンペ応募資格)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 4(ザハの仕事と今の国立競技場)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 5(建築と哲学の諸問題)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 6(新国立の募集要項と大きさ)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 7(脱構築とはなにか)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 8(ビフォアーザハとアフターザハ)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について 9(工事費3000億円と審査員)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について10(審査講評のポエムっぷり)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について11(建築家の行動様式について)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について12(廃案のコンペ事例とイカ焼き)
新国立競技場の建設コンペをめぐる議論について13(偽装コンペとサブトラック問題)
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1700
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1












通常、スタジアムとかの屋根構造というのは、








2






元々の提案時には桁橋(ガーター橋)の構造限界である500mを優に超えて600mにまで及んでいた。
陸上にしかもあんな狭いところに港大橋規模のものを掛けようとしている。


同じく大阪の夢舞大橋よりもスパンが飛んでいて頂部が高く


2

















巨大な鋼材や長い梁材なども海や川であれば


船で運ぶことが可能。


この港大橋もジャッキアップ中は湾内


しかし、ザハ案にもどって考えたときに、
この2本の巨大な橋桁はどこからどのように運んでくるつもりなのか、















西退
3
西