︵※今日のブログはとにかく長いです。為にもならないので、お時間がない人は飛ばしてください︶
こんばんは、鈴木亮平です。
夏の爽やかな足音が聞こえ始めたこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
僕はといえば、何やら新宿二丁目にHK2とコラボした︻変態仮麺︼なるラーメンを出しているお店があると聞き、﹁なんてアブノーマルなラーメン屋だ、けしからん﹂ということで調査してみることにしました。
地図を見ながら辿り着いたのは、
こちらのお店。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/20/14/j/o0800045013638001856.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/20/14/j/o0800045013638001856.jpg?caw=800)
︻二丁目つけめん GACHI︼
名前からしてすごいガチ感。熱い気持ちが伝わってくるネーミングだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/b1/5a/j/o0540096013638001887.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/b1/5a/j/o0540096013638001887.jpg?caw=800)
入り口はやや派手か。
でも清潔感があって入りたくなる感じ。案外ノーマルとも思えるが、ここで本当に﹁変態仮麺﹂なるアブノーマルなメニューを出しているのだろうか。
中に入ると、ソファーやテーブル席もあって少しおしゃれな雰囲気。一段高くなったカウンターが奥にあり、そこからが普通のラーメン屋といった作りになっている。
よし、
ではまず食券を…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/d9/2c/j/o0540096013638001916.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/d9/2c/j/o0540096013638001916.jpg?caw=800)
うん、派手だな。 やっぱりなんだか派手である。
こんなにカラフルな券売機なかなかない。しかしこれくらいハッピーな方が映画のイメージに合うとも言えるかもしれない。
ちょっと目がチカチカして選びにくいけど。
えーと、変態仮麺…どこだ…変態仮麺…
あった!
え……
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/70/31/j/o0800045013638001949.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/70/31/j/o0800045013638001949.jpg?caw=800)
地味!! なんかすごい地味!!
え、ここだけ?このコーナーだけ!?なんか手書き感出てますけど!﹁限定メニューだから手書きでいいでしょ感﹂出ちゃってますけど!
その上の﹁春のラテつけめん﹂の方が目立ってるし…あんまり人気ないのかな変態仮麺… まぁ、変態だしな。
僕はここでも世間の風当たりの強さを感じながら、そっと﹁変態仮麺﹂のボタンを押した。
出てきた食券を店員さんに渡すと、彼は店内に響き渡るほどの大声で叫んだ。
﹁はいお次のお客様変態でーーーす!!﹂
ちょ、ちょっと、君。
注文の通し方おかしくないかね。いや、間違ってはないんだけどね…… 変態仮麺を注文はしたけど僕は変態じゃないのだからね。変態仮面は変態だけど僕自身は変態じゃないんだからね。
なんて店だ。いきなり羞恥プレイをかましてくるとは。
なるほど
ガチだな。
何とか落ち着きを取り戻し、カウンターの一席を陣取った僕は、不安と期待に胸を膨らませながら限定ラーメンの出来上がりを待った。
その時だった。
﹁はいお次のお客様変態でーーす!﹂
え?
いや、僕はもう…
あれ?僕じゃない。
僕の次に入ってきたお客さん…まさかあの人も??
そしてなんと、その後もどんどん
﹁はいお次のお客様変態でーーす!﹂
﹁はい次も変態でーーす!﹂
め、めちゃめちゃ人気あるーーー!!!!
めっちゃ売れてる!
なんだ、ちゃんと売れてるじゃないか変態仮麺!良かったね、狂介。
改めて店内を見回してみると、なんと壁にもこんなに沢山ポスターを貼ってくださっていて、HKをとっても広めてくれている模様。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/ef/5d/j/o0800045013638001980.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/ef/5d/j/o0800045013638001980.jpg?caw=800)
ここまで大々的にコラボしていただいているとは!感謝感謝、ひたすら感謝である。
しかし、そうなると余計に気になる。
なんで券売機のボタンだけあんなに地味だったんだろう。
せっかくの限定メニューなのに、あれじゃ、まるであそこに書いてあるのが恥ずかしいみたいじゃないか。
変なボタンがあることが恥ずかしくて、情けなくて、できれば隠しておき…
ハッ!
ま、まさか…
あれも…?
あれも羞恥プレイだったというのか!!
券売機にまで羞恥プレイをかましていたというのか!
恐るべしガチ! 相手が機械であろうと構わずプレイをしかけていくとは!なんて、なんてアグレッシブでアブノーマルなラーメン屋なんだ!
僕が脳内でそんな深読みを繰り広げている間にも、キッチンのスタッフさんは黙々と作業を続け、そろそろ出来上がりそうな気配がしてきた。
﹁はい変態もうすぐあがります!﹂
﹁はい!お次のお客様変態でーす!﹂
﹁はい、変態あがり!﹂
﹁はい!変態で!﹂
これほど変態を連呼する飲食店は日本でもここだけだろう。
﹁はい、どうもお待たせしました。"究極・変態仮麺"です!﹂
来た、、、これが!
伝説のコラボラーメン
︻究極・変態仮麺︼だ!
ドン!![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/34/70/j/o0625096013638002003.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/34/70/j/o0625096013638002003.jpg?caw=800)
うおぉぉぉぉ… こ、これは……
バカだ。
すごいバカだ。︵いい意味で︶
完璧に、完璧に変態仮面の顔がどんぶり上に再現されているじゃないか。
暗闇にギラリと光る煮卵の目。凛々しくつり上がった海苔の眉毛。
そして純白の…
パンティー!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/5d/1b/j/o0800045013638478848.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/5d/1b/j/o0800045013638478848.jpg?caw=800)
しかもふわっふわ!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/8f/c7/j/o0800045013638478858.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/8f/c7/j/o0800045013638478858.jpg?caw=800)
ふわっふわの卵白でできた、純白のパンティー!
良かったな、狂介。
どこから箸をつけたらいいか少々迷ったものの、思い切って中心の鼻のあたりを溶きほぐし、麺と絡めて食べてみる。
ふむ!これは!
卵白のまろやかさが、濃い目のスープ、太めの麺と溶け合って、絶妙なエクスタシーを醸し出している!しかも、厚切りの鳥チャーシューまで入っているじゃないか。
いいぞ!いいぞ!
夢中でそのまま箸を進めていくと、
ムニュッ
箸先が、何か柔らかいものに触れた。
ん?
なんだ、このお餅みたいな感触は…
こ…
これはまさか!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/59/07/j/o0650096013638478874.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/59/07/j/o0650096013638478874.jpg?caw=800)
おいなりさんだーー!!
それは私の… いや私のではないが…確かにおいなりさんだ!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/d3/10/j/o0720093913638478880.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/d3/10/j/o0720093913638478880.jpg?caw=800)
しかもご丁寧に﹁変態﹂と焼き印まで押してある。
いかん、いかんぞ!
くそぅ…なんてアブノーマルなメニューなんだ!
しかし、驚きはここで終わりではなかった。
中身を確かめるため、そのおいなりさんをパカッと割ってみた僕は、更なる衝撃と向かい合うこととなった。
パカッ
き……![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/53/e7/j/o0800045013638478892.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/53/e7/j/o0800045013638478892.jpg?caw=800)
黄身が入ってるぅぅ!しかも2個!!
なんて…
なんてくだらない下ネタなんだ!!!
これがやりたいがために、わざわざ卵2つも余分に使ったのか!
さすがガチ!なんかガチである!
いや!!しかし!!!
ま、待て…
いくら限定メニューだとは言え、原価に厳しいラーメン屋がそんなに気前よく材料を使えるものだろうか…
余分に卵を2つも使ったら、もっと値段が上がるはずだ。
なにか、なにか理由があるはずだ。
値段は上げずに、さらに卵を追加できる理由が…
あっ
ああぁぁ!!
そうか…
そうだったのか!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/10/suzuki-ryohei/5b/94/j/o0549059013638499290.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/10/suzuki-ryohei/5b/94/j/o0549059013638499290.jpg?caw=800)
パンティーか!!
あの大量のメレンゲを作るために使った卵白はおそらく卵2つ分!そこで余った黄身を、そっくりそのままおいなりさんに転用したというのか!
パンティーの造形を完璧に再現しつつ、返す刀でおいなりさんの下ネタまで同時に完成させてしまうとは…
この変態メニューに、そこまで本気で挑むとは…
本物だ… 本物の変態だ。
その後10分程かけて"究極・変態仮麺"を美味しく完食した僕は
﹁世の中にはまだまだすごい連中がいるもんだぜ﹂とつぶやきながら
膨らんだお腹をさすりつつ
ほっこりした気分でお店をあとにした。
︻調査レポート 2016年5月5日 担当‥鈴木亮平︼
﹁二丁目つけめん GACHI﹂は、見た目はもちろん味にも原価能率にもガチな、ノーマルとアブノーマルをあわせ持った素敵なラーメン屋さんでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/10/suzuki-ryohei/33/8b/j/o0800052313638499305.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/10/suzuki-ryohei/33/8b/j/o0800052313638499305.jpg?caw=800)
おしまい
映画﹃HK変態仮面 アブノーマル・クライシス﹄公開まであと8日!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160510/12/suzuki-ryohei/6b/b6/j/o0640091213642332764.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160510/12/suzuki-ryohei/6b/b6/j/o0640091213642332764.jpg?caw=800)
こんばんは、鈴木亮平です。
夏の爽やかな足音が聞こえ始めたこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
僕はといえば、何やら新宿二丁目にHK2とコラボした︻変態仮麺︼なるラーメンを出しているお店があると聞き、﹁なんてアブノーマルなラーメン屋だ、けしからん﹂ということで調査してみることにしました。
地図を見ながら辿り着いたのは、
こちらのお店。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/20/14/j/o0800045013638001856.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/20/14/j/o0800045013638001856.jpg?caw=800)
︻二丁目つけめん GACHI︼
名前からしてすごいガチ感。熱い気持ちが伝わってくるネーミングだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/b1/5a/j/o0540096013638001887.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/b1/5a/j/o0540096013638001887.jpg?caw=800)
入り口はやや派手か。
でも清潔感があって入りたくなる感じ。案外ノーマルとも思えるが、ここで本当に﹁変態仮麺﹂なるアブノーマルなメニューを出しているのだろうか。
中に入ると、ソファーやテーブル席もあって少しおしゃれな雰囲気。一段高くなったカウンターが奥にあり、そこからが普通のラーメン屋といった作りになっている。
よし、
ではまず食券を…
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/d9/2c/j/o0540096013638001916.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/d9/2c/j/o0540096013638001916.jpg?caw=800)
うん、派手だな。 やっぱりなんだか派手である。
こんなにカラフルな券売機なかなかない。しかしこれくらいハッピーな方が映画のイメージに合うとも言えるかもしれない。
ちょっと目がチカチカして選びにくいけど。
えーと、変態仮麺…どこだ…変態仮麺…
あった!
え……
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/70/31/j/o0800045013638001949.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/70/31/j/o0800045013638001949.jpg?caw=800)
地味!! なんかすごい地味!!
え、ここだけ?このコーナーだけ!?なんか手書き感出てますけど!﹁限定メニューだから手書きでいいでしょ感﹂出ちゃってますけど!
その上の﹁春のラテつけめん﹂の方が目立ってるし…あんまり人気ないのかな変態仮麺… まぁ、変態だしな。
僕はここでも世間の風当たりの強さを感じながら、そっと﹁変態仮麺﹂のボタンを押した。
出てきた食券を店員さんに渡すと、彼は店内に響き渡るほどの大声で叫んだ。
﹁はいお次のお客様変態でーーーす!!﹂
ちょ、ちょっと、君。
注文の通し方おかしくないかね。いや、間違ってはないんだけどね…… 変態仮麺を注文はしたけど僕は変態じゃないのだからね。変態仮面は変態だけど僕自身は変態じゃないんだからね。
なんて店だ。いきなり羞恥プレイをかましてくるとは。
なるほど
ガチだな。
何とか落ち着きを取り戻し、カウンターの一席を陣取った僕は、不安と期待に胸を膨らませながら限定ラーメンの出来上がりを待った。
その時だった。
﹁はいお次のお客様変態でーーす!﹂
え?
いや、僕はもう…
あれ?僕じゃない。
僕の次に入ってきたお客さん…まさかあの人も??
そしてなんと、その後もどんどん
﹁はいお次のお客様変態でーーす!﹂
﹁はい次も変態でーーす!﹂
め、めちゃめちゃ人気あるーーー!!!!
めっちゃ売れてる!
なんだ、ちゃんと売れてるじゃないか変態仮麺!良かったね、狂介。
改めて店内を見回してみると、なんと壁にもこんなに沢山ポスターを貼ってくださっていて、HKをとっても広めてくれている模様。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/ef/5d/j/o0800045013638001980.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/ef/5d/j/o0800045013638001980.jpg?caw=800)
ここまで大々的にコラボしていただいているとは!感謝感謝、ひたすら感謝である。
しかし、そうなると余計に気になる。
なんで券売機のボタンだけあんなに地味だったんだろう。
せっかくの限定メニューなのに、あれじゃ、まるであそこに書いてあるのが恥ずかしいみたいじゃないか。
変なボタンがあることが恥ずかしくて、情けなくて、できれば隠しておき…
ハッ!
ま、まさか…
あれも…?
あれも羞恥プレイだったというのか!!
券売機にまで羞恥プレイをかましていたというのか!
恐るべしガチ! 相手が機械であろうと構わずプレイをしかけていくとは!なんて、なんてアグレッシブでアブノーマルなラーメン屋なんだ!
僕が脳内でそんな深読みを繰り広げている間にも、キッチンのスタッフさんは黙々と作業を続け、そろそろ出来上がりそうな気配がしてきた。
﹁はい変態もうすぐあがります!﹂
﹁はい!お次のお客様変態でーす!﹂
﹁はい、変態あがり!﹂
﹁はい!変態で!﹂
これほど変態を連呼する飲食店は日本でもここだけだろう。
﹁はい、どうもお待たせしました。"究極・変態仮麺"です!﹂
来た、、、これが!
伝説のコラボラーメン
︻究極・変態仮麺︼だ!
ドン!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/34/70/j/o0625096013638002003.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160505/20/suzuki-ryohei/34/70/j/o0625096013638002003.jpg?caw=800)
うおぉぉぉぉ… こ、これは……
バカだ。
すごいバカだ。︵いい意味で︶
完璧に、完璧に変態仮面の顔がどんぶり上に再現されているじゃないか。
暗闇にギラリと光る煮卵の目。凛々しくつり上がった海苔の眉毛。
そして純白の…
パンティー!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/5d/1b/j/o0800045013638478848.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/5d/1b/j/o0800045013638478848.jpg?caw=800)
しかもふわっふわ!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/8f/c7/j/o0800045013638478858.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/8f/c7/j/o0800045013638478858.jpg?caw=800)
ふわっふわの卵白でできた、純白のパンティー!
良かったな、狂介。
どこから箸をつけたらいいか少々迷ったものの、思い切って中心の鼻のあたりを溶きほぐし、麺と絡めて食べてみる。
ふむ!これは!
卵白のまろやかさが、濃い目のスープ、太めの麺と溶け合って、絶妙なエクスタシーを醸し出している!しかも、厚切りの鳥チャーシューまで入っているじゃないか。
いいぞ!いいぞ!
夢中でそのまま箸を進めていくと、
ムニュッ
箸先が、何か柔らかいものに触れた。
ん?
なんだ、このお餅みたいな感触は…
こ…
これはまさか!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/59/07/j/o0650096013638478874.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/59/07/j/o0650096013638478874.jpg?caw=800)
おいなりさんだーー!!
それは私の… いや私のではないが…確かにおいなりさんだ!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/d3/10/j/o0720093913638478880.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/d3/10/j/o0720093913638478880.jpg?caw=800)
しかもご丁寧に﹁変態﹂と焼き印まで押してある。
いかん、いかんぞ!
くそぅ…なんてアブノーマルなメニューなんだ!
しかし、驚きはここで終わりではなかった。
中身を確かめるため、そのおいなりさんをパカッと割ってみた僕は、更なる衝撃と向かい合うこととなった。
パカッ
き……
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/53/e7/j/o0800045013638478892.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/09/suzuki-ryohei/53/e7/j/o0800045013638478892.jpg?caw=800)
黄身が入ってるぅぅ!しかも2個!!
なんて…
なんてくだらない下ネタなんだ!!!
これがやりたいがために、わざわざ卵2つも余分に使ったのか!
さすがガチ!なんかガチである!
いや!!しかし!!!
ま、待て…
いくら限定メニューだとは言え、原価に厳しいラーメン屋がそんなに気前よく材料を使えるものだろうか…
余分に卵を2つも使ったら、もっと値段が上がるはずだ。
なにか、なにか理由があるはずだ。
値段は上げずに、さらに卵を追加できる理由が…
あっ
ああぁぁ!!
そうか…
そうだったのか!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/10/suzuki-ryohei/5b/94/j/o0549059013638499290.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/10/suzuki-ryohei/5b/94/j/o0549059013638499290.jpg?caw=800)
パンティーか!!
あの大量のメレンゲを作るために使った卵白はおそらく卵2つ分!そこで余った黄身を、そっくりそのままおいなりさんに転用したというのか!
パンティーの造形を完璧に再現しつつ、返す刀でおいなりさんの下ネタまで同時に完成させてしまうとは…
この変態メニューに、そこまで本気で挑むとは…
本物だ… 本物の変態だ。
その後10分程かけて"究極・変態仮麺"を美味しく完食した僕は
﹁世の中にはまだまだすごい連中がいるもんだぜ﹂とつぶやきながら
膨らんだお腹をさすりつつ
ほっこりした気分でお店をあとにした。
︻調査レポート 2016年5月5日 担当‥鈴木亮平︼
﹁二丁目つけめん GACHI﹂は、見た目はもちろん味にも原価能率にもガチな、ノーマルとアブノーマルをあわせ持った素敵なラーメン屋さんでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/10/suzuki-ryohei/33/8b/j/o0800052313638499305.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160506/10/suzuki-ryohei/33/8b/j/o0800052313638499305.jpg?caw=800)
おしまい
映画﹃HK変態仮面 アブノーマル・クライシス﹄公開まであと8日!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160510/12/suzuki-ryohei/6b/b6/j/o0640091213642332764.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160510/12/suzuki-ryohei/6b/b6/j/o0640091213642332764.jpg?caw=800)