着陸から2年、今も火星を走り続ける2台の火星探査車 2006年1月10日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2006年01月10日 ロサンゼルス発――「保証期間」はとっくに過ぎたというのに、米航空宇宙局(NASA)が火星に送り込んだ2台の無人探査車は今でも調査を続けている。ともにゴルフカート大の探査車は、当初は3ヵ月程度でその役割を終えると予想されていた。 火星に降り立ってから2年の間に、探査車2台の移動距離は合計で12キロメートルを超えた。たいした距離ではないと思うだろうか。しかし、火星の気候は平均気温が摂氏マイナス55度で、塵を含んだ風は秒速45メートルにも達する。こういう環境で走り続るのがどれだけ大変かを考えてみてほしい。 今回の火星探査ミッションの主任科学者でコーネル大学所属のスティーブ・スクワイヤーズ博士は、「2台の探査車は寿命を超えて持ちこたえている状態だ。保証期間
【2005年11月2日 国立天文台 アストロ・トピックス(161)】 流星研究者の間で、「幻の流星群」と言われてきたもののひとつに、「ほうおう座流星群」があります。1956年12月5日、日本の南極観測船「宗谷」が南極へ向かっている途中、インド洋上で遭遇した流星群で、第一次南極越冬隊の隊員らにより貴重な目撃記録が残されました。一時間に500個もの明るい流星の出現は、かなり見応えのあるものだったようです。流星の放射点が、南天のほうおう座にあったため、ほうおう座流星群と呼ばれるようになりました。不思議なことに、この流星群はそれまでまったく存在さえ知られていなかった流星群でした。母彗星も1819年に出現したブランペイン彗星ではないか、と噂されたのですが、この彗星自身もその後行方不明となっていました。さらに、1956年以降は流星の出現がほとんど見られませんでした。そのため、素性がほとんどわからない幻
(07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17
映画「スターウォーズ/帝国の逆襲」のラストシーンで、ルーク・スカイウォーカーが義手を装着しているシーンをご存じだろうか。想像するに“ルークの義手”は自分の手と変わりない感覚を得られるに違いにない。そのような「感じる義手」を目標として、人間の神経と義手とを接続する神経インタフェースの研究が進められている。 神経インタフェースを10年以上前から研究しているのは、東京大学情報理工学系研究科の満渕邦彦教授の研究室。現在、“ルーク”の義手のような「感じる義手」、次世代の神経インタフェースの開発を進めており、その先進性は国内外から注目されている。そのほかにも「Ratcar」プロジェクト、人工心臓制御など神経インタフェースを用いた数々の実験を行っている。 「感じる義手」は、触られた義手の触感が被験者に伝わるシステム。義手に触ると、その触感の信号が腕に刺した神経インタフェースから伝わり、被験者は自分の手の
スターリングエンジンを使った太陽発電施設 2005年11月18日 コメント: トラックバック (0) Will Wade 2005年11月18日 南カリフォルニアに広がる不毛の砂漠にあるのは、容赦なく照りつける日差しと何の障害物もない広大な空間だけ――世界で最も野心的な太陽エネルギープロジェクトにはうってつけの場所だ。 南カリフォルニアの電力会社2社、サザン・カリフォルニア・エジソン社とサンディエゴ・ガス・アンド・エレクトリック社(SDG&E)は、この地でそれぞれ太陽発電施設の展開を計画している。両社によると、計画中の発電所は既存の太陽発電施設をはるかに凌ぐ規模で、化石燃料を使用する発電所に匹敵する施設になる可能性があるという。 この2社と提携するのが、アリゾナ州フェニックスのスターリング・エナジー・システムズ社。同社は、大きくて効率の高い集光器と200年の歴史があるスターリングエンジンの
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