麻生副総理兼財務大臣は、4日開かれた参議院の財政金融委員会で、日本での新型コロナウイルス感染症による死者数はほかの先進国と比べて少ないと指摘したうえで、その理由について﹁国民の民度のレベルが違う﹂と述べました。 そのうえで麻生大臣は﹁おまえらだけ薬を持っているのかと海外からかかってきた電話でよく言われたが、﹃お宅とうちの国は国民の民度のレベルが違うんだ﹄と言うと、みんな絶句して黙る﹂と述べました。 そして﹁国民が政府の要請に対して極めて協調してもらったということだと思う。海外から見れば、緩いお願いレベルでもこれだけ効果が上がったということは、誇りに思わなければいけない大事なところだ﹂と述べました。 ※フランス、アメリカ、イギリスの人口100万人あたりの死者数については、麻生副総理兼財務大臣が6月9日の衆議院財務金融委員会で、数字に誤りがあったとして陳謝しています。
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