すごいものを見た。鹿島平和研究所﹁国力研究会/安全保障外交政策研究会+有志﹂というグループが出した、54兆円の費用が見込まれる全国民対象のPCR検査をする﹁国民運動﹂の提唱だ。 緊急提言 新型コロナ・V字回復プロジェクト﹁全国民に検査﹂を次なるフェーズの一丁目一番地に ﹁+有志﹂としていち早く賛同者に名を連ねている人物の中に、あの渋谷健司氏がいるのは、注目点である︵WHO事務局長上級顧問の肩書はここでは使っていないが︶。 この渋谷氏が賛同する﹁国民運動﹂は、﹁一日1000万件検査により、全国民が2週間に1回の検査を、半年後までに達成﹂することを目指すという壮大なものである。 これを実現するのに、54兆3850億円の費用と、3兆円の事務局経費がかかるという。キットが安くなれば費用は下がるといったよくわからない当たり前のことが書いてあるが、勝手に国民の自己負担は36~12万円で国庫負担を下げる
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