【ソウル聯合ニュース】韓国政府は、東京電力福島第1原発の処理済み汚染水海洋放出に関して平日に行っている定例会見を、来週から週1回の書面会見に縮小する。国務調整室の朴購然(パク・グヨン)国務第1次長が13日の会見で明らかにした。 汚染水の海洋放出を巡っては平日に週2日は対面で、残りの3日は書面で会見を行っているが、来週からは水曜日に書面会見のみを行う。 現在は特別な状況が発生していないことから、行政の効率性を高めるために定例会見の頻度を下げるものとみられる。 政府は、放出の中止や再開など迅速に伝えるべき状況が発生した場合は、直ちに対面会見を行うと強調した。 朴氏は「国民の関心度が高いと予想される情報は、適時に報道資料を配布して国民に説明する」と述べた。 政府は昨年6月15日から平日に毎日、汚染水関連の定例会見を開いてきた。その後、昨年10月に現在の頻度に縮小した。 ynhrm@yna.co.
間もなく5カ月が経つ。昨年8月、政府・東電が地元関係者との約束を反故にし、福島第1原発にたまる放射性物質トリチウムを含んだ「処理水」の海洋放出を強行。元の汚染水は今なお1日約90トンのペースで増え続け、海洋放出はイタチごっこだ。政府は完了までに30~40年かかるとするが、希望的観測に過ぎない。元凶は、多核種除去設備「ALPS」でもトリチウムを取り除けないこと。しかし、この状況に一石を投じたのが、約5年半前に近畿大学の研究チームが発表した最新の除去技術だった。あの画期的なシステムは今、どうなっているのか。研究者らの挑戦を追った。 「『トリチウム水』を分離・回収する方法及び装置を開発しました」 2018年6月、近畿大学の研究チームが発表したプレスリリースは、各メディアに驚きをもって迎えられた。 トリチウムを含んだ水は普通の水と化学的性質が同じであり、分離するのは困難とされる。しかし、近大の研究
世界初!トリチウム水処理に新たな方法 - 矢部孝東京工業大学名誉教授「新型浄化装置」 説明会を開催日本原子力学会欧文誌・週刊エコノミストに掲載 矢部孝東京工業大学名誉教授は、独自開発した装置によりトリチウム水を従来の方法に比べて桁違いに低減できることを実証し、日本原子力学会欧文誌に発表、この度掲載されました(2023年9月26日受理、オンライン公開11月21日)。タイトルは、A New Separation Method of Hydrogen Isotope by Dynamically Created Nonequilibrium State‐「動的に作られた非平衡状態*(1)」による水素同位体*(2)の新しい分離法」‐と題されている。 従来は、沸騰温度の違いや凍結温度の違いを利用していたが、普通の水(軽水)とトリチウ ム水はほぼ同じ性質を持っているため、その分離は非常に効率が悪く、装
今年8月、東京電力福島第1原発で発生する高濃度汚染水を処理した後の水の放出が始まった。この水には、取り除けないトリチウムをはじめ、放出基準を満たしているが、セシウムやストロンチウムなどの放射性物質も含まれる。福島県いわき市の市民測定室「たらちね」や東京大大学院の小豆川(しょうずがわ)勝見助教(環境分析化学)らの協力を得て、10月に原発の北約2キロの海岸で採取した海水や湧き水を調べた。東電によるモニタリングの範囲内だったが、正確な値を得るためには手間と時間を要した。(山川剛史) 優先的に測定してもらったが、セシウムとトリチウムの値を出すまでに1カ月半かかった。その代わり、トリチウムに関しては東電の迅速測定よりずっと低濃度でも検出でき、確実に値を得ることができた。ストロンチウムは、溶解、分離を繰り返すさらに複雑な前処理が必要で、結果はまだ出ていない。
放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料 (平成29年度版、 HTML形式) 第10章 健康管理 10.3 甲状腺検査 検査開始当初、A2判定の方の割合が多いのではないか、と不安の声が多く挙がったことから、平成24年度に、環境省が主体となり、長崎県、山梨県、青森県の3県で、約4,300人の子供たちを対象に、福島県と同じ方法による甲状腺検査を実施しました(以下「三県調査」という。)。 福島県の調査は0~18歳が対象であったのに対し、3県の調査では3~18歳が対象にされ、3歳未満は対象になっていません。また、三県調査の場合、母数が少ないため、両調査結果だけを見て単純に比較することはできません。しかし、福島県の子供たちに際立ってA2判定が多いわけではないことが分かりました。図では福島県のA2判定は三県調査に比べ9ポイントほど小さく、逆にA1判定は9ポイントほど大きい結果を示しています。三県
[2023/11/11更新] 便宜上、汚染水及び処理水を以下と呼称する。 「汚染水」原子炉建屋に流入し漏れ出た汚染水 「貯蔵水」タンク貯蔵(処理水+処理途上水)の水 「処理水」ALPS処理が完了し希釈する前の水 「希釈水」希釈するために汲み上げた海水 「放出水」希釈され海洋放出する水 希釈用海水は、港湾外の[5,6号機放水口北側]から湾内へ引き込まれ、港湾内の[5(6)号機取水口前]で取水されるが、この間でCs-137濃度が一桁上がる。つまり港湾内を通る過程で汚染されるということ。そして、そのCs-137濃度は希釈するALPS処理水よりも濃い。つまり何ら希釈になっていない。それを「希釈した処理水」と称して、更に一桁濃度が薄い1km先の海洋へ捨てているということ。 ●東電 [5(6)号機取水口前] H-3濃度: (ND) Cs-134濃度: (ND) Cs-137濃度: 0.22〜0.98B
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