参加者を女子高校生に限定した﹁JK︵女子高校生︶まち活プロジェクト﹂と銘打つ民間イベントを後援していた小田原市に、批判の声が向けられている。20日の市議会で女性議員が﹁女子高校生を商品のように扱っている﹂とただしたが、市側は﹁JKが駄目ならパパという言葉も隠語だ﹂などと反論。市内の女性からは﹁前時代的で気持ち悪い﹂などと批判が上がる。 プロジェクトは昨年、小田原青年会議所が、市内の女子高校生に参加を限定して開いた。若者視点のまちづくりのアイデアを出してもらう趣旨だったが、ピンク一色の駅ポスターや、中年男性が女子高校生を一緒に踊らせる動画など﹁JKビジネスを想起させる﹂と批判を呼んでいた。 市は会議所からの打診でイベントを後援し、守屋輝彦市長も﹁市政との関わりの薄い若者の声を聞く機会﹂として出席し、自らのブログなどで紹介した。 ﹁﹃パパ﹄という言葉も制限されるのか﹂