2011年6月10日、日本版﹃WIRED﹄がいよいよ始動します。 テクノロジー・科学という観点から変わりゆく世界の姿を切り取り、創刊以来18年間、常に時代の先端を走ってきたアメリカの雑誌﹃WIRED﹄は、いったいどのような考えに影響を受け、どのような視点から雑誌づくりをつづけてきたのか。 世界が大きく動こうとしている今、﹃WIRED﹄を形作ってきた﹁ものの考え方﹂を一覧にしてみることには大きな意義があると考え、ここに10ジャンル100冊の本をリストアップしてみました。 ﹃WIRED﹄を大学に見立てるなら、これが﹁日本校﹂における教養学部の課題図書ということになるかもしれません。 もっとも、これらはあくまでも日本版編集部が独断と偏見によって選んだものです。より開かれた雑誌づくりを目指す﹃WIRED﹄としましては、みなさんのご意見を広く集めたいと考えております。ぜひとも﹁未来に携えてい