<新幹線清掃から福島第二原発まで、事例が豊富な﹃ハーバードでいちばん人気の国・日本﹄を読んで実感せざるを得ない日本と世界の情報ギャップ。そして、これからの日本の3つの課題とは?> ﹃ハーバードでいちばん人気の国・日本﹄︵佐藤智恵著、PHP新書︶が焦点を当てているのは、ハーバード大学において日本のポテンシャルが大きく評価されているという事実である。それは、この国に対する悲観的な論調に慣れてしまっている私たちにとって、非常にインパクトのあるトピックだといえよう。 本書の﹁はじめに﹂の部分で、まず登場するのは、JR東日本が運行する新幹線︵東北・上越・北陸・山形・秋田︶の清掃業務を請け負う﹁JR東日本テクノハートTESSEI﹂︵以下テッセイ︶の話題だ。次いで第1章でも詳細に解説される同社の取り組みは、マスメディアでも頻繁に取り上げられているのでご存知の方も多いだろう。 新幹線が東京駅に到着し
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