前クール︵7~9月期︶の連続テレビドラマで、上戸彩演じる平凡な主婦が不倫に落ちていくストーリーが話題を呼んだ﹃昼顔~平日午後3時の恋人たち~﹄︵フジテレビ系︶。9月25日放送の最終回は平均視聴率16.5%︵関東地区、ビデオリサーチ社調べ︶をマークするなど数字的にも健闘したが、そんな﹃昼顔﹄も真っ青な“不倫愛憎劇”が現実に起こっていたのだ。 今年1月下旬、北九州市の沖合で、ゴムボート内で男性︵30歳︶の死体が発見された。男性が内閣府のキャリア官僚であったこと、韓国からゴムボートで対馬海峡を渡る途中に死亡したことから、スパイ疑惑が囁かれるなど発見当時は一部で話題になった事件だ。捜査を担当した海上保安庁は9月2日、﹁事件性なし﹂として捜査を打ち切ったが、この男性が帰国しようとした理由については﹁プライベートな理由のため﹂として公表を控えた。 しかし、事情を知る公安関係者は、その真相を次のように明