金が貰える保育の仕事を毎日することになったので、このたび正式に底辺託児所を去ることになった。 金銭的余裕があったなら、一生ボランティアしたかもしれないが、まあ人生とはリアルなものであるから、そういうわけにもいかない。 マイ・ラヴリー・リトル・レイシストのジェイク、 戦慄のゴシック児レオ、 凶暴児リアーナ、 “I’ll miss you”の一言でわたしの心を蹴破ったアリス、 失禁と脱糞に苦労させられた元被虐待児のムスタファ、 わたしを見ると、顔が滑稽なせいかいつも笑ってくれたダウン症のミテキシー、 わたしが託児所に来ないと、託児所に置いてあるわたしのレインコートの袖を握り締めて歯ぎしりしていたという自閉症のジャズミン。 このような子供たちと関われるのは、底辺託児所しかなかっただろう。 最後に底辺託児所で働いた日、 「子供は大きくなると、大人になって、仕事をしてお金をもらうようになる人もいるし
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