人生と裁判に関するCruのブックマーク (2)
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Published 2021/03/15 10:30 (JST) Updated 2021/03/15 22:07 (JST) 医者になるよう強く要望した母親を殺害し、遺体を損壊、遺棄した長女の裁判があった。9年間の浪人生活を送り、母の異常な干渉で追い詰められていた被告を、判決は﹁同情の余地がある﹂と判断した。教育を理由に、親が子どもに無理難題を強いる﹁教育虐待﹂が社会問題になっている。教育虐待がエスカレートし、行き着いた悲劇的な結末。親子の間に一体何が起きていたのか。公判では長年にわたる異常な生活状況が浮かび上がった。︵共同通信=斉藤彩︶ ▽勉強強いられ束縛の日々 2018年3月、桐生しのぶさん=当時︵58︶=の切断された遺体が滋賀県内の河川敷などで見つかった。県警は同年6月、大学病院で看護師として働き始めていた31歳の長女のぞみ被告を死体遺棄、損壊容疑で逮捕、9月には殺人容疑で再逮捕し
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JINSEI STORIES 滞仏日記﹁人間なんだから、と息子に言われて、号泣しそうになった真夏に﹂ Posted on 2020/08/07 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、﹁パパ。ちょっと最近、変だよ﹂ とすれ違いざまに息子に呼び止められた。ちょっとどころかかなり変なのはよくわかってるだろ、と返したら、うつむきながら笑っていた。 ﹁そうじゃなく、ここ最近、一人でピリピリしてるよ﹂ ﹁そりゃあ、そうだよ。車のせいで毎日大変なんだから。このあいだ説明した通り、このままだと裁判をすることになるかもしれん﹂ すると、息子がぼくの腕をぎゅっと掴んで、まっすぐにぼくを見つめて、こう言ったのだ。 ﹁パパ、ぼくの話しをちょっとだけ聞いてくれる?﹂ ぼくはうつろな目で息子を見つめ返した。 ﹁パパが意地になる気もちはわかるけど、そのメーカーにも、エミールさんたちにも、みんなに振り回されているけど、いい?
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