生物と中国に関するCruのブックマーク (2)
-
-
結核菌・北京系統株は、結核菌の中でも感染性が高く、多剤耐性のものも多い。この系統株が東アジアに出現したのは6000年以上前であることが分かった。 Ref.1 結核菌︵Mycobacterium tuberculosis︶は、ほぼヒトにしか感染せず、ヒトの活動を介して拡散した。この菌のDNAを解読したところ、農耕の開始からソ連の崩壊まで、ヒトの歴史における主要な出来事が刻まれていることが分かった。今回、国立自然史博物館︵フランス・パリ︶の進化遺伝学者Thierry Wirthは、世界中から集められたヒト結核菌の臨床分離株約5000試料について解析を行った。その結果、特に脅威となっている﹁北京株﹂と呼ばれる系統株が、東アジアに6000年以上前に出現した後、抗生物質に広く耐性を獲得して殺人細菌になっていった経緯が明らかになった。この成果は、2015年1月19日にNature Geneticsに報
-
1
キーボードショートカット一覧
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
設定を変更しましたx