三菱航空機の社長として一時期のMSJ開発を率いた川井昭陽︵てるあき︶氏が、テレビ愛知のインタビューに対し、日本人技術者の﹁うぬぼれ﹂が失敗の理由だと発言し、一部のひんしゅくを買っている。いったいなぜか。 国産旅客機スペースジェット︵MSJ、旧称MRJ︶開発の失敗は、日本国民に大きな失望を招き、今もその理由について議論が続いている。 そんななか、三菱航空機の社長として一時期のMSJ開発を率いた川井昭陽︵てるあき︶氏が、テレビ愛知のインタビューに対し、日本人技術者の ﹁うぬぼれ﹂ が失敗の理由だと発言し、一部のひんしゅくを買っている。 川井氏は経験豊富な外国人技術者を招聘︵しょうへい︶したが、日本人技術者は傲慢︵ごうまん︶で彼らのいうことを聞かなかったというのだ。 川井氏は、かつて三菱が開発したビジネスジェット機MU-300の飛行試験に関わった経歴を持ち、連邦航空局︵FAA︶による型式証明審査