3月に国家主席に再任された中国の習近平氏。一強体制を確立した習主席が推し進めるのが、中国とアフリカ、ヨーロッパをつなぐ、壮大な経済圏構想﹁一帯一路﹂です。習主席の号令のもと、中国は今、広大なアフリカ大陸をターゲットに進出を加速させています。一帯一路のもと、アフリカで大きく高まる中国の存在感。中国の狙いは、どこにあるのか。アフリカでの中国の“新たな影響力”に迫ります。 ︵ヨハネスブルク支局長 味田村太郎/国際部記者 戸川武︶21世紀に入って突如、アフリカ大陸の資源や市場を求めて、攻勢をかけるようになった中国。世界経済の﹁最後の巨大市場﹂として重要性を高めるアフリカへ圧倒的な勢いで進出し、日本などは大きく遅れてきました。 そして今、壮大な経済圏構想である一帯一路のもと、中国のアフリカ進出は、新たな段階を迎えようとしています。 実際に、中国のアフリカ進出はどのようなものなのか。私たちは、一帯一
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