シェールとイラクに関するEreniのブックマーク (4)
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12月15日、シリアとイラクで代理戦争を繰り広げることにより、サウジアラビアはロシアおよびイランとの石油戦争を引き起こすリスクを冒している。写真はサウジのアブドラ国王。同国ジッダで9月代表撮影︵2014年 ロイター︶ Mohamad Bazzi ﹇15日 ロイター﹈ - 1973年8月、当時のサダト・エジプト大統領はサウジアラビアのファイサル国王に会うため、首都リヤドをお忍びで訪れた。イスラエルとの戦争を準備していた大統領は、サウジに石油という最も強力な武器を行使してもらう必要があったのだ。 ファイサル国王はこの時点まで、﹁武器としての石油﹂を使うよう石油輸出国機構︵OPEC︶諸国に呼びかけることに二の足を踏んでいた。しかし74年10月にイスラエルと中東アラブ諸国との第4次中東戦争が勃発すると、アラブ諸国は石油生産を減らして価格を釣り上げるとともに、イスラエルを支持する米国を罰するため、石
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︵英エコノミスト誌 2014年10月18日号︶ 原油価格が大きく下落している。それは世界経済にとって良い知らせか悪い知らせか? 石油価格は3カ月間かけて徐々に下落した後、10月14日だけでいきなり4ドル近く急落した。1日の下げ幅としては1年以上なかった大幅な下げとなり、国際的な指標であるブレント原油の価格は1バレル85ドルとなった。6月のピーク時には、1バレル115ドルをつけていた。 通常、石油価格の下落は世界の成長を押し上げる。石油価格が1バレル10ドル下落すると、世界の国内総生産︵GDP︶の約0.5%が石油輸出国から石油輸入国に移転する。輸入国の消費者の方が、豊富な資金を持つ石油輸出国よりすぐにお金を使う可能性が高い。そのため、安い石油は支出を押し上げることによって世界のGDPを増やす傾向があるわけだ。 原油安の原因は、需要の低迷か供給の増加か? しかし、今回は状況がそれほど明確では
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