ソマリアとChinaに関するEreniのブックマーク (3)
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中国海軍の艦艇3隻がベトナム海軍の最重要拠点であるカムラン湾に初めて寄港しました。カムラン湾には海上自衛隊やアメリカ海軍の艦艇も相次いで寄港していて、ベトナム政府が隣国の中国にも配慮し、バランスをとったものと見られます。 カムラン湾は、ベトナム戦争中にはアメリカ軍が駐留し、その後、ロシア軍が2002年まで使用していた戦略的要衝で、ベトナムと中国が領有権を争う南シナ海の島々にも比較的近いことから、現在はベトナム海軍の最重要拠点となっています。ベトナム政府はことし3月に国際港として対外開放し、4月には海上自衛隊の護衛艦が初めて寄港したほか、今月上旬にはアメリカ海軍の艦艇もベトナム戦争終結後初めて入港しました。 日米の艦艇の受け入れは南シナ海をめぐる問題で中国に対するけん制とも受け止められていますが、これに次ぐ初の中国艦艇の受け入れは、ベトナム政府が経済的には強く依存する隣国の中国にも配慮し、バ
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ロシアの海域で操業していた北朝鮮の漁船に対して、ロシア国境軍︵国境警備隊︶が発砲し、北朝鮮の乗組員1人が死亡する事件が起きたとAP通信が報じている。 ロシア当局によると、14日夜に北朝鮮の漁船﹁テヤン10号﹂がロシアの排他的経済水域で違法操業を行っていた。これを発見した国境警備隊は同船に停船を命じた。 リンチで殺害警備隊員が同船に乗り込み臨検しようとしたが、乗務員は暴力的に抵抗した上、警備隊員の武器を奪い、そのまま逃走しようとした。 ロシアの警備艇はテヤン10号に対して数回警告射撃を行った。それにもかかわらず、漁船の乗組員は警備隊員に暴力を振るい、頭部を負傷させたため、自衛のためやむを得ず銃撃したという。その結果、北朝鮮の乗組員1人が死亡、8人が負傷した。 北朝鮮の金正恩党委員長は近年、精力的に水産部門の視察を続けている。つまり、漁業関係者には国家から漁獲拡大の号令が下っている状況であり、
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オフレコという条件で聞いた話なので、相手の肩書きも場所も秘さなければならない点をお許し願いたい。最近、国会で審議が続いている安保法制に関して、それを作った側のある省庁の担当者からブリーフィングを受ける機会があった。その時、出席者から、﹁南シナ海で、もし何か起こったら、これは周辺事態や存立危機事態に該当するのか﹂という極めて微妙な質問が飛んだ。 その時の説明は、﹁政府としては、公式には具体的なシナリオは想定しない。しかしオフレコとしては、もちろんそのケースこそ日本の存立危機事態である﹂という話だった。それを聞いて私は、別に南シナ海の迂回路はいくらでもあるのに……、とは思ったものの、議論する場ではなかったので、反論は控えた。 そこで、この機会に、南シナ海の日米共同パトロールを巡る論点をいくつか整理したい。結論から言えば、これは技術的にも政治的にも、極めてハードルが高く、リスクを抱え込むことにな
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