地中海文化圏に含まれるチュニジア料理は、マグレブ︵モロッコ・チュニジア・アルジェリアの総称︶料理の特徴を備えていながら、独自の進化を遂げました。様々な文化が融け合うチュニジア料理をご紹介します。 スパイスを多用した、味わい深いチュニジア料理 北アフリカ料理として有名なクスクスは、先住民・ベルベル人の料理です。そこに、フェニキア人がオリエント文化を、ローマ人が地中海文化を、アラブ人がイスラム文化を持ち込み、チュニジア料理は進化を遂げてきました。また、トマトやチーズを多用するなどイタリアの影響も見受けられます。世界有数のオリーブ生産国だけに、チュニジア料理はほとんどがオリーブ油で調理されています。肉料理は羊と鶏がほとんど。沿岸地域ではもちろん、新鮮な魚介類も味わえます。 必ず供される﹁ハリッサ﹂ オリーブオイルと赤唐辛子をベースに、各種スパイス︵クミン、キャラウェイ、コリアンダーなど︶をまぜた
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