【ワシントン】米上院共和党指導部は今週中に、医療保険制度改革法(オバマケア)の廃止を目指す新たな法案の採決を行う構えだが、可決は極めて困難な情勢となっている。ジョン・マケイン(アリゾナ州)、スーザン・コリンズ(メーン州)の両共和党議員が反対しているのに加え、ランド・ポール議員(ケンタッキー州)が厳しい修正要求を突き付けているからだ。
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7月17日、米上院で与党共和党が成立を目指す医療保険制度改革(オバマケア)見直しのための代替法案を巡り、共和党議員2人が17日夜遅くに反対を表明した。写真は新たに反対を表明したマイク・リー氏(左)とジェリー・モラン氏(右)。ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts and Larry Downing) 米上院で与党共和党が成立を目指す医療保険制度改革(オバマケア)見直しのための代替法案を巡り、共和党議員2人が17日夜遅くに反対を表明した。共和党では既に2人の議員が反対を表明しており、これで与党造反が4人となり、上院での賛成票は過半数に届かず、可決は難しくなった。 上院のマコネル共和党院内総務は「残念だが、オバマケアを撤廃して即座に代替法案を通過させる取り組みは難航しそうだ」と語った。 共和党のランド・ポール上院議員とスーザン・コリンズ上院議員に加え、今回新たにマ
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