マレー半島南端に降って湧いた領有権争いはひとまず水入りとなった。1月8日、マレーシアとシンガポールは緊急の外相会談を開いた。領海・領空問題で対立する主張を棚上げし、妥協点を探ることで合意した。発端は昨年10月にさかのぼる。マレーシアが港の境界線を拡張すると突如表明。同国の船舶が自国領海内に繰り返し侵入しているとシンガポールは反発し﹁主権を守るため、断固たる措置もいとわない﹂と警告した。海の
松本、地下鉄両サリン事件などに関わった元オウム真理教幹部、中川智正死刑囚(55)と面会を重ねてきた台湾出身で米国在住の化学者、杜祖健(と・そけん)氏(87)が産経新聞のインタビューに応じた。杜氏は中川死刑囚との面会時の様子を語るとともに、日本統治下の台湾で医学博士となった父が、「中華民国初代大総統の袁世凱(えん・せいがい)(1859~1916年)の暗殺を企てたことがある」と激動のアジア近代史に関する秘話も明かした。(吉村剛史) 大阪と広島で中川死刑囚と面会 「(元教祖の麻原彰晃(しょうこう)死刑囚について)彼はずっと『麻原氏』と呼んできたのに、初めて『麻原』と呼び捨てにした」 中川死刑囚と3月13日に東京拘置所で面会した杜祖健氏(英語名、アンソニー・トゥー)は、そのときの様子をこう振り返った。 毒物研究の世界的権威である杜氏は米コロラド州立大名誉教授、順天堂大客員教授を務める。オウム真理教
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