来月12日に発売される作家の百田尚樹さん︵62︶の新刊﹁日本国紀﹂をめぐり、ネット書店に事前予約が殺到したため、出版元の幻冬舎が22日に5万部の重版を決めたことが分かった。発売前に本の重版が決まるのは極めて異例。当初は初版10万部を予定していたが、15万部で売り出す見通しとなったという。 幻冬舎によると、﹁日本国紀﹂は約500ページの日本通史。縄文時代から昭和・平成まで2千年以上に及ぶ日本の変遷を、ベストセラー作家の百田さんが書き下ろす。 今月15日にネット書店のアマゾンで予約の受付を開始すると、多数の予約が寄せられ﹁本の売れ筋ランキング﹂で1位に。22日︵午後8時現在︶も、既刊本を抑えてランキング1位を守っている。 幻冬舎の担当者は﹁著者の百田さんがツイッターなどで触れているほかは特別な宣伝もしていない。反響の大きさに驚いている﹂。その上で﹁平成の終わりが迫るなかで天皇を中心としたこの国
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