文部科学省の国際統括官、川端和明容疑者(57)がJAXA=宇宙航空研究開発機構に出向中、東京の医療コンサルティング会社の業務に便宜を図った見返りに、この会社の元役員から140万円相当の飲食などの接待を受けていたとして、収賄の疑いで東京地検特捜部に逮捕されました。
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文部科学省の私立大学支援事業を巡る汚職事件に絡み、東京医科大学(東京)が今年2月の入試で、受託収賄容疑で逮捕された同省前局長・佐野太容疑者(59)の息子が受験した1次試験の結果に10点を不正に加点していたことが関係者の話でわかった。これにより、2次と合わせた息子の試験結果は、辞退者が出れば合格の可能性がある補欠枠から正規の合格枠のラインまで引き上げられ、息子は合格していた。 関係者によると、佐野容疑者の息子が受験した同大医学科の一般入試では、数学・理科・英語のマークシート方式などによる1次試験(計400点満点)で、2614人中、451人が2次に進んだ。息子は元々2次に進める成績だったが、同大の臼井正彦前理事長(77)と鈴木衛前学長(69)が入試担当職員に指示し、10点を加点させたという。
文部科学省の私立大学支援事業をめぐる汚職事件で、前科学技術・学術政策局長の佐野太(ふとし)容疑者(58)=受託収賄(じゅたくしゅうわい)容疑で逮捕=が、東京医科大側に事業申請書の書き方を指南したことについて「個人的なアドバイスで、事業に関する権限はなかった」と供述していることが11日、関係者への取材で分かった。見返りとされる息子の入試合格についても「頼んでいない」と賄賂の認識を否定していることも判明。東京地検特捜部は申請書の作成指南と入試合格の経緯を詳しく調べている。 特捜部は「私立大学研究ブランディング事業」の選定で東京医科大に便宜を図るよう依頼を受け、見返りに同大を受験した息子を合格させてもらったとして佐野容疑者らを逮捕。贈賄の疑いで同大の臼井正彦前理事長(77)らを在宅で調べている。 関係者によると、佐野容疑者は調べに対し、事業申請書の作成を臼井氏に指南したことは認めつつ、「個人的に
文部科学省の前川喜平前事務次官(62)が自身の講演で平成27年9月、安保法制に反対した学生団体「SEALs(シールズ)」などが国会前で行った集会に参加していたと話した。当時、前川氏は文科省の審議官で翌年の6月、事務次官に就任した。公務員で、しかも省庁事務方のトップを担い、加計学園問題でも参考人招致を受け、今も積極的に発言している前川氏が従来から安倍政権に批判的だったことを自ら認めた形だ。 前川氏は今月2日、福島市の福島県文化センターで開催された「前川さん大いに語る」(主催・前川さんの話をきく会実行委員)で講演した。 前川氏は2時間近くに及ぶ自身の講演の終盤近くになって、「ここだけ内緒の話ですけど」と前置きして「2年前の9月18日、国会前にいたんです」と切り出した。 前川氏は「集団的自衛権を認めるという解釈は成り立たない。立憲主義に反する」と述べ、安保法制が参議院で成立した日だったから
人事課長が隠蔽(いんぺい)に加担、早稲田大への口裏合わせ依頼……。文部科学省の「天下り」あっせん問題で、20日に発表された内閣府再就職等監視委員会の調査結果からは、官僚トップ自らの関与に加え、組織的に規制違反の発覚を免れようとした行為も浮かび上がった。 「最初に事実を見た時には驚いた。現在までの調査の中で、こうした組織的なものが発覚したのは初めてということになると思う」 20日午前、東京都内で記者会見した再就職等監視委員会の担当者は、こう語った。文科省での組織的な天下りは、再就職あっせんなどを規制した改正国家公務員法施行直後の2009年ごろから行われていたという。 監視委は、調査時に同省の人事課職員が「天下り」に関する事実を隠蔽した行為について「想定問答を作成し、関係者間でメール、電話などで調整していた」などと説明。こうした行為の報告を受けた人事課長は、監視委の調べに対し、「隠蔽行為に加担
参院文科・内閣委員会連合審査会で、加戸守行前愛媛県知事(左)に挨拶する前川喜平・前文部科学事務次官=10日午後、国会・参院第1委員会室(斎藤良雄撮影) 青山繁晴参院議員(参院)「日本に獣医師の不足はないから、愛媛県今治市に加計学園が新たに獣医学部をつくることは行政をゆがめることであるという趣旨で発言していると思うが、(獣医師をめぐる)実態はご存じか」 前川喜平・前文科事務次官「違います。獣医学部の新設について一律に申請を受け付けないという告示があるが、告示に対して特例を設けるかどうか、あるいは告示の撤廃を考えるかどうか、獣医学部の入学定員について定員管理をするというポリシーを捨てるか捨てないか、これは政策論議をすべき問題で、それは国家戦略特区を舞台にして議論することもできるでしょうし、一般論として議論することもできる。 この規制緩和をすべきかという問題と、結果として加計学園に獣医学部の新設
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