保守系団体がアイヌ民族をテーマにして21日に札幌市白石区民センターで予定している講演会について、市民団体が﹁ヘイトスピーチに当たる﹂として、札幌市や白石区に会場使用承認の取り消しを求めていることが20日、分かった。白石区は﹁条例上の不承認や取り消しには該当しない﹂として、予定どおり使用を認めることにしている。 ﹁あなたもなれる? みんなで“アイヌ”になろう?﹂と題した講演会で、主催は日本会議北海道本部。﹁科学的アイヌ先住民族否定論﹂と題して医師の的場光昭さんが、﹁これまでのアイヌ政策、これからの﹃アイヌ新法﹄﹂と題して元道議の小野寺秀さんが講演する。 これに対し、道内を拠点にヘイトスピーチに反対する活動をしている市民団体﹁クラックノース﹂が﹁題目が差別扇動性に満ちている﹂などとして12日、施設使用制限を求める要望書を白石区や札幌市などに提出した。要望書では﹁アイヌ独自の民族としての一体性を
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