︻万博開催の懸念︼﹁なぜここに誘致したのか﹂港湾関係者の怒り 深刻な“渋滞”&“物流停滞”の懸念 会場アクセスは橋・トンネルの2つのみ 来年4月開幕の大阪・関西万博まで1年を切る中、﹁建設費・運営費の上振れ﹂﹁海外パビリオンの建設の遅れ﹂など、万博開催への不安や批判の声が相次いでいますが、﹁交通渋滞﹂という私たちの生活に直結する重大な課題が浮上しています。取材を進めると、会場となる人工島﹁夢洲﹂特有の問題が浮かび上がり、関係者からは﹁20年以上前から指摘しているのに、なぜここに誘致したのか﹂という怒りの声も聞かれました。 会場となるのは、大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲ですが、万博の開催期間中には最大23万人近くが来場すると想定されています。1日あたりの平均来場者数は約15万人と見込まれ、これは2023年度の東京ディズニーランドとディズニーシーを合わせた1日あたりの平均来場者数の約2倍にあたりま