スペイン国王への﹁破格の厚遇﹂ 2017年7月12日の夕刻。ロンドンのバッキンガム宮殿で盛大な晩餐会が開かれた。 この日の主賓は英国を公式訪問中であるスペインのフェリーペ6世国王とレティシア王妃。美人の誉れ高い王妃は鮮やかな赤のドレスに、ブルボン家の白百合をあしらったダイヤのティアラで登場した。 夫妻をもてなすエリザベス2世女王は、スカイブルーのアクセントの付いた白のドレスに巨大なアクアマリンのティアラとネックレス。この宝石は1953年の戴冠式の折にブラジル大統領と国民からプレゼントされたものだ。 またこの日の晩餐会には、女王の孫ウィリアム王子の妻キャサリン妃も出席しており、女王から借りた豪奢なダイヤとルビーのネックレスが特に注目を集めていた。 しかしこれら女性王族たちのファッション以上に注目すべきなのは、190センチを優に超える長身のフェリーペ国王が佩用︵はいよう︶する勲章である。 それ
![英国王室「異例の勲章授与」とブレグジットの深い関係(君塚 直隆) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e056c6afa1a0ce7fecd26022ec620bc7e9224450/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2Fc%2F1200m%2Fimg_8c9464a469bdda9881c93257da5ee739143859.jpg)