「共喰(ともぐ)い」で芥川賞を受賞した田中慎弥さん(39)は、ジャケットに紺のタイ、デニムパンツという服装。5度目のノミネートを経ての受賞だったが、その顔に笑みはなく、浮かない表情で会見場に登場。脱力したような、斜に構えたような態度で席についた。 --まず一言 「確か、(米女優の)シャーリー・マクレーンが何度もアカデミー賞にノミネートされた末にようやく取ったとき、『私がもらって当然だと思う』と言ってたらしいが、だいたいそういう感じです」 《会場、爆笑》 「4回も落とされたので、断るのが礼儀といえば礼儀。でも私は礼儀を知らないので、(芥川賞を)もらうことにした。断って、気の小さい選考委員-都知事が倒れて都政が混乱してはいけないので。都知事閣下と都民各位のために、もらっといてやる。もう、とっとと終わりましょうよ」 《体をひねって嫌がる田中さん》 --今回は東京ではなく地方在住の作家の受賞が
「いま世界中で興行記録をぬりかえている、ティム・バートンの最新映画のモチーフとなった児童小説は?」 「ビートルズのジョン・レノンが影響を受けたと言われるイギリスの幻想小説は?」 「テリー・ギリアムが大好きで、新作や前作の映画でモチーフにしたファンタジーは?」 「『ロリータ』の作者ナボコフが、ロシア語翻訳して母国で出版した少女小説は?」 「世界中のこどもたちに愛されるイギリスの小説は?」 ――世界中の映像・音楽・文学・漫画といったあらゆるポップカルチャーに影響とインスピレーションを与え続けている、イギリスの児童小説「Alice's Adventures in Wonderland(不思議の国のアリス)」が、日本を代表するイラストレーターの一人であるokama氏の挿絵とともに訳も一新されて、文庫で登場した。 その売れ行きも好調で、なんと発売1週間で重版が決定。 (c)okama/「新訳 ふしぎ
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