スタッフから英語を学ぶ石田響さん(左)。「少しずつでも学びたい」と自主夜間学校での勉強に臨む=1月、京都市北区 学びたい人が誰でも自分のペースで学びを続けられる場所を作ろうと、京都市で自主夜間学校の開校準備が進められている。市内には自治体運営の夜間中学があるが、居住地や通学日数の条件など公立ゆえの制約もあり、より広い受け皿を作ろうと元教員らが立ち上がった。「いいあす京都」という校名も決まり、すでに4人が学習をスタート。「公立と自主夜間が両輪となり、学びのセーフティーネットを築いていきたい」と、5月ごろの開校を目指し準備を加速させている。 「学びたい」応えるため「学習者もスタッフも、みんなが手を取り合って学び、『良い明日』を作る場所にしていきましょう」 2月上旬、京都市北区で開かれた設立準備委員会で、代表の川端宏幸さん(61)が決定したばかりの校名に込めた思いを語ると、出席者から大きな拍手が
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