客船でのクルーズ旅行が世界的なブームだ。 特に2000年以降のクルーズ人口は順調な右肩上がりで、アメリカを中心に世界各国で10万トン︵定員2000人前後︶の大型クルーズ船が年間10隻以上建造され続けている。 2010年のデータによると、世界のクルーズ人口は約1400万人。そのマーケットの60%以上を占めるのがアメリカ人で、年間の乗船者数は約1000万人だ。1990年の同国のクルーズ人口は350万人だった。つまり20年で3倍近く伸びていることになる。単純に計算すると、アメリカ国民の約20%がこれまでにクルーズを体験。さらに潜在的予備軍を含めると、今後3年で年間5000万人がクルーズを楽しむだろうと推測されている﹁CruiseLines International Association﹂データ参照︶。 ちなみにクルーズ人口の多い国、第2位は英国で年間約150万人。1990年にはわずか18万
![【Tokyo】クルーズが世界的な流行の中、なぜ日本が乗り遅れているのか? - 日経トレンディネット](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/79bab0c18ae0420691aa032ab5265c56922c8724/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftrendy.nikkeibp.co.jp%2Farticle%2Fcolumn%2F20110811%2F1037214%2F01_px400.jpg)