書評に関するISADOKのブックマーク (4)
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今年の一年早くない? トシ取るほど時の流れを早く感じるのは知ってるけど、今年は特に、あっというま感がすごい。恒例のこの記事、もう書くの!? と思ってる。 毎年、﹁人生は短く、読む本は多い﹂と能書き垂れるが、今年は、﹁人生は加速的に短く、読む本は指数的に多い﹂と変えておこう。 そして、昨年と比べると、世界はずいぶん変わってしまった。 基本的に外に出ない、人と会わないが普通になり、マスク装備が日常になった。オフ会や読書会でお薦めしあった日々は過去になり、代わりにZoomやチャットでの交流が増えた。 ポジティブに考えると、そのおかげで、読み幅がさらに広がった。わたし一人のアンテナでは、絶対に探せない、でも素晴らしい小説やノンフィクションに出会うことができた。お薦めしていただいた方、つぶやいた方には、感謝しかない。 さらに、今年は本を出した。 ブログのタイトルと同じく、[わたしが知らないスゴ本は、
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﹃ブルマーの謎﹄は、最近ではすっかり見ることもなくなった女子体操服の﹁ぴったりブルマー︵密着型ブルマー︶﹂をテーマにした一冊である。長年研究を続けた社会学者が手掛けており、ブルマー研究の決定版とも言える内容だ。しかしこの画期的な研究が始まったのも、ゼミ生たちとの苦し紛れのやり取りから生まれた﹁偶然の産物﹂であったという。当時、山本ゼミに所属していた小松聰子さんに、ブルマー教授誕生までの秘話を寄稿いただいた。︵HONZ編集部︶ 今、私の中では嫉妬の炎が燃えまくっている 。そう、我らがブルマー教授こと山本先生がとうとうブルマー本を出されたのだ。これが身悶えずにいられようか。 なぜ、私がこんなにもムズムズとしているのか、それを説明するためには15年以上も前に時計の針を戻さなくてはならない。私は本書の著者、山本雄二教授のゼミに所属する大学3回生であった。卒業グループ研究のテーマを決める打ち合わせの
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君は﹃ダンジョンズ&ドラゴンズ﹄(Dungeons & Dragons :以下D&D)を知っているか。 D&Dは紙と鉛筆とサイコロ、世界観や数値が記載されたルールブック、それに自身の想像力/対話を駆使して複数人で行うテーブルトークアールピージー(以下TRPG)である。1974年に発売された本作は世界中で流行し、プレイヤーが冒険者になりきってファンタジー世界を探索する世界初のロールプレイングゲームと呼ばれる。数えきれないほど多くのクリエイターが本作から受けた影響を表明しており、TRPGをやったことがなくともD&Dの名は知っている人も多いだろう。 ゲイリー・ガイギャックスはこのD&Dを生み出した人物であり、本書はそんな偉大な男の伝記である。これがもう、めちゃくちゃおもしろい。その人生は波乱万丈。幼少期からゲームにのめり込んで高校は中退、仕事もゲームをやっていてクビになる。独創的なゲーム・アイデ
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26日、ネットをしていたら香ばしいニュースが飛び込んできました。 ■伊藤隼也︵医療ジャーナリスト︶が自著で﹁うつ治療﹂関連のデマを流して騒動に 記‥山本一郎 | 個人投資家 2016年6月25日14時2分配信bylines.news.yahoo.co.jp 記事を二度三度読み返しましたが、随分と雑な調べで書いたものだなぁというのが最初の印象です。 どう読んでも伊藤氏に対する山本氏の恣意的な嫌悪感が見え隠れしてしまうのですが、大真面目にこの記事を書いたのだろうと仮定した上でこの記事の総合的な評価をさせて頂きますと、山本氏はこの類の本の読み方や内容の受け止め方、精神疾患と向き合っている一般人がどういう気持ちで精神医療界隈と向き合っているのか、そういう意識面について、語れるだけの理解がなかったと言わざるを得ません。 特に目についた点だけですが、記事のコメント欄に、不可解な点をご指摘させて頂き
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