金 正恩︵キム・ジョンウン、きん しょうおん[2]、朝: 김정은[3]、1984年[注1]1月8日 -︶は、朝鮮民主主義人民共和国︵北朝鮮︶の政治家。同国第3代最高指導者︵2011年 - ︶、朝鮮労働党総書記。 第2代最高指導者で朝鮮労働党総書記であった金正日の三男。2011年の父の死により事実上最高指導者の地位を継承した[注2]。朝鮮労働党総書記、国務委員会委員長、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長、朝鮮労働党政治局常務委員、国家武力最高司令官を務める[6][7]。党内序列は第1位[8]。軍事称号︵階級︶は共和国元帥[9]。2019年4月の社会主義憲法改正により国務委員会委員長は国を代表すると規定され、名実ともに元首に位置付けられた[10][11]。 経歴 幼少期 金正恩は北朝鮮の第2代最高指導者である金正日の三男として生まれた。母は北朝鮮帰国事業で北朝鮮に渡った日本人の母と朝鮮人の父を